掛け軸の買取や販売ならかんてい局つくば店!!
掛け軸の買取について | かんてい局つくば店
こんにちはかんてい局つくば店です。
今回は、掛け軸の買取について紹介したいと思います。
よく、遺品整理や引越しなどで掛軸を持ち込まれる方が多いです。
一口に掛け軸と言っても、さまざまな種類の物があります。
なかでも、今回は、どのようなものが高く買取することができるのか?について説明したいと思います。
気になる方は、ぜひご覧ください。
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<目次> |
1.掛け軸のラインナップ
さて、掛け軸といっても非常に多様な種類があります。
掛け軸と言ったら、日本のイメージが強いかと思います。
実は、掛け軸の文化は中国から伝来したと言われています。
今回は、買取できる掛け軸についていくつか紹介したいと思います。
中国書画
中国書画は漢文と水墨画などが合わせて描かれている掛け軸です。
中国書画は歴史が古く、「南陳北崔」で知られる陳洪綬と崔子忠や斉白石・陳半丁・陳師曽・凌文淵の「京師四大画家」、黄公望・倪瓚・呉鎮・王蒙の「元末四大家」など、数えきれないほどの作家が存在します。「書聖」と呼ばれた王義之や顔法の始祖である顔真卿の名も外せません。
さて、中国書画の中には歴史的な価値のある作品も多く、高いお値段がつく可能性があります。
中国での掛け軸の最盛期は明代(1368~1644)と清代(1644~1912)でした。その時代に製作された作品だと、買取が高い可能性が高いです。
例えば、明の代表的な文人である沈周や周臣, 文徴明などが有名でしょう。明の画家は多くが文人にして活躍していました。この時代に人気を博した人物は、主に皇帝からの支持が厚く、知名度が高まったと言えるでしょう。
清の代表格は呉昌碩と、その弟子の斉白石が有名です。呉昌碩は清朝末期から近代にかけて活躍した画家、書家であり、清朝で最も人気を博したといっても過言ではないです。
他にも、張大千や鄭孝胥などの画家も高値が付きやすいです。
朝鮮美術は高句麗が発祥とされている、美術作品の総称です。中国美術と一色淡にする考え方もありますが、ここでは別のものとしてみたいと思います。朝鮮美術において、掛け軸がつくられるようになったのは14世紀以降になります。
風景画をはじめ、人物画などもあり、一見すると日本画に近い一面もあります。
江戸以前の画家
日本での掛け軸文化が始まったのは、安土桃山から室町時代にかけてと言われています。まさに、東山文化の賜物ともいえる掛け軸は、書院造のような建物の茶の間によく飾られる風景が、想起されるのではないでしょうか。
日本史の教科書で見かけるような、狩野永徳や狩野元信、雪舟等楊など国宝級のものも江戸以前に書かれたものが多いです。
雪舟等楊は水墨画の先師であり、狩野派は屛風絵の普及に大きく影響を与えた人物です。まさに、日本美術に強い影響を与えた人物といえるでしょう。
その後、海北派や円山四条派なども生まれ、壁画などでも有名な海北友松や、犬などの描写が得意な円山応挙が注目されるようになりました。
江戸以前に書かれたものは、非常に価値が高く、現存しているものも少ないです。
そのため、かなりの高確率で贋作であることが多いので、注意が必要です。
江戸の画家
江戸時代になると、室町時代に隆盛した、画家の弟子や一門が書いた絵に人気が集まりました。
狩野永徳を元祖とする狩野派、円山応挙を元祖とする円山四条派、尾形光琳を元祖とする琳派などのいくつかの派閥が生まれました。
また、伊藤若冲や白隠慧鶴といった個性派の画家も現れるようになり、江戸ならではの独特のタッチで描かれた掛け軸もありました。
また、江戸後期には南画や洋画を書いていた、与謝蕪村や渡辺崋山、亜欧堂田善や司馬江漢などの掛け軸も有名になりました。
江戸に鳴ると、顔料の種類が増えたおかげで、実に鮮やかな色彩の絵が売れるようになりました。
2.掛け軸のかんてい局つくば店でのお買取
ここでは、かんてい局つくばでの掛け軸の買取について紹介したいと思います。
後述で説明しますが、美術品の買取金額が不安定になりやすいです。
そのため、今回の買取金額はあくまで目安だと思っていただけると幸いです。
狩野探幽 「神農」
かんてい局つくば店 買取金額 ¥77,000-
※2021年5月12日現在の買取金額になります。市場の動向等で金額が上下する場合がございます。
呉昌碩「杏石図」
かんてい局つくば店 買取金額 ¥115,000-
※2021年5月12日現在の買取金額になります。市場の動向等で金額が上下する場合がございます。
横山大観 「富士白雲」
かんてい局つくば店 買取金額 ¥66,000-
※2021年5月12日現在の買取金額になります。市場の動向等で金額が上下する場合がございます。
隠元隆琦 「墨蹟一行」
かんてい局つくば店 買取金額 ¥75,000-
※2021年5月12日現在の買取金額になります。市場の動向等で金額が上下する場合がございます。
3.掛け軸の買取査定時のポイント
かんてい局つくば店では、掛け軸の買取に限らず、付属品の有無や、お品物の状態などにも注視して査定をしております。
今回は、掛け軸のような美術品の買取で見ているポイントや注意をいくつか紹介したいと思います。
掛け軸の年代について
前述のとおり、お値段が付く掛け軸はおおよそ安土桃山から江戸、明治初期に書かれたものがほとんどです。
そのため、比較的年代の新しいものの場合、相場が安くなることが多いです。
美術品買取の特徴として、はじめて作られた技法で描かれたものや、これまで見たことのないレイアウト、デザインのものに価値が付きやすいです。
逆に、どんなに素晴らしい物であっても、2番煎じになってしまうと、美術品としての価値を持たなくなります。
また、有名人が書いたものなどでも、流行り廃りによって、価格が流動的になりやすいです。
それらの理由も相まって、元祖と言えるような人物が描いた絵が高く評価されるのです。
近現代までに、掛け軸による芸能はある程度、確立されたため、新しい物だとお値段がつけにくいのです。
その点、あらかじめご承知ください。
作品の真贋について
掛け軸などは、コピーされやすい芸術作品の1つです。
そのため、肉筆証明書などがあると、スムーズに査定することができます。
我々も、真贋については細心の注意を払っておりますが、100%本物か偽物かを判定することはできません。
そのため、本人が書いたことを証明できるものを、合わせて持ってきていただける幸いです。
1点物の値段
美術品は一点物であることがほとんどです。そのため、相場を調べて値段を出すことが難しいお品物の1つです。
そのため、作品の情報がわかっているような場合でも、査定金額を見積もるのに時間がかかる場合もあります。
また、美術品の買取金額は基準となるものがないため、買った金額よりも高い場合もあれば、低い場合もあります。
そのため、金額にばらつきがあることを、あらかじめご承知ください。
4.最後に
今回は掛け軸の買取について書かせていただきました。
何人か画家を取り上げましたが、ここでは紹介しきれないほどの作家、画家がいます。
いくらになるか気になる方は、ぜひかんてい局つくば店へお越しください。
また、かんてい局つくば店では、骨董品や古美術作品の買取にも力を入れています。
絵画や日本画、彫刻など有名作家の作品は+αで買取できる可能性が高まります。
かんてい局つくば店の販売ブースに来ていただければ、わかるのですが壁面にはお客様から買取をした絵などが飾られています。
家に眠っている…
引っ越しで不要になった…
遺品整理など様々な場面で持ち込まれるお客様が多いです。
是非とも、気軽にご利用ください!
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