千足金刻印 ブレスレットをお買取りさせていただきました【かんてい局 新潟上越店】
店舗名 | 上越店 |
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商品名 | 千足金刻印 ブレスレット |
ブランド名 | 金【貴金属】 |
買取価格 | ¥220,000 |
【 かんてい局 新潟上越店 】
今回ご紹介するのは「千足金 刻印」のブレスレットです。
【千足金(せんそくきん)】とは、主に中国で製造された金製品に印される刻印の一種です。
この刻印は金の純度を示していて、千足金の場合は日本の基準に当てはめるとおおよそK21.6(90%)~K23(95.8%)に相当します。ひとつの刻印でなぜ5%以上も純度に幅があるのかというと、足金刻印の製品は日本の製品に比べて金の含有量が曖昧なケースが多いからです。
そのため当店では足金刻印の製品をお買取りする際は、通常よりもよりしっかりと純度の検査をしてから金額のご案内をさせていただいています。
※買取金額はお品物の状態・付属品・市場相場などにより日々変動いたします。目安としてお考えください。
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お品物の詳細
品物:ブレスレット
刻印:千足金
色:明るくて濃い黄色
付属品:なし。素材を証明するものなどもなし。
ブレスレットの形状は密度のあるチェーンで、喜平でいうところの”ダブル”のような感じになっています。
他のよくあるブレスレットと異なる点として、まず金具がS字フックのような形をしています。日本製のブレスレットだとよく見かけるのがバネを引っ張って留める、いわゆるカニカンやヒキワのものが多く、フックの形をしているものはなかなか見かけません。このタイプは海外製品で見かけるものになります。
もう一つ、本体の色が明るくて濃い黄色をしています。金製品はホワイトゴールドやピンクゴールド以外のものは、パッと見みんな同じ色をしているように見えますが、よく見てみると純度によって少しずつ違う色をしています。黄色の色が強いものはより純金に近いものに多いのですが、日本の純金と比べても色の出方がハッキリとしています。これは中国で作られる金製品の特長の一つでもあります。
この時点でこちらのブレスレットは中国で作られた金製品であるとあたりがつきました。
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買取までの流れ
今回お持ちいただいたブレスレットは【220,000円】でお買取りさせていただきましたが、お買取りが成立して代金をお渡しするまで、少々時間が掛かってしまいました。
どのような工程を経て、どれくらいの時間を要したのかご紹介いたします。
刻印の確認
当店ではお客様がその素材が金やプラチナといった貴金属だと判明していないお品物でも、一点から無料でお査定を承っております。
金やプラチナかもしれない?と思ったアクセサリーなどをお持ちいただきましたら、まず店頭で査定スタッフがお品物に”素材とその純度を示す刻印”があるかを確認します。
一般的に金でできているものなら「K18」や「750」、プラチナなら「Pt850」や「Pt900」、シルバーなら「925」や「SILVER」といった刻印があります。査定額はこの刻印の情報を元に計算するのと、中には今回の「足金刻印」のように示す純度が曖昧なものもあるので、よく確認します。
今回の場合はS字金具の真ん中部分に小さく「千足金」の刻印がありました。
この他に刻印の種類には”ブランドを示す刻印”もあります。有名なものだとシルバー製のものならティファニーのアクセサリー、金やプラチナ製のものならカルティエやブルガリのアクセサリーなどでよく見かけます。
これらのブランドアクセサリーは”素材としての価値”と”ブランドアイテムとしての価値”の両方を調べて、より価値が高い方の金額でお買取りさせていただいていますので、刻印をチェックする際はブランド刻印の有無もしっかりと確認します。
確認した刻印が問題のないもの、例えば日本のホールマークなどだった場合にはそのまま即時、査定金額を提示させていただきます。逆に今回の「足金刻印」のものや、経年や使用によって刻印が擦れて判別しづらくなっているものは、お客様のご了承を得たうえでまず簡易検査をさせていただきます。
店頭でできる簡易検査は2種類あり、一つが比重計という機械を使用した検査で、もう一つが薬品を使用しての検査です。
