2016/12/25

【つくば買取】大蔵省　造幣局　プルーフ貨幣セットの買取について｜つくばや土浦の質屋かんてい局

店舗名	質屋かんてい局つくば店
商品名	プルーフ貨幣セット
ブランド名	大蔵省　造幣局
買取価格	￥666

店舗名	かんてい局つくば店
ブランド名	大蔵省【造幣局】
商品名	プルーフ貨幣セット
買取金額	666円
更新日時	2016年12月25日

※買取金額はお品物の状態・付属品・相場・在庫状況により日々変動致します。上記はあくまで目安としてお考えください。

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大蔵省プルーフ貨幣セットの買取について

大蔵省とは、財政・通貨・金融に関する事務を担当した国の行政機関をいいます。主計局・主税局などの内局のほか、国税庁・財務局・税関・造幣局・印刷局などの機関が置かれていました。

1868年、政府運営のための資金調達の機関として、金穀出納所が設置されました。名称が何度か改正され、体政官制が導入されたときは会計官という名称になりました。その後出納・秩禄・造幣・営繕か管轄すること目的に、1869年には二官六省制になったことで大蔵省と改名されました。

1998年の金融監督庁設置に伴い、大蔵省は銀行局・証券局が廃止し金融企画局が置かれます。これによって民間金融機関への検査監督権限を失いますが、その後の2000年には金融企画局も廃止されたことで金融制度の調査・企画・立案権限も失います。

そして2001年、中央省庁再編によって大蔵省は財務省へ改称されます。その結果、「財政・金融機関の分離（財金分離）」が進められ、かつての大蔵省は財務省と金融庁に引き継がれました。

明治維新から2001年まで存在していました大蔵省ですが、前近代の律令制による大蔵省も奈良時代の大宝律令から明治維新まで存在し、大蔵省という名前は1300年の長きにわたり用いられていました。

大蔵省プルーフ貨幣セットの特徴

プルーフ貨幣とは貨幣をより美しく見てもらうために、表面を鏡のように磨いたものです。元々は流通用の新しい貨幣を作る前段階の試鋳貨幣のことを指していましたが、日本では昭和62年から収集のための貨幣として製造しています。

貨幣に模様を印字する前に、その円型の金属板についたゴミや油を除去し、模様が出やすいよう金属をあらかじめ熱し柔らかくしておきます。その後、研磨材とともに振動させることで貨幣の表面が滑らかになり、光沢が出てきます。プルーフ貨幣は普段私たちが使用している貨幣に比べ、模様が鮮明になっているのが特徴です。これは製造過程において圧印作業が2回行われているからです。圧印後は貨幣全面に防錆塗料を塗布し、人の目で入念にチェックされます。以上のようにプルーフ貨幣は特別丁寧に製造されています。

日本のプルーフ貨幣は表面を鏡のように加工し、模様をつや消しにして浮き出させたものをです。それに比べ海外のプルーフ貨幣の中には、表面すべてを鏡のように加工しているものもあります。

また記念プルーフ貨幣セットも存在し、特定の記念行事や著名人の生誕を記念して発行されます。これは1997年から不定期で製造されます。発行部数にはバラつきがあるので、少ないものの方は買取価格が高くなりやすくなります。人気のものは、世界文化遺産プルーフメダルセット「屋久島」（1995年）、造幣東京フェア貨幣セット（2002年～）、桜の通り抜け貨幣セット（2006年～）などです。

大蔵省プルーフ貨幣セット査定のポイント

プルーフ貨幣の買取価格はほとんど額面の金額（666円）以上の価値がつきます。しかし硬貨の状態が悪かったりするとお値段の方も下がってしまいます。手あかによって貨幣が腐食してしまったり、貨幣を洗ってきれいにしても傷がついてしまえば買取価格は下がります。取り扱いや保管場所にはくれぐれも気を付けてください。

中心にはめ込まれている発行年を示す年銘板も査定の対象になります。より高額の価格になるのは年銘板があるプルーフ貨幣になります。そのほかにも、ケースがあるほうが価値は高くなります。

現在、外国人観光客の増加によって海外からの日本貨幣の需要が高まっています。年によって製造数が異なるので、プルーフ貨幣の相場をお伝えすることは難しいです。しかし近年は製造数が減っているため、最近の貨幣の価値は上がっていると思われます。

記念プルーフ貨幣は通常のプルーフ貨幣に比べて製造数が少ないため希少価値が非常に上がります。

今回買い取らせていただきましたプルーフ貨幣は平成4年のものです。年銘板もそろっていますが、製造数が例年に比べやや多いものになりましたので額面の金額通りの価格で買取させていただきました。

もしお手元にあるプルーフ貨幣の買取価格が知りたいと思いましたら、ぜひかんてい局つくば店までお持ちください。

スタッフから最後に

いかがでしたでしょうか。

プルーフ貨幣について詳しく知れたでしょうか。

先ほど述べさせていただいた通り、プルーフ貨幣は製造された年によって価値が大きく変わってくるものです。また、海外からの需要が高くなることでも価格が変わります。最近の日本は観光面にも大きく力を入れ、外国人観光客の増加が伺えます。東京オリンピックが開催されることでさらに日本貨幣への需要は高まると思われます。これを機にお持ちのプルーフ貨幣を査定してみてはいかがでしょうか。

かんてい局つくば店では買取価格がいくらかだけか知りたいという方も大歓迎です。お気軽にお問い合わせください。

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