ディオールの買取について|かんてい局つくば店
ディオールの買取について|かんてい局つくば店
本日は、ディオールについてご説明します。
今では、お洋服ももちろんですが、香水やコスメ、バッグにアクセサリー、時計などなど・・・たくさんの商品を展開しているディオール。
創業から、70年以上がたった歴史あるブランドです。
創業者であるクリスチャン・ディオールについて、そのコレクション、継承してきたデザイナー、現在の買取などなどわかりやすくお伝えしますね!
○クリスチャン・ディオールって誰??
ディオールは、フランスで誕生したブランドで今ではクチュールメゾンのトップ的存在といえます。
ただこのブランドが今のように世界に名を知らしめて、人気になり、軌道にのるまでにはたくさんの困難と壁が立ちはだかっていました。
1905年クリスチャン・ディオールはノルマンディー地方の、ある田舎に生まれました。
素敵な環境で、小石を埋め込んだ外壁のある、美しい家で暮らし平和な日々を過ごしていたのです。
美術的な感性に富んでいる母親とガーデニングを行うことで、昆虫や花、動物に触れて、感性を育て、カーニバルのために兄弟たちに仮面をつくってあげることで芸術家の心を養ってきました。
この幼少期の思い出が、ディオールにインスピレーションを与え、デザインに影響を与えてきたと言えます。
さらに、その後引っ越し先のアパートをディオールの母が内装を担当したそうですが、それが新古典主義的なものだったようで、これも今後のディオールに影響を与えています。(新古典主義とは、華美で官能的なロココ様式の反動として生まれたもので、威厳と崇高美のある洗練された美のようなものです。ちょうど、ディオールがデザイナーとして活躍するときには、新古典主義から発生したモダニズムの時代がやって来ます。まさに、このアパートの様式は彼の黄金期には欠かせない要素だったのだと思います。)
そして、ディオールは穏やかな幼少期をすごし、縁があってたくさんのアーティストと繋がりも得て充実していたのですが・・・・
世界恐慌によりディオール家が多大な損害を被りました。さらにその後、弟と母が立て続けにこの世を去ります。
加えて、ディオールは病にかかってしまったこともあって、無一文になったそうです。
本当にどん底に落ちてしまったディオールですが、その後第2次世界大戦に徴兵されたあと、ニースに避難してここでルネ・グリュリオに出会いました。(グリュリオはデザイン業界に影響を与え続けるようなファッションイラストレーター)
また、その後にリュシアン・ルロン(ファッションデザイナー)のアシスタントに抜擢されます。
絶望を乗り越えて、直後にファッションへ関係の縁がたくさんあり、このままディオールは、彼の黄金期までまっしぐらです。
続けて、1946年にDiorを創業しました。そして翌年にはもうコレクションを開催して、
世界に影響を与えるようなブランドへと成長していきます。
このままディオールがファッション業界の先端を歩んでいくのかとも思われたほどの人気でした。
しかし、創業の1946年から12年がたった1957年ディオールは死んでしまいます。
これが、クリスチャン・ディオールの一生です。幸せな幼少期とそれに相反する想像もしがたい絶望を味わい、その後ファッション業界で成功を得て、短い一生を終える。
山あり谷ありの人生だったようです。
それでは次に、クリスチャン・ディオールが手掛けたクチュールと、その後のブランドの継承していくデザイナー・ディレクターについてご説明しますね。
○ディオールというブランド
1947年、クリスチャン・ディオールが手掛けたクチュールは世界に大きな影響を与えます。
このコレクションで、彼がファッション業界に向けて発信したスタイルは、「ニュールック」と言われました。
ニュールック=新しいスタイル という意味のように、当時の情勢からは全く想像つかない本当に新しいデザインばかりでした。
というのも、当時は1947年です。ちょうど第2次世界大戦後だったので、物資も少なく、お金や資産も残っていないような、生きることに必死な人々も多かった頃です。
それなのに、ディオールのコレクションでは、大変高貴で華美なファッションがほとんどを占めました。
当時の一般の人々とは経済格差が、ファッションを通じて可視化されて、非難を受けたようですが、ファッション業界には革新的で大いに受け入れられました。
ニュールックという言葉の通り、具体的には、超ロング丈のスカートをはいて、ウエストは思いっきり細く絞めて、ヒップにはパッドをいれて強調させ、胸元が強調されるようなトップスというようなその時代にはとても珍しいスタイルでした。
当時は、角ばったデザインが流行っていたので、このような女性らしさを全面に出したフェミニンなスタイルは、ファッション業界に刺激を与えたのです。
このときから、ディオールは新しいファッションスタイルを好むような女性の味方だったのですね。
クリスチャン・ディオールが亡くなったあと、Diorを引き継いだのは、イヴ・サン・ローラン氏です。
彼は後に徴兵をきっかけにその立場から退きます。
