2023/02/04スタッフブログ

ルイヴィトン/時計の買取について | かんてい局つくば店

有名ブランド、ルイヴィトンといえば、バッグや財布を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか？それだけでなく、なんと時計も製造、販売しています。ルイヴィトンの時計とは一体どのような物なのでしょうか？ブランドの歴史から時計についてご紹介していきます。

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ルイヴィトンの歴史

ルイヴィトンの誕生

1854年、トランク職人だったルイ・ヴィトンは旅行カバン専門店をフランスにオープンさせました。ルイヴィトンはそれまで約20年、職人として腕を磨き、フランス王室から注文を受けるほどの腕前だったといわれています。

世の中の移動手段が馬車から鉄道へと変化する中で、元々は丸蓋だったトランクを積み重ねて運べるように四角く改良し、革素材から防水加工を施したキャンバスに作り替えたのです。利便性、耐久性、軽量性に優れたルイヴィトンが開発したトランクは瞬く間に大評判となります。優れた感性と技術でその後も旅行用製品を次々と世に送り出します。

模造品対策から誕生した柄

1880年、ルイ・ヴィトンの息子、ジョルジュ・ヴィトンが継承します。その頃、同業者による粗悪なルイヴィトンのコピー品も多く出回り始めていました。人気のものには必ずコピー品も出回ります。ルイヴィトンも例外ではありませんでした。

そこで、コピー品対策として日本の市松模様をヒントにして「ダミエ」を開発しました。

フランスでは、1878年の万国博覧会において日本文化ブームが沸き起こっていました。ジョルジュも日本文化をとても好んでいたといわれています。

しかし、「ダミエ」もそのシンプルなデザインからすぐにコピー品が作られてしまうのです。

その後、開発されたのが「モノグラム」です。「L」「V」「花」「星」のシンボルを並べたパターンで、日本の家紋をヒントにして作られました。この複雑な模様を職人が一つ一つ、手で描き上げるためコピー品が激減しました。また、「モノグラム」はパリで瞬く間に人気となり、大ブームとなります。現在でも売り上げの60%を占めるモノグラムは色あせることなく受け継がれています。

時計製造の参入

ルイヴィトンの時計、「タンブール」は2002年に誕生しました。2009年、スイスにある自社工房で自社製造ムーブメントの開発に成功しました。

2011年には世界三大機構の一つ「ミニッツリピーター」を搭載した「タンブールミニッツリピーター」も発表しました。この複雑な機構を自社製造のムーブメントで作り上げたという偉業は大きな話題になりました。同年、世界最大の時計展示会「バーゼル・ワールド」に初参加し、タンブールの新作6シリーズ17モデルを発表し、時計界に大きな存在感を与えることになりました。

ルイヴィトンの時計

由来

ルイヴィトンは「旅」がブランドコンセプトのひとつとなっているように、こちらの時計も旅に関係する時計です。16世紀、ドイツで作られた初めての旅行用時計「ドラムウォッチ」をモデルに作られました。その名のとおり、太鼓のようなケースが特徴的な時計です。

「タンブール」は、それに加えてGMT、GMTアラーム、方位計測機能など旅で使用できる機能が搭載されているモデルも多くあります。タンブールという名前も、フランス語で太鼓を意味します。

ちなみに、2005年登場のバッグ、「スピーディ」はタンブールのケース形状やデザインを引き継いだコレクションとなっています。

スピーディ30 モノグラム

デザイン

ケースはまさに太鼓のようなフォルムが特徴的です。分厚いケースの側面に「Louis Vuitton」のロゴを1周させることでスタイリッシュな仕上がりになっていて、この分厚いケースに、太鼓のように風防と裏蓋がせり出す形状です。ラグがなく特殊なパーツでベルトが取り付けられています。またベゼルも薄く、文字盤が見やすいデザインとなっています。

派生モデルに「タンブールムーン」があります。タンブール15周年記念につくられました。ケース側面が内側に湾曲していて、くびれのような形をしているので分厚いケースが視覚的にすっきりとしたデザインの時計です。

