毛皮の買取について | かんてい局つくば店
毛皮の買取について | かんてい局つくば店
今回は原始の時代から衣類として利用されていて、現代ではファッションとして人気のある毛皮の買取についてご紹介いたします!
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<目次> |
1.毛皮の人気ラインナップ
ここでは毛皮の中でも人気があり、よく毛皮製品として使われる毛皮の種類をご紹介いたします。肌触りや質感、光沢によって毛皮の良し悪しが変わってきます。特に珍しい柄や色の毛皮やとれる量が少ない毛皮は高く取引されます。最近では毛皮の養殖が盛んにおこなわれているため比較的に安価に毛皮製品を買うことができます。養殖のほうが安定で持続的な毛皮の供給が可能なため現在新品で販売されている毛皮のほとんどが養殖の毛皮で逆に野生の動物の毛皮の場合非常に珍しい高価な動物の毛皮のみになってきています。日本では伊勢丹や西武などの百貨店やハイブランドショップなどで毛皮の購入することが可能です。
ミンク系
ミンク
ミンクはイタチ科の北アメリカ原産のやや小型の動物です。小魚やネズミなどの小動物を食べる肉食動物で、ペットとして見た目が似ている近縁種のフェレットがかわいいと人気です。
毛皮は光沢のある暗褐色で尻尾は黒っぽいです。養殖個体では突然変異の固定化により銀灰色や淡褐色などの毛皮があります。ミンクは毛皮だけでなくミンクの脂肪もミンクオイルと呼ばれ革靴のメンテナンスに使われます。
ウィーゼル
ウィーゼルはミンク同様イタチ科の動物で北半球に幅広く生息しています。日本産のジャパニーズウィーゼル(和名:イタチ)や中国産のチャイニーズウィーゼルなど国によって名前が変わります。日本で毛皮として取り扱われているウィーゼルの多くはチャイニーズウィーゼルです。英語でウィーゼルはこそこそとした、ずるい人という意味のスラングとして使われます。日本でもたぬきやきつね同様、人をだましたり、気づかない間に傷を作るかまいたちなど妖怪の一種としてとらえられていました。毛皮はシルキーさや光沢はミンクのモノと比べてやや劣るため染色されて使用されることが多いです。
セーブル
セーブルは黒貂(くろてん)とも呼ばれ一般的にロシア産のセーブルの事を指しますが、中国や北海道などでも生息している動物です。手足がやや細長く、非常に柔らかい光沢のある毛皮のため毛皮の中でも最高級の素材のひとつです。最高級水彩用筆としても使われます。保温性も高いため気温の低い国での人気が高いです。
日本では平安時代から高級毛皮として扱われ、紫式部が書いた源氏物語の中にも登場します。大正初期に日本では禁猟となりました。
フォックス系
レッドフォックス
フォックスはキツネの毛皮のことで、コートやマフラー以外にも帽子や、手袋など様々な製品があります。アニメやテレビでよくマフラーが登場することがあるので毛皮といえばキツネという方も少なくはないと思います。
キツネはとても断熱性の高い毛皮を持っており、冬も冬眠をせずに雪の中獲物を探し回ります。イソップ物語や日本の童話でも人を騙す悪い動物とされていますが、太古から食物庫をネズミから守るために飼われたり、狩の相棒として犬と同様に飼われていたりと人間と狐の歴史は長いです。イギリスでは2005年に非合法になるまでキツネ狩りは伝統的なスポーツとして嗜まれていました。日本でも稲荷神社などで神様としてあがめられていたりと日本文化に根強くかかわってきます。
レッドフォックスと呼ばれるだけあって毛皮は赤いほど高品質なものとされ、低い品質のものほど赤色から遠のきます。ロシアのカムチャツカでとれるレッドフォックスは火のように鮮やかな赤色をしているためファイヤーフォックスと呼ばれています。
シルバーフォックス
