アイリッシュウイスキーの買取について | かんてい局つくば店
アイリッシュウイスキーの買取について|質屋かんてい局つくば店
こんにちは、かんてい局つくば店です。
今回は世界5大ウイスキーの一つで、かつては世界のウイスキー市場を牛耳っていたアイリッシュウイスキーについてお話しさせていただきます。
スコッチウイスキー並みの歴史を持ち、かつては世界の市場の60%以上を占めていたアイリッシュウイスキーの歴史や特徴、おすすめを伝えさせていただきますので、興味を持っていただければ幸いです。
そんな魅力あふれるアイリッシュウイスキーを、かんてい局つくば店では積極的に買取を行っております。
お手元のアイリッシュウイスキーを買取してもらおうか悩んでいるお客様がいらっしゃれば、是非かんてい局つくば店までご来店ください。
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アイリッシュウイスキーとは
まずはアイリッシュウイスキーとは何かということからお話いたします。
アイリッシュウイスキーとは、最初でも記載しましたが、世界5大ウイスキーに位置づけられ、名前が示す通り、アイルランドで生まれ製造されているウイスキーになります。
今現在、アイルランド島にはアイルランド共和国と北アイルランドの2つの国がありますが、どちらの国で造られてもアイリッシュウイスキーになります。
アイリッシュウイスキーの定義
スコッチウイスキーやカナディアンウイスキーと同様に、アイリッシュウイスキーもそれと名乗るために必要な定義がしっかりと存在しております。
アイルランド共和国で1980年に制定されたアイリッシュウイスキー法では、「穀物類を原料とする」、「麦芽に含まれる酵素により糖化し、酵母の働きで更に発酵させている」、蒸留時にアルコール度数は94.8度以下である」、「木製の樽に詰める」、「アイルランド共和国、もしくは北アイルランドの倉庫で3年以上熟成させる」の5つを満たしているものをアイリッシュウイスキーであるとしています。他のウイスキーと同様に厳しい条件を設けて、品質を下げないようにしているんですね
アイリッシュウイスキーの歴史
アイリッシュウイスキーは、ヨーロッパの中でも古い蒸溜飲料として考えられており、アイリッシュウイスキーとスコッチウイスキーのどちらがより古いのかについては、まだまだ議論の決着がついておりません。
アイルランドにあるオールド・プッシュミルズ蒸溜所は、当時の君主であったジェームズ1世から1608年に免許を賜り、世界最古の蒸溜所として稼働したというお話しもございますが、実際に実在していたかは不確定であり、実際に操業が確認出来たのは1784年という1世紀も後の話でした。
18世紀にはいると、アイリッシュウイスキーの評価は世界的に上昇し、イングランドやロシアの著名人の称賛を受けました。人気の上昇を受けて、20世紀に入るまでにアイルランドでは多くの蒸溜所が創業しました。
具体的な数字では、18世紀には小規模の蒸溜所が2000ほど乱立していましたが、19世紀には統廃合を繰り返して約160に、20世紀直前には28の蒸溜所が稼働していたそうです。
20世紀に入っても、アイリッシュウイスキーは人気を高め続け、一時は世界のウイスキー市場のシェアの6割を占めていましたが、思わぬところで躓くことになります
まず、1919年に主要な取引先であるアメリカ合衆国で禁酒法が実施されたために、それまでよりも生産規模を縮小せざるを得なくなりました。生産規模が縮小されれば当然、多くの蒸溜所が閉鎖に追い込まれ、更に生産が落ち込むという悪循環が起きていきます。また、この時に代わりに台頭したのがカナディアンウイスキーでした。
次に、同時期にアイルランド内で内戦も起こってしまい、国内の経済力も下がっていくに従い、更に蒸溜所が閉鎖していきました。内戦後にアイルランドはイングランドからの独立を果たしますが、独立の報復としてイングランドとその植民地でアイリッシュウイスキーの輸入を停止される事態に陥ってしまいます
極めつけは第二次世界大戦時のことでした。アイルランドは中立の立場を取りましたが、その際にアイリッシュウイスキーの輸出を制限したのです。自国内の供給を確保するための手段でしたが、結果的には仇となりました。戦場のアメリカ兵には代わりにスコッチウイスキーが届けられ、アメリカ兵がその味を気に入ってしまったのです