とても若いイヴ・サン・ローランがこのような大きなブランド且つ創業者がなくなった直後に引き継ぐという大きなプレッシャーを背負っていました。
さらに、財政危機にも陥ってしまって、彼にとっては大変苦しい期間だったかと思います。
そんななか、彼は1958年にトラペーズ・コレクションを開催しました。
そのコレクションのなかで一番有名なのは、トラペーズ・ドレスではないでしょうか。
トラペーズとは、訳すと台形という意味で、台形の形をしたワンピースタイプのドレスを表しています。
ウエストを細くして、ヒップとバストを強調するというクリスチャン・ディオールとは異なった、ウエストが解放された形のドレスでした。
今ではそのような形をAラインと呼びますよね。その先駆けがトラペーズ・ドレスです。
イヴ・サン・ローランの徴兵後、マルク・ボアンがDiorを継承します。彼はとても保守的で、ディオールならではの伝統を守ることに熱心だったと言われています。
さらに、その伝統も守りながらも、子供向け・メンズ向けにブランドを展開していきます。
彼は、1961年にスリム・ルック長い細身のジャケットや、細身のスカートなどIラインのクチュールを展開します。
その後はジャンフランコ・フェレが引き継ぎました。彼は建築家の資格を持っていたということもあって、それを生かしたデザインを生み出しました。
また、イタリア人ということもあり、イタリアの要素を含んだデザインもあります。
当時は、フランスの大きなブランドに、イタリアの要素を加えるようなジャンフランコ・フェレのやり方を非難する人が多かったようです。
しかし、彼のデザイン性とその能力をもって非難する人たちを沈めたのです。
それほど、彼のデザインしたクチュールは万人受けしたのですね。
次に、ジョン・ガリアーノが継承します。彼は、ジバンシーのデザイナーでもありました。
伝統を守りつつも、 トレンドを取り入れたようなデザインでクチュールを展開させていきます。
このこともあって、売り上げが上がり、ブランドとしてのディオールを救ったとも言われています。
その後継承したのは、ラフ・シモンズです。彼の特徴は、ディオールのブランドらしさを保守しながらも、ニュールックをモダンに再解釈して、繊細に作り上げるというところです。
特に、100万本以上の花に囲まれて行った2012年ー2013年のコレクションが有名です。
さらには、青い空と白い雲をテーマにした床と背景でコレクションを行ったり、ルーブル美術館でコレクションを行ったり・・・
細部までこだわるデザイナーでした。
また、「ディオールと私」という映画はこのラフ・シモンズをピックアップしています。
次に継承したのが、マリア・グラツィア・キウリです。そして現在も彼女がディオールのデザイナーであります。
彼女は、ディオール史上初の女性デザイナーです。
2017年には、「フェンシング」というコレクションを行いました。
なぜフェンシングなのでしょうか??
フェンシングの競技を見たことがあるかたはわかると思いますが、
競技服が男女一緒のものを着ているんです!!
このことから、男女の差別をなくしたいという彼女の思いが込められて、「フェンシング
」という名前がつけられました。
このコレクションでは、フェイシングの要素も取り入れながらも、モードなクチュールや、デニムパンツやTシャツを取り入れており、現代のファッションと親近感のあるようなクチュールが発表されました。
「私たちはみな、フェミニストであれ」という彼女の言葉にもあるように、
そのような彼女の思いがあらわれているようなクチュールを展開しています。
女性であるキウリ氏ならではの世界観と、人々を魅せる力で、果たしてこれからディオールがどのようなブランドに成長していくのか楽しみですね。
○ディオールの買取価格
ディオール・オブリークハンドバッグ
2020年1月21日現在のかんてい局つくば店でのお買取り価格:120,000円~
ディオール・オブリークスニーカー
2020年1月21日現在のかんてい局つくば店でのお買取り価格:40,000円~
ディオール・コスメ
2020年1月21日現在のかんてい局つくば店でのお買取り価格:500~2,000円前後
バッグや財布、アパレル商品に関しては使用感や年式、品物の保存状態などで大きく前後しますのでおおよそのお値段になります。
コスメに関してはアイシャドウやリップなど種類や開封済みか否かなどで値段は前後します。
かんてい局つくば店ではブランド知識豊富な専門スタッフが常駐していますので、是非一度ご査定させてください!
○最後に
いかがでしたでしょうか。
本日は、クリスチャン・ディオールと、ディオールというブランドについて書かせていただきました。
このように長い歴史のあるブランドは奥が深くてお品物にもさらに愛着がわいてきますよね。
皆様が大切にしていたディオールのお品もの、かんてい局つくば店では精一杯買取させていただきます。
ぜひ一度つくば店へお越しください。
皆様のご来店を心よりお待ちしています!
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