廃盤品は価値が上がるもの？下がるもの？

廃盤品と聞くと古いものや今の時代に合っていないものを思い浮かべる方もいるかもしれません。

しかし「ルイヴィトンの廃盤品」には、今でも高い価値を持つ品物が多数存在します。

むしろ廃盤品のほうか人と被らないから良いと言う意見もあるほどなんだとか。

 

では、価値が上がる(当時の定価よりも高くなる)可能性のある廃盤品とはどういうものなのか。

 

まず第一に挙げられるのが話題となった「コラボ品」です。

例えば、2017年に発売したシュプリームとのコラボ商品は当時も爆発的な人気となりました。

その為、現在でも一部の商品は中古市場でもプレミア価格が付いて定価を越えるものも出ています。

 

次に「現在のトレンドに合った商品」です。

ここ数年はスマホ決済などのキャッシュレス化が進んだ影響でバックや財布がどんどん小さくなっています。

その為、廃盤になったミニバッグなどが再び人気となり、状態の良いものは当時の定価と変わらない金額で売れたりすることもあるんだそうですよ。

 

では逆に価値が下がる(当時の定価以上にはならない)可能性のある廃盤品はどういったものでしょうか？

 

どんな商品にも廃盤となった理由があると思います。

期間限定のものだったなら仕方がないですが、中には「デザインは良いけど使い勝手が悪い」などの理由で人気が下がって生産が終了してしまったものなどもあるはずです。

そういった商品は現在中古市場で出回ったとしても使いにくいことには変わりないのでプラスの価値が付くと言うことはなかなか難しいと思います。

 

また、コラボ品や限定品であっても色使いやデザインが奇抜だったりするものは中古での需要が低いものも。

レアなのは分かるけど、これは普段から使えるデザインでは無いよね…と言うものはなかなか値段がつきにくいです。

トレンドはもちろん、そのデザインも中古市場での価値に影響してきます。

ちょっと年代もののルイヴィトンがあったら、今の流行に合っているものかどうか一度チェックしてみるのもいいかもしれませんね。

 

査定ポイント

①状態

今回お持ちいただいたルイヴィトンのバッグは、全体的に使用感のあるお品物でした。

 

まずはバッグの表面を見てみましょう。

 

 

エナメルのような艶のある素材の為、どうしても汚れやほこりの付着が目立ちやすくなってしまいます。

バッグの印象が変わってしまうような大きなキズはありませんが、全体的に汚れやほこりが付いているのが分かるような感じです。

 

続いて内側の部分。

 

 

底にスレやキズがあるのが分かります。

 

 

側面にも全体にキズが。

 

 

柔らかい素材だったこともあり、キズが分かりやすかったのかもしれませんね。

 

全体的にキズや汚れは多めでしたが、鍵やカデナなどが付属していたのは良かったです。

加えて、ハンドルのダメージも少なかったことからバッグとしてはまだまだ使える状態だと判断しました。

 

今回は使用感はありましたが、バッグとして使える状態だったことを評価させていただきました。

 

②在庫状況

お持ちいただたい当時、このブークレットモノグラムのシリーズは在庫無しの状態でした。

このシリーズが2011年～2012年に発売されていたこともあり、今はなかなかお目にかかる機会も少ないお品物だと思います。

店頭に置いてあれば、きっとたくさんのお客様の目に留めていただけると判断しました。

 

加えて、大きさも最近流行の小さめサイズ。

今のトレンドに合ったサイズ感だったこともプラスの評価に繋がりました。

 

ちなみに、このバッグを質預かりにした場合には55,000円前後までご融資が可能です。

 

最近は使っていないけど、もう販売していないデザインなんだよな…なんてバッグは売らずに預けるのもオススですよ。ぜひご検討ください。

 

※買取り金額はお品物の状態、付属品、相場、在庫状況により日々変動します。上記はあくまで目安としてお考え下さい※