地金とは？

金相場の高騰もありニュースなどでも、「地金（じがね）」という言葉を耳にしたことがある方も多いですよね。

では、地金とはどのような金属を指すのでしょうか？

 

金属の塊

地金とは、保存できるようにまとめた金属の塊を指します。

金地金以外にも銀地金・プラチナ地金など金属の種類によって分けられているんです。

また、合金と呼ばれる数種類の金属が混ざったものは、合金地金と呼ばれています。

ジュエリーやインゴットを指すこともありますが、資産運用の意味合いが強いインゴットに対し、地金は素材としての意味合いが強のではないでしょうか。

 

ジュエリーの金属部分

ネックレスや指輪など宝石以外の金属部分を地金と呼びます。

宝石を使わず金やプラチナなどの金属のみで作られたジュエリーを「地金ジュエリー」とも言います。

シンプルなものから、彫刻を施したものやビーズアクセサリーのように金属のパーツを組み合わせたものなど華やかなデザインまであるんです。

 

インゴット

インゴットとは溶かした金属を型に流し込んだ塊のことで、主に投資用として取り扱われています。

バーや延べ棒と呼ばれることもあり、金属の種類や大きさはさまざま。

金インゴットには明確な規格があり、金インゴットとして認められるのは、純金（K24）のみとされています。

 

投資用のインゴットに限らず、どれも保管しやすい上に価値がゼロにならない点が特徴です。

そのため、インゴットはもちろんですが金貨や、地金ジュエリーも現物資産として持っておくのもいいですね。

 

K18 Pt850 トンボ モチーフ ブローチの査定ポイント

①状態

宝石を使用していない地金のみのブローチをお買取りさせて頂きました。

 

ゴールドとプラチナを使ったシンプルなトンボモチーフのデザインです。

宝石の種類や大きさにもよりますが、地金のみのデザインの方が買取金額が高くなることがあります。

色石やメレダイヤには残念ながら、金額が付かないことがほとんどなんです…

石が取れていたり、壊れていたりすると商品として販売するのが難しいため、トータルの重さから宝石の重さを引いて買取金額を出さなくてはいけなくなってしまうんです。

 

ブローチの状態を見てみましょう。

キズや汚れが見受けられますね。

経年劣化による変色もあります。

 

使用や経年劣化によるダメージはありましたが、ブローチとして問題なく使えるお品物です。

また、年齢や性別問わず使えるデザインも良かったポイントでした。

 

②タイミング

今回のお品物で1つ残念だったポイントは、メインの素材がプラチナだったこと。

数十年前は買取りも販売もプラチナの方が高値でしたが、現在は金の買取価格がプラチナよりも高くなっているんです。

ですが、このタイミングでお持ちいただけたのも良かったと思います。

日々金相場は変動していますが、それでも販売・買取価格ともに過去最高値の水準を維持しています。

 

また、店頭で販売させて頂きたいお品物だったので、精一杯の金額をお付けすることができました。

 

ちなみにこのK18 Pt850 トンボ モチーフ ブローチを質に預けた場合には22,000円前後までご融資が可能です。

金は売るのに良いタイミングですが、1度売ってしまったら高くて買えないアイテムでもあります。今後さらに金相場が上がることも期待できるので、ひとまず預けておくのも１つの手です。ぜひ、質預かりもご検討ください。

 

※買取り金額はお品物の状態、付属品、相場、在庫状況により日々変動します。上記はあくまで目安としてお考え下さい※