カレラ ホイヤー02の中古需要

タグホイヤーの顔といっても過言ではない「カレラ」シリーズの中でも「キャリバー ホイヤー02」の需要はどうなのでしょうか？

そもそもホイヤー02とは、「ホイヤー01」というムーブメントの後継機として発売されました。

タグホイヤーの自社ムーブメントは「キャリバー1887」「ホイヤー01」「ホイヤー02/T」と大きく分けて3種類あります。

2024年現在、発売中なのは「ホイヤー02/T」のみで他の2種類は既に廃盤となっております。

これまで、汎用ムーブメントを使用して比較的安価な上質腕時計を作り続けてきましたが、近年はマニュファクチュールにも挑戦し、よりよいものを生み出そうと成長し続けるブランドとして常に注目を集めています。

そんな「ホイヤー02」ですが、「ホイヤー01」と比べるとスモールセコンドの配置が縦目から横目に変わっており、パワーリザーブも50時間から80時間へと大幅なスペックアップを果たしております。

気になる中古相場は・・・

デザインがほぼ変わらないモデルで比較してみると「ホイヤー01」の方が－2～3万円程という開きはあるようですが、さほど大きな差は感じられません。

新品販売価格を比べてみると、原材料の高騰や円安などの理由で値上げがあったこともありますが、ホイヤー01と02ではおおよそ10万円の価格差があります。

その金額を考えると「ホイヤー02」は高く買った割に高くは売れないという状態かもしれませんね。

しかしながら、また次のムーブメントが出てしまったら買取金額が下がる可能性もあります。

使わないと判断したらお早めに査定へお持ち頂くことがオススメです！

 

査定ポイント

①状態

今回買取させていただいた、カレラ ホイヤー02【日本限定300本】ですが

購入から約2年間ご愛用されていたということでベルトやバックル付近にダメージが見られました。

写真で見ると分かりやすいですね。

バックルは元々ブラックコーティングが施されていましたが、使用により色が剥がれてしまっていますね。

では、時計の本体部分はどうでしょうか？

比較的キレイな状態に見えます。

実は、こちらの時計はブラックDLCコーティングとセラミックベゼルが使用されているのでキズが付きづらい造りになっています。

そのおかげで大きな打痕やキズはほとんど見られずピカピカな印象に！！

革ベルトは元々消耗品ですので、新しい物に交換するつもりで中古品を購入する方も多いと思いますが、本体がボロボロはイヤですよね。

こちらのお品物は時計のケースやガラスに大きなダメージが見られなかったことが大きなプラスポイントとなりました！

 

②付属品

今回のカレラ ホイヤー02 ジャパンブラックエディション は、2021年秋ごろに日本国内300本限定で販売されたものです。

すでに、公式オンラインサイトでも在庫無しになっています。

スペシャルエディションなだけあって、付属品も特別仕様！

元々のタグホイヤーの付属品はこんな感じ・・・

比べて今回のスペシャルエディションはこんな感じです・・・ 

きちんと特別な刻印が入っていて、保存箱も通常のBOXタイプではなく持ち運びが出来る時計ケースになっているのが嬉しいポイント！

時計は付属品があるかどうかで買取金額が変わることが多いです。

特にこういった特別仕様の付属品は、別の機械に同じものを手に入れるのは非常に難しいと思います。

少しでも高く買取してもらいたい！という人は付属品もお持ちください。できる限り「購入した時と同じ状態」でお持ちいただくのが良いですよ。

 

ちなみにこのカレラ ホイヤー02 を質預かりにした場合には250,000円前後までご融資が可能です。

 

今は使っていないお品物はしまっておくのも悪い訳ではありませんが、状態が良いものならいざという時にまとまったお金を借りることができるアイテムになるかもしれませんよ。ぜひ質預かりもご検討ください。

 

※買取り金額はお品物の状態、付属品、相場、在庫状況により日々変動します。上記はあくまで目安としてお考え下さい※