比重計での検査
比重計を使用しての検査では、品物を比重計の中に溜めた水の中に入れて空中重量と水中重量を測定することで、おおよその種類と純度を調べます。
刻印が見えにくいものなどは、まずこの比重計で比重で本物の金やプラチナなのかを確認します。
この検査で刻印は見えづらくなっているが、検査結果が予測した純度と合致するものはそのままその日のうちにお買取りできる場合もあります。
ただこの比重計は万能ではなく、品物…例えばブレスレットなどの形状がチューブ状で中が空洞だったり、大きな宝石が付いているものは正確な数値を計ることができません。
薬品を使っての検査
比重計での検査が難しいものは、続いて薬品を使用しての検査をする場合があります。
この検査で使用するのは硝酸という薬品です。硝酸は金属を溶かす性質を持っているのですが、一方の金は金属の中でも腐食しにくく、また純度が高いほど硝酸に溶けにくいという性質を持っているため、これを利用して検査するのです。
検査方法はまず「那智黒石」という硬く黒い石で作られた試金石に、調べたい金属の表面をこすりつけます。金はとても柔らかい金属なので、少しこするだけで表面が削れて試金石に付着します。そして試金石に付着した金に硝酸を垂らして跡が残れば金である可能性が高い、という判断ができるのです。
昔から用いられている金の判別方法で、金の純度の高いものは硝酸を垂らしても跡が濃く残るのに対して、純度の低いK14やK10くらいのものは薄く跡が残ります。
ただ跡の残り具合から正確な純度まで見極めるのは非常に難しいため、この方法で分かるのは最低限素材が金でできているのか否かというところに留まります。
逆にこの検査で跡が全く残らず、刻印の有無や入り方、色などの情報を総合的に評価して金でできている可能性が非常に低いと判断したものは、その場で金としてのお買取りをお断りすることが多いです。
専門業者での検査
比重計による検査はできたが、結果が刻印と著しく差があるもの。
デザイン的に比重計による検査が難しいが、硝酸による検査で跡が残ったもの。
比重計、硝酸による検査のどちらともが難しいもの。
このような店頭での検査ができない、もしくは検査結果がハッキリとしないものに関しては、一旦品物をお預かりして専門業者で成分分析という検査をしてもらうことになります。
専門業者に依頼する成分分析では品物にX線を当てることでその素材を判別します。比重計や硝酸を使用しての検査よりもより正確な結果を得られるのが利点ですが、品物を専門業者へ送って検査してもらうことになるので、お預かりから結果判明まで約1週間ほどお時間をいただくことになります。
検査結果で素材が金と判定されたものは、その後お買取りが可能となり、素材が金やプラチナ、シルバー以外のものであると判定された場合はお買取り不可となり、品物をお戻しさせていただくことになります。
スタッフコメント
金製品は通常このような流れでのお買取りになります。
今回ご紹介した千足金のブレスレットの場合は本体に刻印はあるものの、刻印の種類的に純度が曖昧な品物だったため、一旦お預かりして成分分析検査を経たうえでK21.6製の製品としてお買取り成立になるまで6日ほど掛かりました。
特殊な刻印のもの、お買取りのために検査が必要なものの場合は、通常よりもお時間をいただくことになりますのでご了承ください。
現在、金相場は不安定ながらもまだ高値を指しています。ですが先日あったアメリカの大統領選挙でトランプ氏が当選したことで、今後の流れはさらに予想が難しくなりました。
そのため金の売却を検討中の方は、今が高く売るチャンスです!
そしてかんてい局上越店では貴金属製品を高価買取中!
店頭では無料でお査定も承っているので「金でできているか分からないけど、金なら高い今のうちに売りたい!」と悩んでいる方もお気軽にお持ちください♪
お持ちいただいたお品物は一点一点しっかりと確認させていただきます。
金やプラチナじゃなかったとしても後から査定料を請求するなんてこともしません!
誠実かつ正直にご対応させていただきますので、貴金属のお買取りはぜひ!かんてい局上越店にお任せください!
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店舗情報
質屋・買取 かんてい局 新潟上越店
(Pawnshop Kanteikyoku niigata joetsu)
〒943-0173
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