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ロマネコンティの買取について|質屋かんてい局つくば店

ロマネコンティの買取について|質屋かんてい局つくば店

こんにちは、かんてい局つくば店です。今回はロマネコンティについてご紹介したいと思います。ロマネコンティは恐らく世界で一番高いワインです。YoutuberのHIKAKINが買ったことでも有名です。そんな世界最高級のワインについて書きましたので、よかったらご覧ください。

 

<目次>

1.DRC社について 

 DRC社とは

 DRC社の歴史

 DRC社のワイン

2.ロマネコンティの良さについて

 フィロキセラ被害

 他のワインとの違い

3. かんてい局つくば店でのロマネコンティの買取について

 グランクリュモノポール1984

 グラン・エシェゾー2001

 モンラッシェ1984

4. 最後に

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1. DRC社について

DRC社とは

Domaine de la Romanee-Conti(ドメーヌ・ド・ラ・ロマネコンティ)ことDRC社は、フランスのブルゴーニュ地域圏にあるロマネ村で、赤、白ワインの製造をしているワイン醸造所です。ブルゴーニュ地域圏はかつてフランスの東部にあった地域圏です。現在では、4つの県によって成り立っています。特にロマネ村では、単独でAOCを名乗れる特級の畑が6つあります。それほど、気候や土地柄が優れていることを表しています。

DRC社の歴史

DRC社の歴史は古く、畑の所有権から始まります。1232年に、ヴォーヌのサン・ヴィヴァン修道院がワイン畑の利権を手に入れました。その後、この畑はクローネンブール家が購入しました。その後も様々な、家柄が周辺の土地を巡って争いを続けていました。1760年に、当時の所有者であったクローネンブールがこの土地を競売にかけました。ルイ15世の愛人であったポンパドゥール夫人とコンティ公との間で競売にかけられました。その結果、コンティ公が落札し、のちにこのブドウ畑がロマネ・コンティとなったのは言うまでもありませんね。

フランス革命の際にルイ15世の糾弾と共にコンティ公の領地が差し押さえられ、競売にかけられることになりました。二コラ・デュフェール・ド・ラ・ヌールが購入し、売却。1869年にジャック=マリーが購入しました。9.43ヘクタールを1898年には畑の一部をラトゥール家に売却し、残りの5.28ヘクタールを1966年にドメーヌ・ド・ラ・ロマネコンティに貸しました。最終的に1988年に売却をしました。この場所の醸造所がDRC社の本拠地になりました。

DRC社のワイン

DRC社のワインと言ったら、ロマネコンティが有名ですが、他にも沢山のワインを作っています。有名なものだけを紹介します。まずはじめに、ラ・ターシュというワインです。これは、はずれの年でも味が落ちないのが特徴で、ロマネに引けを取らない作品になっています。ロマネコンティの場合、当たり年とはずれ年の差が激しいのですが、このラ・ターシュははずれ年でもおいしく飲むことが出来ます。ラ・ターシュは、味ではロマネコンティには劣ってしまいますが、それでも年に数千本程度しか生産されず、こちらも非常に希少価値が高いです。特に、1950年と1951年のボトルは、DRC社内で瓶詰めされた唯一のワインで、高値で取引されています。また、古いボトルの場合、更に希少価値が上がり、日本円で約900万の高値が付いています。次に紹介するリシュブール当たり年には、ラ・ターシュと同じぐらい美味しいとされているワインです。他にも、口当たりの軽いロマネ・サン・ヴィヴァンやより複雑な味わいがあるグラン・エシェゾーとエシェゾーなどのワインも製造しています。

非常にたくさんの種類のワインを製造していますが、DRC社で製造しているワインの木は主にピノ・ノワール種を採用しています。ピノ・ノワールという名前は、フランス語で松かさを表す「ピノ」と黒を意味する「ノワール」に由来しています。ピノ・ノワールは世界中の赤ワインで使われていて、シャンパーニュ地方やイタリアのフランチャコルタなどでワインの製造に使われています。ブルゴーニュ以外でもピノ。ノワールは赤ワインとして非常に高い評価を受けています。実はピノ・ノワールは栽培するのが難しい品種です。理由は2つです。1つは果房(実の部分)が大きく高密度になるので、キズが付きやすく、そこからかび病などの感染症になってしまい木全体をダメにしてしまうからです。もう一つは、大きく重くなり、風などで実が落ちやすく、天候被害を受けやすいからです。ですので、ピノ・ノワールの栽培はこまめな管理が必要とされます。また、果皮が薄くフェノールが少ないことからも分かるように、色味が淡くタンニンの強くないミディアムボディのワインになりやすいです。また、熟成の段階が一様でない為、物によって当たりやはずれが生じてきます。年月の浅い木から取れるピノ・ノワールはチェリーやラズベリー、苺といった果実の風味を帯び、年月を経るとともにワインのような複雑さを与える要因となります

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2. ロマネコンティの良さについて

フィロキセラ被害

フィロキセラは日本語でブドウネアブラムシといいます。正式な学名は「Dactylasphaera Vitifoliae」と言います。このフィロキセラはほとんど、目に見えないほど小さく、根や葉に寄生した幼虫が樹液を吸いながら大きくなり、いずれブドウを枯死させます。この影響で、フランスだけでも、ワインの生産が1/3になるという大打撃を受けました。これまでも、ブドウを侵すベト病やウドンコ病がありましたが、ウイルス性の物は、除菌をすれば対処することが出来るのですが、このフィロキセラは寄生するので、根を切るほか対策の使用が無く、駆逐に大変な労力を使いました。

ロマネコンティもその影響を受けて、1945年にロマネコンティの木が抜かれました。その為1945年から1951年の間はロマネコンティが作られませんでした。そのため、1945年以前と以降では味が大きく変わり、1945年以前の物の人気が大きく上がりました。特に1945年製のロマネコンティは600本程度しか生産されず(通常は7000本ほど)、非常に希少価値が高く億単位の値段が付きます。

他のワインとの違い

ロマネコンティは、当たりとはずれがあります。それは、ピノ・ノワールの熟成度合によって決まります。例えば直近では、2015年のロマネコンティがあたりです。どんな味なのか、筆者も飲んだことがないので、飲んだ人の伝聞になるのですが、とても甘く、舌で溶けるようになくなり、ワインの複雑な余韻が口の中に残ります。ワイン特有の後味に苦さが無く、すんなりと飲めてしまうワインらしいです。一本買ってみたいです。

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3. かんてい局つくば店でのロマネコンティの買取について

 

グランクリュモノポール1984

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かんてい局つくば店 買取金額 600,000円

※2020年5月28日現在の買取金額になります。市場の動向等により買取金額が上下する場合がございます。

ロマネコンティの1984年製です。あたりでもはずれでもないです。やや液もれがあるのですが、それでも大分高値で買取しています。

グラン・エシェゾー2001

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かんてい局つくば店 買取金額 330,000円

※2020年5月28日現在の買取金額になります。市場の動向等により買取金額が上下する場合がございます。

モンラッシェ1984

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かんてい局つくば店 買取金額 800,000円

※2020年5月28日現在の買取金額になります。市場の動向等により買取金額が上下する場合がございます。

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4.最後に

今回はロマネコンティについて紹介しました。ロマネコンティは非常に希少価値が高く、かんてい局つくば店でも買取することがありません。しかし、多少状態が悪くとも、その希少性から間違いなく高値で買取することが出来ます。ロマネコンティの質預りもしています。徹底した管理のもとで保管させていただきます。気になる方は、かんてい局つくば店へお越しください。

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