ロンジンの買取について | かんてい局つくば店
ロンジンといえばアンティーク時計です。初めてアンティークの時計を手にする方にも間違いない、オススメの時計ブランドです。ロンジンの名前の由来は、フランスの古語で「小川の流れる花の咲き乱れる野原」という意味から来ています。アンティーク時計が好きなファンの方も多く、コレクターにも人気のメーカーです。オメガやロレックスは知っているけどロンジンは知らない…という方にもブランドの魅力について知っていただけたら幸いです(#^^#)
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ロンジンの歴史
ロンジンの創設
1832年、スイスのサンティミエにてオーギュスト・アガシが小さな村で時計を作り始めたのが始まりです。時計製造販売会社の共同経営者に就任したことによってロンジンがスタートしました。ロンジンは時計の有名ブランドが集うスイスの中でも歴史の長い時計メーカーで、ロンジンのために列車の駅ができたり、道が整備されたといわれるほどのブランドです。
ロンジンは元々、懐中時計の製造技術に長けていました。1900年前後には、北極海探検といった厳しい環境下で活躍する冒険家を支える精密な時計も製造していました。
パイロットウォッチの製造
1919年にロンジンは国際航空連盟に公式認定され、パイロット時計製造をスタートさせます。ロンジンの名が広まったのは、1927年の世界初の単独大西洋無着陸横断飛行を成功させたチャールズ・リンドバーグに考案され、ロンジンがパイロット時計を製造した時です。それが、1931年に発表されたアワーアングル・ウォッチです。1935年にはロンジンウィームスセコンドセッティング機構を開発しました。1936年にはフライバッククロノグラフ、1939年にはスプリットセコンドを搭載した自社ムーブメントを開発し、パイロットウォッチの雄として地位を築いていきました。
ロンジン全盛期
ブランドとしての全盛期は19世紀後半から20世紀前半で、1867年に「レ・ロンジン」と呼ばれる工場を建設し、同年パリ万国博覧会で銅メダルを受賞しました。その後ロンジンは、近代的な製造方法で懐中時計を量産し、歴代万博で合計28個の金メダルを獲得し、最も受賞数の多いブランドとしての名誉を獲得します。当時の知名度は現代のロレックスに匹敵するほどであったと言われています。
精度の高い高級時計を製造しているメーカーとして、様々な賞を受賞し、懐中時計の裏蓋には受賞歴ののマークが刻印されていることがあります。オリンピックなどの世界スポーツの公式時計として採用されたり、一流メーカーでありながらユニークなデザインの時計を製造したりと、伝統と新しい挑戦を両立させてきたブランドです。
現在のロンジン
現在の高級時計のロレックスやオメガと比べると、ロンジンは知名度が低いように思われます。そうなってしまった理由は、1980年代に起こったクォーツショックが原因です。クォーツショックは、セイコーが水晶を使ったクォーツムーブメントを開発したことにより、それまでの機械式時計の存在を揺るがしてしまった出来事です。
現在は97%がクォーツムーブメントの時計となっており、機械式時計は3%しか利用されていません。クォーツ時計はボタン電池を交換するだけなので簡単で精度も高く実用的なのですが、機械式時計は修理に高額なオーバーホールが必要となります。クォーツ時計の登場によって、機械式時計は趣味としてのコレクションやコアなファン向けのものとなってしまいました。これにより、多くの時計メーカーの倒産が相次ぎ、ロンジンも規模縮小となりスウォッチグループに買収されました。現在はスウォッチグループの傘下として、上品さと渋さを兼ねそろえた大人なリーズナブルな価格帯の機械式時計を作り出しています。
ロンジンの時計の特徴
懐中時計
懐中時計といえば、時計の12時や3時方向にリューズやフックがついており、チェーンを通して衣類から離れないようにした時計です。
ロンジンの懐中時計は、定番の白い陶製の文字盤に青いブルースチール製の針の時計から、鉄道時計、宝飾時計、クロノグラフまで豊富にあります。ラインナップも豊富で、一つ一つの時計がしっかりと作りこまれている点も人気の理由です。
