※買取金額はお品物の状態・付属品・相場・在庫状況により日々変動致します。上記はあくまで目安としてお考えください。

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天保丁銀の買取について

本日は江戸時代に実際に貨幣として使用されていた天保丁銀をお買取させていただきました！(=ﾟωﾟ)ﾉ

天保丁銀は日本国内で全国的な凶作によって1835年に起こり、大量の餓死者が発生した天保の大飢饉やそれに伴う百姓の打ち壊し、大阪の役人であった大塩平八郎が中心となって行われた大塩平八郎の乱、日本国内外だと鎖国中でも重要な貿易相手であった清国とイギリスによるアヘン戦争が起こり、幕政を揺るがす事件が数々起こったために経済や地方の農業に大打撃が及びました。そこで江戸幕府は低迷した日本の経済と破綻した農家たちを立て直すために水野忠邦を中心に天保の改革が行われ、その一環としてそれまでに使われていた貨幣を幕府が回収し新しく作られた貨幣の一部がこちらのお品物です。

天保の改革や水野忠邦は小学校や中学校の歴史の授業で誰でも一度は聞いたことがあると思います。天保丁銀はそんな皆が知っている歴史の一片をその見た目から感じる事が出来る一品です！今回お買取りさせていただいた天保丁銀は店頭で実際に見ることが出来ます。歴史が好きな方や珍しいもの好きな方はぜひ実際にご覧になってみてください(*’ω’*)

お買取りの際には重さと状態や柄を見させて頂きます。天保丁銀には様々な種類の柄がある為、その柄によってお値段が変わってきます。種類によっては本物であることが証明される証明書があったほうがお買取りのお値段が上がる場合がございます。

かんてい局つくば店では天保丁銀以外にも様々な旧紙幣や旧硬貨、旧貨幣のお買い取りをさせて頂いております。

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天保丁銀の特徴

天保丁銀は江戸幕府によってつくられた貨幣の1つで規定として26%が銀で76%が銅で出来ています。当時の技術ではすべての丁銀を同じ重さに統一できなかった為、現在取引されている物は重ければ重いほど価値が上がります。今回お買取させて頂いた天保丁銀の重さは165gでチキチキボーン一袋分くらいの重さです。見た目はフランスパンを薄くしたような見た目をしており、表の上下の両端には「保」の文字が彫られていて、左右には常堤と彫られています。天保豆板銀と呼ばれる丁銀よりも貨幣の値が少額のバージョンもあり、そちらは中心に「寶」又は「保」の文字が刻まれています。また、12面の大黒象が彫られた十二面大黒丁銀は上納用または祝儀用として製作されこちらは更に希少価値が高いです。

旧貨幣を回収し新貨幣に交換することで軽いインフレーションを起こし、景気を良好にする政策は歴史的に何度も行われていましたが天保の改革では猛烈な勢いで貨幣の交換が行われたため高インフレーションを巻き起こしてしまいました。結果として経済の立て直しには成功はしましたが農家の割合が低下したため、根本的な問題である凶作で飢えた農家たちの救済にはなりませんでした。天保丁銀は31年間使用され続け、天保丁銀と豆板銀は合わせて182,108貫(約680トン)製造されました。

天保の改革の中心人物であった水野忠邦は最後茨城県の結城市に埋葬されています。

現在でも歴史の長い家系や江戸時代から続く老舗などの蔵や倉庫から発見されることがあるようです。

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査定のポイント

お査定の際にとても重要になってくるのはお持ちしていただくお品物の状態です。歴史的に価値があるもであったりコレクションとしての価値が高いものは本体や箱、付属品の保存状態に大きくお査定のお値段が左右されます。本体に傷や汚れがないか、箱の角がつぶれていないか、保証書や証明書が汚れていないかがとても重要になります。ものによっては少しの傷やへこみだけで数万円も変わってくるものもございます。

箱や保証書は他のお品物のお買取りの際にもとても重要になる為、邪魔かと思う時もあるかもしれませんが大切にとっておいておくことをおすすめいたします。お査定の際にはご購入の際についてくる付属品は全てお持ちしていただいたいたほうがお査定の際のお値段が上がる場合がございます。

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スタッフから最後に

かんてい局つくば店ではブランド品や高級お時計以外にも旧紙幣や旧硬貨のお買取りもおこなっております。整理していたら偶然出てきた記念硬貨やもう必要のなくなった家電、断捨離していて処理が面倒になったお洋服などのお買取もおこなっております。

かんてい局つくば店では、お買取りやお査定だけでなく時計の電池修理や切れてしまったネックレス、指輪のサイズ直しも承っております。是非一度、かんてい局つくば店までお越し下さい(^^)/

かんてい局つくば店スタッフ一同、心よりご来店お待ちしております。

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