なかなか目にかかることの少ないルイヴィトンの時計ですが、一目見ただけでルイヴィトンであることがわかる点でデザイン性に優れていることがわかりますね。

タンブールムーンのケース側面

機能性

ルイヴィトンは「LVMH（モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン）」という多くの有名ブランドを傘下にかかえる巨大ブランドグループの一つにあります。そのため腕のいい職人や強力なコネクションを持ち、時計の性能も非常に素晴らしいのです。そうしたことからルイヴィトンの時計のムーブメントは自社製造です。ルイヴィトンは時計製造の歴史が浅いながらも、マニュファクチュール化に成功しました。自社一貫体制で時計を製造しているメーカーのことを「マニュファクチュール」といいます。

さらにルイヴィトンは「コンプリケーション」と呼ばれる、クロノグラフやGMTなどの複雑な機能の付いた時計の製造が得意です。時計製造にも長けたルイヴィトンがブランドの頂点といわれることにも納得です。

ルイヴィトンいろいろ

なぜルイヴィトンは高く買取できるのか？(リセールが高い理由)

ルイヴィトンは中古品であっても買取や販売は高額になります。また、愛用して使い込んだお品物であっても買取することができるブランドです。買取金額が0円になることはほとんどありません。

その理由はいくつかあります。定価そのものが高いのもそうですが、一つはアウトレット品がないことです。セールも一切行わないルイヴィトンは、流通量をコントロールして価格を下げない努力をしています。また、高級ブランドであるがゆえに中古品であっても需要があります。そしてかんてい局つくば店では独自の販路もあります。そのため、ボロボロであってもお買取することができます。

もちろん時計も例外ではありません。一部の買取店では、動いていない時計のお買取ができないことがあります。かんてい局つくば店ではお持ち込みの際に動いていなくてもお買取することができます。修理が必要な場合は差額分は査定金額から引かれますが、ルイヴィトンのようなブランド時計ですと、高額買取が期待できます。箱や付属品がなくてもお買取することができます。

シリアルナンバー

ルイヴィトンの製品にはシリルナンバーという製造国と製造年数がわかる刻印が入っています。時計も、ベルトの内側に刻印されています。例えば、こちらのお品物ですと下段のアルファベットと数字がシリアルナンバーにあたります。「SN0155」と入っていますね。これは、2015年の第1週にスペインで作られたことを示します。製造国によってアルファベットが違ったり、製造年によって数字の読み方が違うので調べてみるととってもおもしろいですよ（＾ｖ＾）

お手入れと査定

時計はとても繊細です。普段から身につけるものであるからこそ、丁寧に扱うことが大切になります。キズや汚れなどの使用感は査定金額に関わってきますので、身につけていない間は汚れを綺麗に拭きとってから付属の箱や袋にしまうことをオススメします。査定の際には、そうした付属品もあればご一緒にお持ちいただくことや、修理に出す際はルイヴィトンの正規店で修理を行うことが高額査定に繋がります。故障した際、正規のパーツではないものと交換してしまうと、ルイヴィトンとしての査定金額をお出しすることができなくなることがあります。

ルイヴィトンの時計のご紹介

タンブールムーンディヴァインMM (QA019Z)

かんてい局つくば店買取金額￥200,000

※2024年2月4日現在の買取金額になります。市場の動向等で金額が上下する場合がございます。

文字盤の花の模様がかわいらしい時計です。ケース側面が内側に湾曲していて、女性でもスラっと身につけることができます。ベルトは女性に人気のアズールとなっています。インデックスには時刻がなく、インナーリングにポイントとして入っています。花の形に沿ってダイヤモンドが敷き詰められていて、華やかな時計です。

タンブールホライゾン V2 (QA052Z)

かんてい局つくば店買取金額￥120,000

※2024年2月4日現在の買取金額になります。市場の動向等で金額が上下する場合がございます。ー

タンブールホライゾンはスマートウォッチです。充電タイプで、様々な機能が備え付けられています。ホライゾンの基本的機能として「My Flight」機能と「City Guide」機能があります。My Flight機能はフライトの時刻や遅れ、ゲート情報、ターミナル、着陸までの残り時間を知らせてくれます。City Guide機能は世界7都市の名所を教えてくれ、GPS機能を使って最寄りのレストランやホテルを検索することができます。

また、ルイヴィトンの時計アプリと連携してペアリングすることで文字盤をカスタマイズすることができます。ベルトもワンタッチで自分好みに変えることができ、レザー、キャンバス、ラバーなど素材も色々、モノグラム、ダミエなどラインも豊富にあります。