シルバーフォックスはレッドフォックスの突然変異種で養殖がいち早く行われた種類の1つで、野生ではおおよそ10%のキツネが黒、または銀色の毛皮をしていて、養殖では意図的に黒または銀にすることが可能です。毛皮がシルバーとブラックで分かれていて色の別れがよりはっきりしていると高品質とされます。染色をするとシルバーの部分だけが染まるため扱いのしやすい毛皮の1つです。今でもカナダやロシアなどの寒帯地方の国々で養殖がおこなわれています。日本でも北海道で養殖がおこなわれていました。
ブルーフォックス
ブルーフォックスはキツネ種の中で最も生産量が多い種でスカンジナビア(北欧)産の養殖が多く流通しています。毛皮の色は全体的にグレーで耐久性があり、保温力がとてもあります。それに加え、非常に染色のしやすい毛質のため、多くの色を表現することが可能です。コートに合わせて各色に染色するなどトリミング需要も高いです。
ラム系
カラクールラム
カラクールラムは中央アジア原産の羊で、乾燥や寒さ、暑さに強いため、現地住民にとっては家畜としての価値が高いです。成年期の毛皮は灰褐色の毛皮で覆われてます。生まれて間もない子羊の毛皮は黒くて光沢があり、特に重宝されます。通称アストラカンと呼ばれ、現在では羊の高級な毛皮の通称となっております。
アストラカンにするには生後数日以内に毛皮を採取しなければなりません。胎児または生後間も無くの子羊を特にカラクールラムを呼びます。
カルガンラム
カルガンラムは中国産の代表的な毛皮の一つで白い巻き毛状の毛が特徴です。柔らかいが光沢に少し欠けるが染色し易いので染色をしてから使用されることが多いです。コートやジャケットの袖口部分や襟に使われることが多いです。
チベットラム
チベットラムは中国北部の高所に生息する毛の短いひつじモンゴルラムの変種で手足が非常に長く白いくるくるとカールした毛が特徴です。日本では錦綿羊と呼ばれています。こちらの毛皮も染色のしやすい毛皮で染色されて使われることが多いです。
その他の動物
チンチラ
チンチラは体長が25㎝程のげっ歯目類の動物でペットとしても人気があります。銀灰色のフワフワとした毛皮が特徴的です。元々、チリの固有種でアンデス山脈の標高の高い地域にしか生息していなかったため非常に高価でしたがアメリカを中心に養殖がおこなわれ、現在ではほぼすべてが養殖のチンチラを使用しています。とても軽いですが革が薄いためとてもデリケートで取り扱いには注意が必要です。
たぬき
タヌキは日本古来から毛皮としての需要があり、冬の間も活動することもあるタヌキの毛皮は保温性があり人気があったためかなり高価な取引が行われていたようです。そのためまだ取れていないのに取った後のことを想像して計画を練ることをことわざで「捕らぬ狸の皮算用」ということわざがあるほど日本ではタヌキの毛皮は高価なお品物でした。筆の毛としても需要があり、高値で取引されています。日本だけでなく中国やロシアでもタヌキの毛皮を諸外国に輸出しており、その際にはタヌキではなくチャイニーズラクーンやロシアンラクーンと名前が変わります。日本国内では素材名を表記する場合タヌキの名称を併記する必要があります。
ビーバー
ビーバーは北アメリカやヨーロッパ北部に生息する動物で、ダムを造ることでも有名です。ビーバーの毛皮は茶色い毛の内側に白い毛がびっしりと生えておりその小さい毛が皮膚へ水がしみるのをふせぐため防水性能に優れています。特にカナダはビーバーの毛皮を諸外国に輸出することでかなりの経済効果を得ました。現代でもカナダではビーバーは歴史の一部で、いろいろなところでビーバーの人形やビーバーをロゴにしたブランドが多数ございます。
ビーバーはジャケットやコートよりも帽子が特に人気です。
毛皮を扱っているブランド
アメリカンレジェンド
アメリカンレジェンドはアメリカ、カナダでミンクの養殖を行っている団体で、ブラックミンクの最高級品であるブラックグラマーが有名です。ブラックグラマーは高品質で、深く、光沢のあるミンクの毛皮で軽く柔らかいもののみ認められ、有名人をモデルに使用した広告が有名です。
