今でこそ、たくさんのジュエリーブランドが存在していてそれぞれが個性のあるデザインを手掛けている時代ではありますが、当時はそうではありませんでした。
それまでのジュエリーにはなかったスネークなどの動物やアールヌーヴォー様式を用いて自然を生かしたスタイルを取り入れていました。
自然というのは多様性があり且つ美、自由という概念を含んでいるものであるとブシュロンは解釈しています。真の自然の中にこそ称賛すべき美があると考えているブシュロンからは、そのようなデザインのジュエリーが豊富にあります。

ブシュロンはその独創的なジュエリーでパリ万国博覧会で金賞を受賞したことにより世界中にその名を知らしめました。
万博というのは世界各国の文化が集いそれに影響を受け与えるような機会の場です。
それをきっかけにパリ以外の国・地域の上流階級の人たちを顧客とすることができたのです。

当時のジュエリーですが現在ほど身近にあるようなものではありませんでした。
上流階級の人たちや皇族が自分たちを着飾るためにドレスなどと合わせて身に着けていたためです。
これはジュエリーだけでなく他の召し物にもいえることでドレスやビスチェなども後ろから誰かに引っ張ってキュッと締めるようにしてではないと身に着けられません。
そんな中、自分でも身に着けられるようにと留め具の無いネックレスを考案したのがブシュロンでした。
これによって女性のストレスは削減されて、ブシュロンが好まれるようになったともいわれています。

今では、ハイジュエリーの他にもブライダルリングや香水、時計などの展開もあります。

特徴

先述した通り、ブシュロンの一番の特徴は自然を生かしているということです。
セルパンボエムは蛇をモチーフにしたジュエリーで今やブシュロンの定番ラインとなっています。スネークそのものを表現しているものもあれば蛇の頭部のみを表しているものもあります。女性らしいしなやかさのあるセルパンボエムは、大変人気があるラインです。
蛇だけでなく様々な動物がモチーフとなったリング・ネックレスなどがあります。ハリネズミやキツネ、カメ、白鳥などの実際に存在するものもあればペガサスなどの神話に由来しているものなどもあります。自然の中を生き抜いている動物の誇り高い美を表現していて、且つそのジュエリーには守護の意味も込められているそうです。動物たちのエネルギーが身に着ける人を守ってくれるようなお守りの役割もあるんだとか。
また、ヨーロッパの財閥として有名だったロスチャイルド家が当時の男爵夫妻が息子の結婚のために息子夫妻へのウェディングギフトをブシュロンに注文しました。ブシュロンは、自然に対するモットーを掲げているブランドではありますがそれと共に「愛」もテーマに取り入れているブランドでもあります。
ブシュロンは、「絶えることのない愛は、自由の中で生まれて、情熱で育まれる」と考えています。そんなピュアな愛を掲げてブライダルリングを手掛けています。

キャトル

婚約指輪としても人気があるリングで、様々なデザインが展開されています。もともとキャトルというのは「４つの」という意味があってその意味の通り４つのリングが重なったようなデザインなのが「キャトル」です。また定番のキャトルの色もイエロー・ピンク・ホワイト・チョコレートゴールドの4種類が使われています。4つのデザインがくっついたようにして出来ていて飽きずに楽しめる商品となっています。縦長の長方形が羅列しているようなデザインなのがグロングランです。これは、オートクチュールのドレスについているレースからインスピレーションを得ているそうです。創業者であるフレデリック・ブシュロンの両親は繊維業を営んでいました。小さいときから布地に触れてきたということもあって、布地やレースが持っている繊細さをゴールドや宝石で表現しているデザインが多くあります。
次にダイヤモンドです。
ブシュロンは世界でも有名な宝飾店です。創業してから多くの貴族・皇族・上流階級の顧客を得ていました。その中でも、インドのジュエラーにも愛されていました。顧客でもあり商業の取引先でもあるジュエラーからは高品質な宝石が手に入ったそうです。そんなブシュロンのダイヤモンドは現在も質がいい美しい輝きであることが特徴です。
続いてクルド　パリ。
正方形が２段に羅列されているのが、クルド　パリ。パリという名前を入れているように、これはパリのヴァンドーム広場の石畳を再現しています。チョコレートゴールドを使っていることが多いのですがこんな色のゴールドは見たことないですよね！これは、ブシュロンゴールドといわれていて、ブシュロンが生み出したものです。ゴールドにPVD（Physical Vapor Deposition ）の加工がされていて、チョコレートのような色になっています。
最後にゴドロン
下記の写真で使用されているのはダブルゴドロンといわれているもので、２段分のゴドロンが使われています。シンプルなだけでなく洗練されたデザインです。よく見ていただくと分かるかと思うのですが縞模様になっているのがポイント。創業者であるフレデリック・ブシュロン本人がデザインを考案したそうです。
これらの４つのデザインが組み合わさっているのがキャトルというリングです。元は、４色・４種類のデザインでしたがあまりにも人気だったため全てダイヤモンド・ホワイトゴールドで出来ているものもあったり、イエローをベースにしてできているものもあったりします。また、４段分もあるととってもゴージャスで素敵なのですがそんなに華美でなくてもいいという方には、ダイヤモンドとクルドパリの２段だけのリングや、ゴドロンとクルドパリの２段だけのリングもおススメです。

