セラミック素材について

最近では多くのブランドが使用しているセラミック。

今では当たり前のようになっていますよね。

ここまでセラミックが知られるようになったのは、2000年に登場したシャネルの「J12」の功績が大きいと思われます。

ベゼルだけでなくケースやブレスレットまでもセラミックで作られており、何より黒や白一色の艶のある見た目は、とてつもないインパクトがありました。

 

セラミックの良い点は、何といってもキズがほとんどつかず、きれいな状態を維持できること。

ステンレスや金のように、艶々だった部分がキズで曇ってくるようなことがありません。

キズに対する強度はステンレスの6倍以上もあるため、ダメージのつきやすいベゼルに使われることが多いんですね。

 

ただ、メリットばかりではありません。

セラミックはキズには強いですが、衝撃で割れることはあります。

万が一割れてしまった場合はパーツそのものを交換しなければ直せません。

修理代も高額になる可能性が高いので、買取りの際にも大きな減額となってしまいます。

使い続けるにしても買取に出すにしてもマイナス要素となってしまうため、落としたりぶつけたりしないよう気を付けて使いましょう。

 

査定ポイント

① 状態

こちらの時計はほぼセラミックでできているため、キズはあまり心配はありませんでした。

J12で比較的ダメージが目立つ箇所というと、裏蓋になります。

 

 

裏蓋はステンレスになるため、時計を外して置いた時などバックル部分が当たってキズつくことがあります。

今回は裏蓋もほぼキズが無く、本当にきれいなコンディション。

あまり使用感が感じられない状態だったため、その点を評価致しました。

 

② 付属品

時計の買取で大事なのは付属品です。

購入するといろいろなものが付いてきますが、重要度の高い順でいうと

 

①保証書・ギャランティーカード

②余りコマ

③箱

④説明書

 

という感じでしょうか。

今回お持ち頂いたものには、このような付属品が付いていました。

 

 

コマはすべて時計に付いており、ギャランティーカードや箱もきれいな状態で揃っています。

理想的な形でお持ち頂けたので、最大限金額を付けることができました。

 

特に大切な保証書がない場合は数千円～数万円買取金額が変わってきてしまいます。

購入後は大切に保管しておき、買取りしてもらう際には忘れずに持っていくようにしてくださいね。

 

ちなみにこのJ12を質預かりにした場合には315,000円前後までご融資が可能です。

 

※買取り金額はお品物の状態、付属品、相場、在庫状況により日々変動します。上記はあくまで目安としてお考え下さい※