懐中時計にはいろいろな種類があります。蓋のないものをオープンフェイス、蓋のついているものをハンターケースとよびます。ハンターケースの名前の由来は、イギリスでハンターは狩猟馬の意味を持ち、乗馬の際の衝撃で風防が割れてしまうことを防ぐ目的で蓋がついたといわれているからだそうです。現代では、オープンフェイスのものであってもサファイアガラスを採用しており割れにくくなっているため、必ずしも蓋がないからといって割れやすいというわけではありません。
腕時計
1910年ころ、懐中時計の作りを受け継ぐ腕時計が製造されました。そこから、時代を映す時計が数々輩出され、パイロット用などの軍用時計、フォーマルな時計など幅広いシーンの時計があり、コレクションされる方も多くいらっしゃいます。
ロゴ
ロンジンの時計には文字盤に翼のついた砂時計のロゴがついています。このロゴは製造工場が建てられた1867年以降のモデルからついており、ブランド名とロゴは1889年に登録商標されました。世界知的所有権機関(WIPO)に登録されている中では最も古いものとして知られています。
ロンジンの時計の紹介
かんてい局つくば店 買取金額 ¥75,000-
※2024年2月9日現在の金額になります。市場の動向等で金額が上下する場合がございます。
ロンジンの時計で一番有名である、パイロットウォッチのアワーアングル・ウォッチです。こちらのモデルは文字盤がブルーとなっています。
航空機の経緯度が分かり、針の位置とベゼルの目盛りから時角を読み取り、今どこにいるか位置を正確に測ることができるため、パイロットのマストアイテムとなりました。
かんてい局つくば店 買取金額 ¥20,000-
※2024年2月9日現在の金額になります。市場の動向等で金額が上下する場合がございます。
懐中時計です。こちらは定番の白い文字盤にブルーの針がついているものです。12時方向にロンジンのロゴが入っており、シンプルながらもかっこいいです。ケース幅は42mmとなっています。
チェーンを付け、ジェケットなどのアウターにひっかけて着用することで、懐中時計の存在をさりげなくアピールすることができますよ!
かんてい局つくば店 買取金額 ¥120,000-
※2024年2月9日現在の金額になります。市場の動向等で金額が上下する場合がございます。
ロンジン一番人気の時計、マスターコレクション・ムーンフェイズです。月と曜日が入っており、トリプルカレンダーになっています。6時方向にムンフェイズが入っていて、オシャレですね。
革ベルトで上品ながらも機能性が高いので、どんなシーンでも合う時計です。
最後に
今回は高級時計ブランド、ロンジンをご紹介しました。ロンジンの魅力が伝わったでしょうか?
かんてい局つくば店では、ロンジンをはじめ、ロレックスやオメガなどの高級時計もノーブランドの時計もお買取を積極的におこなっております。
おうちにある使っていない時計や、愛用しているけど買い替えでお売りしたいと考えていらっしゃる時計はありませんか?付属品がなく本体だけの場合でも、動いていない時計でもお買取りできます。また、店頭販売も行っております。高級ブランドからお手頃な時計など幅広いラインナップがございますので、時計をお探しの方も是非お気軽にご来店ください。電話査定もおこなっておりますので、おおよその金額をお伝えすることも出来ます。
時計の電池交換や、オーバーホールの受付もしておりますので、お客様の大切な時計の修理をすることもできます。他のお店では電池交換できなかった時計でも、交換できる場合がございますので一度お店にお持ちください。オーバーホールも下代2万円~と、他店よりも比較的お安く行うことができます。
当店は質屋ですので、質預かりもおこなっております。大切なものだから売りたくないという場合でも、お品物を担保にして預けることでお金を借りる事が出来ます。ロレックスやオメガ、ロンジンなどの高級時計であれば高額融資も可能です!温度や湿度を管理したセキュリティ万全の質庫で保管いたしますので、お金が急に必要になった場合などに是非ご検討ください。
かんてい局つくば店スタッフ一同、皆様のご来店を心よりお待ちしております!
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