サガファー
サガファーはフィンランドやスウェーデンなどのあるスカンジナビア半島の北欧ヨーロッパの国々が加入している毛皮養殖団体です。サガミンク、サガフォックス、サガロイヤルが有名です。厳格なチェックを通過した高品質な毛皮のみサガファーのブランドを使用することが許可されます。サガファーの毛皮の品質は三段階の評価があり、一番高品質の毛皮には「saga furs LUMI ROYAL」、その次に「saga furs ROYAL」、最後が「saga furs」となっております。
フェンディ
フェンディはイタリア発のハイブランドで、ファーの製品デザインはシャネルのファー製品とデザイナーが同じ、ドイツ人のカールラガーフェルドが行っています。ミンクやフォックスの毛皮を使用したマフラーやジャケットの販売を行っております。素材の色を活かしたものからフェンディ独特のデザインのFFモチーフのものなど様々ございます。
エンバ
エンバは国産毛皮ブランドでマフラーや小物類など幅広く毛皮製品の作成を行っております。店舗では自社製品のみならずアメリカンレジェンドやコペンハーゲンファーなど海外のブランドの毛皮も販売を行っておいります。もともと兵庫県発の毛皮メーカーで、90年代のバブルで急激に成長を遂げ毛皮といえばエンバと言われるほどになりました。エンバは毛皮の材料調達から製造販売を自社で一貫して行っているためエンバのお品物は品質が高いです。
2.毛皮のかんてい局つくば店でのお買取
ここではかんてい局つくば店の毛皮の買取実績をご紹介いたします。毛皮は古いものでも高くつく場合がございます。特にブランドの毛皮のお品物は高くなります。
ロロピアーナ ミンクコート
かんてい局つくば店 買取金額 ¥22,000
※2024年6月28日現在の買取金額になります。市場の動向等で金額が上下する場合がございます。
エンバ サファイアミンク チンチラ ロングコート
かんてい局つくば店 買取金額 ¥10,000
※2024年6月24日現在の買取金額になります。市場の動向等で金額が上下する場合がございます。
ラム毛皮レザージャケット
かんてい局つくば店 買取金額 ¥3,000
※2024年6月24日現在の買取金額になります。市場の動向等で金額が上下する場合がございます。
ラビットファー ハット
かんてい局つくば店 買取金額 ¥3,000
※2024年6月24日現在の買取金額になります。市場の動向等で金額が上下する場合がございます。
3.毛皮の買取査定時のポイント
ここでは毛皮を査定する際に注目するポイントをご紹介いたします。毛皮は他の衣類品の買取の時と比べて変わってきます。
毛皮の種類
毛皮は種類によって大きくお値段が変わってきます。セーブルやカラクールラムのようなより希少で人気のある動物の毛皮であったり、シャネルやフェンディ、エンバなどのブランドのお品物ですとより高価な買取となります。かんてい局つくば店では毛皮の種類が不明であったり、ノーブランドのお品物のもお買取りを行っております(*^▽^*)
保存状態
買取に持ち込まれる毛皮のお品物はバブルの時代に購入し、長らくタンスやクローゼットにしまいっぱなしだったお品物が多いです。毛皮は匂いがつきやすく、保管臭や虫よけの匂いが付いてしまうとなかなか落とすことが難しい為買取金額に影響してしまいます。定期的なメンテナンスが重要となってきます。出来るだけ早くお持ちいただくことをオススメいたします。
抜けやハゲなどのダメージ
