時計の付属品について

時計を高く買取ってもらうには付属品も大事！というお話は何度かお伝えしているので、ご存知の方も多いかと思います。

どのブランドにもだいたい共通している付属品は、「箱」「保証書（ギャランティ－カード）」「説明書」「余りコマ（メタルブレスレットの場合）」。

この他に、ブランドやモデルならではの付属品が付いている場合があります。

例えば、オメガやパネライ。

オメガには保証書と同じような赤いカードで「ピクトグラムカード」という、その時計の性能をアイコンで表示したカードがつきます。

クロノメーターを取っているモデルにはもう1枚、クロノメーター証明書も付属します。

パネライは替えベルトと交換するための工具がセットに。

このような付属品も査定金額に影響してきますので、できるだけ失くさないように保管し、査定の際には忘れずに持っていきましょう。

査定ポイント

①付属品

ブライトリングも独自の付属品が多いブランドの一つ。

今回お持ち頂いたのは、このような感じでした。

右下にあるのがe-Warrantyと呼ばれる保証書。

モデル名や購入日が表示されている液晶は、衝撃や圧力を受けると壊れて上手く表示されなくなってしまいます。

今回はきれいに表示されていて問題なしでした。

シルバー色のクロノメーター証明書もきちんと揃っています。

また、真ん中あたりにある黒い冊子はクラブブライトリング関連のもの。

クラブブライトリングは基本的に正規店で購入したそのお客様にしかサービスは適応されないので、付属品ではありますが買取金額にそれほど大きな影響はありません。

それでももちろんあった方が良いのは確か。

全てがちゃんと揃っており、それぞれの状態も良かったことがプラス評価に繋がりました。

②状態

今回のお品物はパッと見た感じもきれいな印象で、あまり使用感がなさそうでした。

改めてよく見ても…

最初の印象通り、傷の付きやすいラグやブレスレットのバックル部分も、それほど傷が多くありません。

この程度であれば外装仕上げをしなくても十分に販売できる状態と判断し、メンテナンス代をマイナスすることなく、最大限金額をつけることができました。

オーバーホールや外装仕上げの必要がなく、そのまますぐ販売できる状態の時計が一番値段がつきやすくなります。

今回は付属品も状態もマイナスとなる部分が少なかったため、上記金額となりました。