収入印紙の換金方法とは？

実は、収入印紙を買い間違えたときや余らせてしまったときも、原則として返品や払い戻しができないって知ってましたか？

切手などと一緒なのですが、購入した郵便局などに収入印紙を返品してお金を返して貰うことはできないのません。

もちろん交換はできますが、ご存知の通り交換手数料が数円かかってしまうので、手出しがマイナスになってしまいますね。

お仕事などで使うだろうと思ってまとめ買いしてしまうと、返品や払い戻しができず困ったことになるケースもありますのでお気を付けください。

では、換金する（＝お金に換える）ならどうしたらいいの？という方にオススメの方法を3つご紹介します！

①質屋かんてい局名取店（買取店）に持ち込む

②買取業者に郵送する

③フリマサイトやネットオークションに出品する

残念ながら上記のどの方法を取っても額面通りの金額に換えられるわけではありません。

大体の相場として、額面に対して90％前後の買取金額（販売金額）になってしまうのは避けられませんので、あらかじめご理解いただけると良いかと思います。

質屋かんてい局名取店の場合、色んな額面のお買取り実績がございますのでお持ち込みの前にお気軽にお問い合わせください。

 

査定ポイント

①状態

収入印紙の場合も他の商品券などと同じで汚れ・破れなどダメージがあるとお買取りできません。

また、旧柄や現行柄といった発行時期によってデザイン柄に違いがあるので、あまりに古い柄のものはお買取りできない場合もあります。

今回お買取りした収入印紙はというと…

これが現行柄といわれる2024年9月現在発行されている収入印紙のデザインです。

1,000円以上のものは上記の写真のように上部真ん中に丸いデザインが施され、光の角度によって「日本」の文字や「桜（5枚花）」が浮き出てくるようです！

この現行柄になったのは2018年7月とのことで、その前は1993年から使われていたそう・・・ということは旧柄は約25年間も続いたデザインだったんですね。

このリニューアルの背景には、近年増えていた収入印紙の偽造品の流通があり、偽造防止を目的としてのデザイン一新だったようです。

とはいえ、旧柄の収入印紙も引き続き使用可能とのことです！

ならばひと安心…と思うかもしれませんがご注意いただきたいのは「使わないから売りたい」という方。

残念ながら、先述したように旧柄には偽造品の収入印紙が大量に出回ったものもあるため、現在お買取りができないものが沢山あります。

質屋かんてい局名取店の場合、5,000円以上の額面の旧柄収入印紙はお買取りできない場合がほとんどですのでご注意ください。

 

また、長期間保管していたものなどは特に注意していただきたいのが、収入印紙の裏面！！

シミや汚れがついて汚くなっているものが沢山あります・・・

和紙のように繊維が見えるのはもともとですので、気にしなくて大丈夫ですよ！

今回の収入印紙は裏面もこんな感じでとってもキレイですね！

もちろん、使用済みの収入印紙はお買取りできません！

未使用であっても一度貼って剥がした形跡があれば、お買取りできなくなってしまいます。

角やミシン目が欠けていてもダメなので、切り取る際にも気を付けてくださいね。

 

②印紙の金額

収入印紙の場合、額面によって買取率も変わります。

額面が高いほど買取率も高くなり、そのおおよその境目は1,000円と10,000円。

1,000円以上・10,000円以上になると1～2％高くなります。

今回は10,000円という高い額面でしたので、額面の95％でのお買取りとなりました。

 

旧柄や現行柄問わず、偽造品などが出回ると金券類は買取ができなく場合があるので、使わないなと思ったときは早めに手放すことをオススメします！！

 

※買取り金額はお品物の状態、付属品、相場、在庫状況により日々変動します。上記はあくまで目安としてお考え下さい※