2020/08/03スタッフブログ

スコッチウイスキーの買取について | かんてい局つくば店

スコッチウイスキーの買取について｜質屋かんてい局つくば店

今回はスコッチウイスキーについてお話しさせていただきます。

スコッチウイスキーの成り立ちや特徴、おすすめのスコッチウイスキーのご紹介をさせていただきますので、

興味を持っていただければ幸いです。

そんな魅力あふれるスコッチウイスキーを、かんてい局つくば店では積極的に買取を行っております。

お手元のスコッチウイスキーを買取してもらおうか悩んでいるお客様がいらっしゃれば、是非かんてい局つくば店までご来店ください。

↓↓お店の場所はココ↓↓

茨城県最大の質屋かんてい局つくば店

※つくば市松代の交差点からすぐ！ステーキのあさくまさんのすぐ近くに御座います☆

スコッチウイスキーとは

まずは、スコッチウイスキーとは何かについてお話しさせていただきます。

スコッチウイスキーとは、世界5大ウイスキーの一つとされており、イギリスのスコットランドで製造されているウイスキーを指しています

スコッチウイスキーの定義

スコッチウイスキーとして名乗るためには、2009年にイギリスで成立したスコッチウイスキー規定の定義に沿っていなくてはなりません

大まかにいうと、スコッチウイスキーは、スコットランドにおいて、麦等の穀物を原料として酵母より発酵させ、アルコール分94.8度数以下で蒸溜し、容量700リットル以下のオーク樽で最低3年以上熟成させ、アルコール40度以上で瓶詰めされたものという定義をされています。

また、これらの工程の内、発酵、蒸溜、熟成まではスコットランドで行うことが必要になりますが、瓶詰めに関してだけはスコットランド以外の場所でもよしとされています

スコッチウイスキーの種類

次にスコッチウイスキーの種類についてお話しいたします。

スコッチウイスキーには、大きく「モルトウイスキー」と「グレーンウイスキー」に分かれており、この2つをブレンドさせた「ブレンデッドウイスキー」を含めて3種類ございます

・モルトウイスキー

大麦麦芽（モルト）のみを使用し、単式蒸溜器（ポットスチル）を使用して2～3回蒸溜させた後に熟成をさせたウイスキーです。「ラウドスピリッツ（主張する酒）」ともいわれており、個性的な味であると評価されることが多いウイスキーです。

・グレーンウイスキー

トウモロコシや小麦といった大麦以外の穀物を主原料にして、トウモロコシとモルトを5：1の割合で配合し糖化、発酵させた後、連続式蒸溜機で蒸溜させたウイスキーです。「サイレントスピリッツ（沈黙の酒）」とも言われており、個性的な味は薄く、クセがあまりないお酒であると評価されています。

・ブレンデッドウイスキー

モルトウイスキーとグレーンウイスキーを複数混ぜ合わせることで、互いの長所を引き出し、香りや味をより良く仕上げたウイスキーです。適度に力強さと穏やかさを両立させた味わいのお酒と評価されています。

以上がスコッチウイスキーの種類です。自分の好みから購入するウイスキーの種類を選んでみてください。

代表的なスコッチウイスキーの産地

続いては、スコッチウイスキーを生産している代表的な産地についてお話ししてまいります。

・ハイランド

スコットランドの北側に位置し、広大な地域を有しているのがハイランドです。スコットランドの蒸溜所は全体の3分の一がハイランドに建てられています。特に北ハイランドには有名な蒸溜所が多くございます。

この地方のウイスキーはピートの香りが多いものの、この地方独特の傾向は特になく、様々な個性を持ったウイスキーが作られています

・スペイサイド

あまり大きな土地ではありませんが、大麦の収穫量が多いので多数の蒸溜所があり、多くの有名な銘柄も存在している地域です

一般的にイメージされている「スコッチ」は、ここスペイサイドのスコッチかと思います。それくらいこの地域のスコッチウイスキーは最もスタンダードなものになります。味の特徴は、花やハチミツのようなフルーティな香りと華やかな風味が特徴です

日本でも有名なマッカランやグレンフィディックがある地域でもあるので、ウイスキー初心者の方はまずここから始めてみましょう。

・ローランド

ローランドはスコットランドの南側に位置する地方で、かつてはたくさんのモルトウイスキー蒸溜所が存在していましたが衰退し、現在は6箇所の蒸溜所が稼動しているのみになります

こちらの地域は、通常2回の蒸溜を3回行う場合があるのも特徴です。これにより、軽い口当たりで良質の大麦の柔らかな風味とわずかにドライな後味を味わうことができます

ブレンデッドウイスキーに使用するためのグレーンウイスキーを多く生産している地域でもあります。

・アイラ

アイラ島は、スコットランドの西側にある小さな島で、面積は淡路島に比べ少し小さい程度です。今現在稼動している蒸溜所は6箇所とかなり少ないのですが、「スコッチの聖地」という認識をされています。

理由は、ここアイラ島で造られたスコッチウイスキーが非常に個性的な味わいを持つからです。風味は、「消毒液のような薬品臭」とか「海藻の潮気のある香り」といわれ、かなり独特なものになっています。この地域では、香り付けをする際に、ピートの焚き付けをガンガン行う場合が多いため、香りも味も独特の強さを持っているのです

初心者にはあまりおすすめできませんが、好きになると病みつきになるのだとか。好みが非常に分かれるウイスキーです。

・キャンベルタウン

キャンベルタウンは、アイラ島とハイランド地方の間にある小さな港町で、かつては30を超える数の蒸溜所がありましたが、徐々に衰退し、現在はわずか3つにまで減少してしまいました