その影響は戦後も続き、アイリッシュウイスキーは戦前に持っていたアメリカ市場の優位性を、スコッチウイスキーやカナディアンウイスキーに明け渡す結果となりました
1950年代に入ってもアイリッシュウイスキーの凋落は続いており、蒸溜所の閉鎖や統合が相次いでいましたが、明るいニュースもありました
アイルランドの空港でカクテルのアイリッシュコーヒーが空港の利用者に好評をもらい、世界中に広まる形となりました。これによりアイリッシュウイスキーは需要を伸ばしますが、このカクテルの特性上、コーヒーを美味しく飲むためのお酒というあまり良くない評判も受けるようになりました。
この状況を立て直すために、1966年にライバル同士の企業の3社が合併し、1971年にはさらに1社が加わってIDG(アイリッシュ・ディスティラーズ・グループ)という1大グループを形成しました
1980年には蒸溜所が2つにまで減りますが、1987年に国の施策によりクーリー蒸溜所が設立されました。その後、閉鎖されていた蒸溜所が再開するなど、今現在で30の蒸溜所が操業しています。
また、アイリッシュウイスキーの特徴ある味わいが世界的にも見直され、北米の販売量を毎年20%以上伸ばしており、今後が注目されています
以上、簡単にではありますがアイリッシュウイスキーの歴史についてお話しさせていただきました。長い歴史の中でまた評価をされるのは非常に大変な努力をされたのだなと感じられました
おすすめのアイリッシュウイスキーのご紹介
ここからは、アイリッシュウイスキーの中でオススメをご紹介させていただきます。お気に入りの一本が見つかれば幸いです。
・ジェムソン 12年 アイリッシュウイスキー
かんてい局つくば店 買取金額 2,000円
※2020年8月8日現在の金額になります。市場の動向等により金額が上下する場合がございます。
アイリッシュウイスキーの銘柄を思い浮かべて、一番最初に名前が挙がるのが「ジェムソン」でしょう。18世紀後半、アイリッシュウイスキーが絶盛期を迎えていたころから、3回蒸溜させることで生まれる滑らかな口あたりで世界的に人気を誇っていた銘柄です。
その後の停滞期で造っていた蒸溜所は停止しましたが、「ジェンソン」という銘柄は残り続け、現代に至っています。
・ブッシュミルズ アイリッシュウイスキー
かんてい局つくば店 買取金額 1,000円
※2020年8月8日現在の金額になります。市場の動向等により金額が上下する場合がございます。
上記のジェムソンと並んで、アイリッシュウイスキーの代表的な銘柄になります。
このウイスキーは、味だけでなく製造元の蒸溜所の歴史が有名です。アイルランド最古の蒸溜所であるブッシュミルズ蒸溜所が衰退期を乗り越えながら、昔と変わらぬ製法で製造を続けている逸品です。
・カマネラ アイリッシュウイスキー
かんてい局つくば店 買取金額 1,500円
※2020年8月8日現在の金額になります。市場の動向等により金額が上下する場合がございます。
最後にご紹介させていただくのは、アイリッシュウイスキーの中では異色な存在である「カマネラ」という銘柄です。
通常のアイリッシュウイスキーは、スコッチウイスキーのようにピートを用いませんが、この「カマネラ」の語源であるカマネラ高地は、何とアイルランドで有数のピートの採掘地なのだとか。
この地の利を生かしてできたのがこちらの「カマネラ」です。フレッシュかつフルーティな香りと味わいで、今もファンをつくり続けています。
以上、アイリッシュウイスキーのおすすめのご紹介をさせていただきました。気になる一本は見つけられたでしょうか?
いかがでしょうか?
ここまで世界五大ウイスキーの一つであるアイリッシュウイスキーの歴史や定義等についてお話しさせていただきましたが、少しでもアイリッシュウイスキーに興味を持っていただければ幸いです。
そんな魅力あふれるアイリッシュウイスキーの買取を、かんてい局つくば店では積極的に買取を行っております
もしお手元にアイリッシュウイスキーをお持ちで、買取してもらおうか悩んでいるお客様がいらっしゃれば、是非かんてい局つくば店までご来店下さい
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お客様のご来店を、かんてい局つくば店スタッフ一同、心よりお待ちしております
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