2020/04/07スタッフブログ

ディオールの買取について｜かんてい局つくば店

こんにちは、かんてい局つくば店です。

今回ご紹介させていただくのはディオールです。ディオールはファッションブランドとして世界的に有名ですが、他にも化粧品や革製品なども展開しています。日本で初めてショーを行った欧州ハイブランドもディオールです。

様々な製品を幅広く展開しているディオールですが、今回はジュエリーに焦点を当ててご紹介いたします。

また、かんてい局つくば店では販売や買取もしております。ディオールのお品物で使わないものや、新しいものを買うための足しにしたいという方は、ぜひかんてい局つくば店までお越しください。店頭での販売もお待ちしております

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茨城県最大の質屋かんてい局つくば店

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〇ディオールの歴史について

ディオールが設立されたのは、第二次世界大戦後の1946年のことでした。創始者のクリスチャン・ディオールは実業家のマルセル・ブサックを後援として、クチュールメゾンをパリ8区アベニュー・モンテーニュ30番地に立ち上げました。翌年1947年に発表された最初のコレクションは『コロール』という名前が付けられましたが、『ハーパース・バザー』誌の編集長が『ニュールック』と評したことで、そちらのフレーズが有名になりました。『コロール』で発表されたファッションは、細く絞ったウェストとゆったりとしたフレアスカートを特徴としており、戦後の資材不足にも関わらず贅沢に布を使用していた点で、他のフランスのクチュリエたちとは違いました。コロールラインのドレスには41mものシルクが使われたと言われています。それは当然、第二次世界大戦中に生地が配給制であったために主流だったレディースのボックス型ファッションよりも女性的で一線を画していました。

しかし、設立初期においてはディオールが発表した膝下まで覆う形のデザインに抗議する女性たちもいました。また、一着のドレスやスーツを作ることに対しても、贅沢に布を使用することに反発や抗議があったようです。こうした運動は物資不足の解消より、徐々に鎮静化されていきました。

良い意味でも悪い意味でも注目されたディオールのニュールックは女性ファッション業界に大きな影響を与え、第二次世界大戦後のパリを再度ファッションの中心地として復興させました。戦後のファッションの指針はディオールが大きな影響をもたらし、1947年から1957年の11年間でディオールは大きく成長しました。ディオールが優れていたのは、創始者のクリスチャン・ディオールがブランドの設立から急逝する1957年までの間でパリのトップブランドに上り詰めたその速さでしょう。

1957年にクリスチャン・ディオールが亡くなり、次の主任デザイナーに抜擢されたのは、彼の弟子で、現在でも有名なイヴ・サンローランでした。イヴ・サンローランはディオールの初めての弟子でした。イヴは若くしてその才能をディオールに見初められ、雇われて2年後のファッションショーでは既に彼のデザインした服が採用されるほど、彼の才能は飛び抜けていました。主任デザイナーに抜擢された後は『トラペーズ(台形)ライン』を発表し、ブランドの存続に尽力しました。しかし、彼を快く思っていなかったオーナーのマルセル・ブサックの画策によって徴兵されてしまいました。これを機にイヴ・サンローランはクリスチャン・ディオールを去ることとなりました。

〇ディオールのジュエリー

ディオールのジュエリーには、創始者のクリスチャン・ディオールの思想が大きく反映されています。1937年、ディオールはデザイナーのロベール・ピゲに雇われています。そこで彼は「シンプルであることの長所によって真のエレガンスが現れることを教わった」と語っています。その言葉のように、ディオールのジュエリーにはシンプルで繊細な印象があり、大人らしいエレガンスが備わったものが多くあります。

・ローズ　デ　ヴァン

かんてい局つくば店　買取価格　75,000円

※2020年5月4日時点の買取金額になります。買取金額はその時の相場や在庫状況により上下する場合がございますのでご注意ください。

クリスチャン・ディオールがこよなく愛した星と薔薇の意匠を施したジュエリーシリーズになります。フランス語で「風配図」という意味を持つこちらのジュエリーは、旅のシンボルである風配図にて星と薔薇のモチーフをアレンジすることで生み出されました。このジュエリーが生まれた背景には、ムッシュ・ディオールの幼少期にあります。彼は幼少期をフランスのノルマンディ地方で過ごしましたが、その時に彼がお守りとして持っていたラッキースター、グランヴィルの館の裏庭にあった風配図、好きだった薔薇の3点が融合してローズ　デ　ヴァンは誕生したのです。

「風が幸福を運んでくる」というメッセージも届けてくれるような小さくても心に届く存在感は、熟練の職人の技術の結晶です。毎日の生活の中でラグジュアリーをさりげなく実感したいという、大人の女性の願いをかなえてくれます。

ローズ　デ　ヴァンの大きな魅力はリバーシブルなデザインにあります。ネックレスは身体の動きに合わせてチャームが反転し、リングは反転させるだけで異なる状態を楽しむことが出来ます。

・ラッキーディオール

ディオールの創始者であるムッシュ・ディオールは、幼いころから母方のおばあちゃんの影響を受けており、占星術や幸せのジンクス、いうなればおまじないを信じられていたそうです。ムッシュ・ディオールが自身のラッキーモチーフとしていた蜂や星等を取り入れたジュエリーが、今ラッキーディオールという名前で発表されています。主にリングで発売されており、トルコ石を使ったものや漆黒のオニキスを使ったものまでいろいろございます。これを身に着けて幸運のお守りにしてみてはいかがでしょうか？

・アーシ　ディオール　ココット　リング

ディオール　ファイン　ジュエリーを手がける、ヴィクトワール・ドゥ・カステラーヌがデザインを担当したリングになります。洋服のフリル等をイメージした独特のデザインがしっかりと印象付けられる逸品です。

・ディオール　ア　ヴェルサイユ

　18世紀と現在の技術を組み合わせてアンティークのような存在感を放っている、最高2億４，０００万円もするディオールのハイジュエリーになります。女性であればその美しさに一度は身に着けてみたいと夢見ることになるでしょう。

　ムッシュ・ディオールも愛したフランスのヴェルサイユ宮殿がモチーフとなっており、特にインスピレーションを受けたところは華麗な建築の方ではなく、シャンデリアに下がるクリスタルのドロップやカーテンの留め金、「鏡の間」の木工細工、燭台、鏡のフレームといった宮殿内の様々な装飾でした。

ヴィクトワールが描いたデッサンは、粘土で制作後、パーツの一部をワックスで型を取ります。そこから、よりつけ心地のよいジュエリーにするために連結構造をコンピューターで設定します。まさに18世紀と現代の技法を組み合わせて生まれたものであるといえます。

長い時を経てきたと思わせる深みを出すために、ゴールドやプラチナ以外にあえて酸化して黒くなったシルバーを使用しているのも特徴です。

ディオール　ファインジュエリーのアトリエの方で繊細なオープンワークや丹念な研磨を行っており、その品質は折り紙付きです。一つのネックレスを仕上げる際に1000時間を超えて作業を行うピースもあるそうです。