ブシュロン　ジュエリーの質屋かんてい局つくば店でのお買取

キャトル

【店舗名】	質屋かんてい局つくば店
ブランド名	ブシュロン
品位	K18
商品名	D0.24ct
サイズ	50サイズ
重さ	12.0g
買取金額	250,000円
更新日時	2024年11月10日

※2024年11月10日現在の買取金額になります。市場の動向等で金額が上下する場合がございます。

ファセット

婚約指輪は、結婚を申し込むプロポーズの時に差し出すゴージャスで素敵なリングがおススメですが、それに対して結婚指輪はずっとつけ続けるものですのでシンプルなものだったりお洋服に合わせやすいものだったりがおススメです。ただ、シンプル過ぎるのだとつまらないな、個性があるもののほうがいいなと思っている方は多くいるはずです。そんな方には、ファセットのリングがピッタリです。写真を見ていただけたら分かるように、ファセットはシンプルでありながらもリングの表面にカットが施されているのが特徴です。ダイヤモンドや宝石の細やかな輝きとは違って、ファセットは細かいカットではないので美しく光に当たったときだけ艶っぽく輝きます。少し大人っぽい印象でとても素敵ですよね

【店舗名】	質屋かんてい局つくば店
ブランド名	ブシュロン
品位	K18
商品名	D0.20ct
サイズ	13号
重さ	5.0g
買取金額	100,000円
更新日時	2024年11月10日

※2024年11月10日現在の買取金額になります。市場の動向等で金額が上下する場合がございます。

セルパンボエム

蛇をモチーフにしたものです。蛇はミステリアスな雰囲気や妖艶な雰囲気を持ち合わせています。個性的だけれどもセクシーなイメージもあるのでジュエリーのモチーフに用いられることが多いです。また、ブシュロンは自然の雄大さと自由さをテーマにしているということもあって、そのテーマと蛇のしなやかで自由自在な体の動きはとてもピッタリです。

このリングは、一見蛇なのかわからないですよね。ただのドロップ形にもみえますし、蛇の頭部にも見えます。リングの部分は、よく見るとねじれたようなデザインになっていてこれは蛇の胴体を表現しています。パッと見は蛇であることがわからないけれど、その要素が含まれているという微妙なラインなので、身に着けやすく奇抜になりすぎないのが特徴です！

【店舗名】	質屋かんてい局つくば店
ブランド名	ブシュロン
品位	K18WG
商品名	D付セルパンボエム
サイズ	3.5号
重さ	2.1g
買取金額	130,000円
更新日時	2024年11月10日

※2024年11月10日現在の買取金額になります。市場の動向等で金額が上下する場合がございます。

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boucheron ジュエリーの買取査定時のポイント

付属品の有無

ジュエリーの買取査定において、ギャランティーカードや箱などの付属品の有無が査定金額に影響を与えることはよくあります。これらの付属品は、ジュエリーの価値を証明し、購入時の状態を保っていることを示す重要な要素です。特にブランドジュエリーの場合、ギャランティーカードはその正規品であることを保証する証拠となり、査定額を大きく左右します。付属品が揃っていることで、信頼性が高まり、再度販売する時にも買い手がつきやすくなるため、＋αでの買取が期待できるのです。

一方で、ギャランティーカードや箱が欠けていると、たとえジュエリー自体が良質であっても、再販時に証明する手段がないため、査定額が伸びない原因となることがあります。また、箱や証明書が揃っていない場合は、再販時に不利となるため、査定額が減少することが一般的です。そのため、ジュエリーを買取に出す際には、購入時に付属していたギャランティーカードや箱などをしっかりと保管し、査定の際に提出することが重要です。

総じて、ジュエリーの付属品は、その価値を最大限に引き出すための重要な要素となるため、査定に大きな影響を与えるポイントとなります。

お品物の状態

ジュエリーの買取査定では、その状態が査定額に大きく影響を与えます。特に目立つ傷や汚れ、変色などがある場合、査定額が下がることが一般的です。これは、再販時に購入者が新しいものを求める傾向が強いためであり、状態が悪いジュエリーは再販が難しくなるからです。また、石が欠けていたり、爪が緩んでいたりすると修理が必要になり、その費用が査定額から差し引かれることもあります。

一方で、日常的な使用による微細な傷や経年変化は、ある程度の範囲内で許容されることもありますが、それでも新品に近い状態の方が高い評価を受けることは間違いありません。特にアンティークジュエリーの場合、オリジナルの状態を保っていることが非常に重要であり、修理や改造が行われていると価値が下がることがあります。

そのため、ジュエリーを査定に出す際には、できるだけ良好な状態を保つよう心がけ、使用後は適切に保管することが重要です。また、査定前にプロのクリーニングを受けることで、見た目の印象を良くし、査定額を引き上げる効果が期待できることもあります。

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