毛皮は動物の毛なので抜けます。毛皮は光とホコリに弱く、着用後にしっかりメンテナンスを行ってから保管をしないと湿気や紫外線によってダメージを受け、より毛が抜けやすくなります。抜けの激しいものだと剥げができてしまいお値段に影響してきます。保存方法としましては毛皮の種類によって変わってきますがホコリを落として、光の当たらない場所に保管することをオススメいたします。特にホコリは長期的に保管する場合大きなダメージにつながる可能性があるため要注意です。
付属品があれば買取金額アップ
ハイブランドが出している毛皮製品の場合、ギャランティーカードと呼ばれる保証書が付属している場合がございます。紙の保証書であったり、カードタイプであったり、冊子のついた保障書など様々な種類がございます。そちらがあるとないとでは大きくお値段に影響する場合がございます。付属品はかさばったり購入からしばらくたったため捨ててしまったりすると思いますが、すべて取っておくことをおすすめいたします。
4.毛皮の歴史や豆知識、その他の情報etc…
ここでは毛皮に関する歴史や豆知識をご紹介いたします。毛皮は世界中で衣類として使用されたり富の象徴として使用されたりなど様々な使い方をされてきました。時代によって流行りがあったりと調べてみると奥が深いです。
原始の毛皮
人間が狩猟生活を行っていた時代から衣類として毛皮を使用していたとされていて、特に防寒着は毛皮に変わるものはなかったと考えられており、現代でも北アメリカ北部に住むイヌイットや北海道のアイヌの北方先住民族は伝統的な毛皮の防寒着を身につけている人もいます。気温が高い地域では毛が少なめで皮が丈夫なシカや牛などの大型動物の毛皮が多く使用されていました。気温の低い地域ほど気温の低い環境に生きる保温性の高い毛の多い動物の毛皮が多く使われました。
使われていた毛皮の多くは食料として狩った鹿やマンモスの毛皮、より北の地域ではアザラシやトナカイの毛皮などが衣類として使われました。
日本では日本書記に3世紀ごろに高句麗(現在の韓国)が日本とヒグマの毛皮の取引をしようとしたことが記録として残っています。江戸時代に松前藩がアイヌと毛皮の取引を行っていたことは有名な話で、日本史の教科書にも載っています。アイヌ民族はクマやシカの毛皮だけでなく、アザラシやサケ、クジラなどさまざまな動物の毛皮を使用した伝統的な衣類が多数あり、東京の国立博物館などで見ることができます。
中世、近世
中世に入ってからファッションとしての毛皮産業が発達し、イギリスやフランスなどのヨーロッパ貴族らに愛されました。イギリスでは王族、貴族以外の身分の者が着用することを禁じました。近世になってから庶民でも毛皮を着る者が増え、貴族や豪族らはキツネ、テン、イタチなどを着用し、庶民らは羊、イヌ、ネコなどの毛皮を使用していました。
ロシアは毛皮を主な輸出品とし莫大な利益を産みました。そこで東に領土を広げ、シベリアに至るまで広げました。18世紀にはラッコの毛皮が大流行し、アラスカまでロシアは進出しました。その後アラスカをアメリカに売却し、現在のロシアの毛皮産業は主にフォックスやロシアンラクーンなどの養殖が盛んにおこなわれています。
カナダも同様に毛皮産業で発展した国の1つです。特にビーバーの毛皮が人気を集めました。カナダの先住民族たちから毛皮を買取り、ヨーロッパ諸国へ輸出していました。現在でもカナダ北部では先住民族たちが狩りをし、毛皮の取引を行っております。
現在の毛皮産業
現在では昔と比べてフェイクファーの普及が盛んにおこなわれダウンジャケットや手袋の手首部分などにフェイクファーをあしらったお品物をみることは少なくないと思います。フェイクファーは化学繊維やひつじ、アルパカの毛を原材料としています。日本でも和歌山県で盛んに製造がおこなわれていて、国内のフェイクファーメーカーが集中しています。フェイクファーは石油を使用したものがほとんどの為本物の動物の毛を使用した方が自然環境に被害はないという科学者もいます。
5.最後に
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