2020/02/18スタッフブログ

アニエスベーの買取について｜質屋かんてい局つくば店

今回は、アニエスベーについてご紹介いたします。

アニエスベーというブランドはどの世代にも支持されていますが、比較的若い世代に人気があるように思えます。流行の波に左右されない大人っぽいフレンチカジュアルとしての芯があるため、今後もその人気は続くことでしょう。では、その人気は具体的にどのような部分に起因しているのか詳しく話していこうと思います！！

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茨城県最大の質屋かんてい局つくば店

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アニエスベーの歴史

アニエスベーというブランドは1975年に、アニエス・トゥルブレによってパリ1区レアール地区に立ち上げられたファッションブランドです。当時この地区は急激に発展しており、アニエスベー1号店はオフィスやアトリエとしてだけではなく、表現の場、あるいは出会いの場としても利用されていたそうです。壁にはグラフィティやポスターなどが貼られ、自由に座って話ができ、音楽を聴くことができる場所だったと言われています。日本ではあまり見られない光景ではないでしょうか。

その自由さというものは創作にも見られました。アニエス・トゥルブレはこう言います。「私は毎日のように着ていたスウェットシャツをもっと実用的にしたいと思って、大きなハサミで切ってみたのです。何かを創り出しているなんて気が付きもせずにね！」

これがカーディガンプレッションの始まりでした。

そして、このような大胆な思い付きとフレンチカジュアルとしてのファッション性が人気を呼び、1980年にニューヨークのソーホー地区に2号店をオープンしました。その勢いは留まらず、今度は様々な層に向けた店舗をオープンします。パリのジュール通り2番地に子供服のラインであるアニエスベーアンファンをオープンし、ジュール通り3番地にはメンズ服のラインであるアニエスベーオムをオープンしました。

そして1983年に東京に支社を設立したのち、1984年に東京の青山にショップをオープンすることになります。『東京のアニエスの家』と名付けられたショップは賑わいに溢れていたそうです。また、アニエスベーはイギリス、香港、スイス、オランダにも進出しており、その人気を確固たるものにします。

他にも、株式会社セイコーとライセンス契約を交わし、腕時計のラインも開始しました。アニエスベーの時計はきれいで大人っぽいデザインで、普段使うにはぴったりの時計になっています。

2015年にはアニエスベー設立40周年を迎え、パレ・ド・トーキョーでファッションショーを開催しました。

創設者アニエス・トゥルブレという人物

アニエスベーを語るには、アニエス・トゥルブレという人物について語る必要があります。アニエスベーというブランドを一代で急成長させたアニエス・トゥルブレとはいったいどのような人物なのでしょうか。

アニエス・トゥルブレは1941年に弁護士の娘として生まれました。美術館の学芸員を目指してヴェルサイユ美術学校に進学しましたが、卒業後は雑誌出版社の編集者となり、子供向けのファッションを担当しました。執筆した記事への署名は準備していなかったそうです。そして、「アニエスベーとだけ書いておいて」と彼女は言いました。これがのちにブランド名として使われるようになったのです。

彼女が目指すファッションとはなんでしょうか。

「私にとって服は、その人に合うかどうかというフィーリングがすべてで、表現手段の1つに過ぎないのです。誰かをいい気分にしたり、魅力を感じてもらったり、より良くすることができれば嬉しいです。」

また、彼女は一号店を開店したのちにこう残しています。

「私は長い間、その時々のトレンドではなく、とてもシンプルな服、そしてそれらと組み合わせるいくつかの女性らしい服を見せる場所が欲しかったのです。私はシンプルで、少し粗野な素材、そして着心地のよい素材が大好きです。」

この言葉の通り、アニエスベーというブランドは日常生活に根差したものであり、なおかつその人に合った自由さというものが見ることができます。そして、そのスタンスが高いレベルで実現されていることによって、不動の人気を勝ち得ているのです。

現代アートとしてのアニエスベー

アニエスベーの人気はファッションだけではありません。アニエス・トゥルブレは1984年に現代アートギャラリーとしてギャラリーデュジュールをオープンしました。

「私は自分の好きなものを見せるギャラリーを作りたかったのです。ギャラリーと呼んでいるけれど、物事の色々な側面を見せるための場所、といえるのではないかしら。イメージを拡散する新しい方法を考え出して、皆がそれにアクセスできるようにしたいと思っています。」

前述したように、パリにオープンした1号店は交流の場としても利用されていたことからも、彼女が対話を通して創作をしていたということが窺えますね。そして、その対話には多くのアーティストの作品を残しました。

1986年にはアニエスベーの原点とも言えるカーディガンプレッションの写真がアートとして、アートデュジュールに展示され、著名な写真家64名の作品は写真集としても出版されました。

他にも、電子化の時代にあえて紙での作品を世に出します。『ポワンディロニー』の創刊です。ポワンディロニーは年に約4回のペースで発行され、アニエスベーとハンス＝ウルリッヒ・オブリストがアーティストを招待し自由に作品を展開しています。この作品のアイデアは、紙の作品にすることによって触り、読み、額装したり、集めて保存するという自由さに着想を得ています。

さらに、アニエスベーは映画界とも関係が深く、独自の映画製作会社「Love Streams Productions」をパリに設立します。そしてアニエス・トゥルブレ自ら監督として長編映画『わたしの名前は…』を制作しました。これは2014年4月23日にフランスで公開され、世界各国の映画祭にて上映されました。

アニエスベーの製品

アニエスベーの製品は服やバッグだけでなく、雑貨や化粧品、香水などにも及んでいます。こうした製品の根底には、日常生活をより豊かにするというテーマがあるのでしょう。アニエスベーの製品について、最近発売された腕時計とハンカチが特徴的でした。

アニエスベーのセイコーウォッチ

アニエスベーのセイコーウォッチは2019年で30周年を迎えました。それに際して、秋冬特別仕様の数量限定モデルが販売されました。パッケージにはアニエスベーが撮影したパリの夕焼けの風景写真と、30周年を祝うメッセージカードが添付されています。

バレンタイン製品

バレンタインは多くの業界が注目する一大イベントの一つですよね。日本ではお菓子業界はもちろんのこと、ファッション業界も大きな盛り上がりを見せました。アニエスベーでもバレンタインに際して紳士用のハンカチを新たに販売しました。これは春に販売を開始した婦人用に続くモデルとなっています。デザインはシックでカッコよくで、バレンタイン以外のイベントの贈り物としてもオススメです。