2023/07/17スタッフブログ

ルイヴィトンのモノグラムとダミエラインのバッグを高く売るためのちょっとしたコツ

今回は買取店に行く前に、少しでも高くバッグを売るための、お金がかからず誰でも簡単にできるちょっとしたひと手間をご紹介したいと思います。

それはズバリ、「お掃除」と「原形の再生」です！

査定の際、バッグの状態は査定に最も影響してきます。
鑑定士も人間ですので、より綺麗な状態のバッグは印象がいいものです。

査定のためだけでなく、大切なバッグを長く愛用頂くためにもぜひ実践してみてください。

バッグの外側の掃除
- 金具の緑青(ろくしょう)
バッグの内側の掃除
- 内側が布の場合
- 内側がレザーの場合
形の再生
最後に

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バッグの外側の掃除

モノグラムキャンバスとダミエキャンバスは丈夫な綿素材にPVCという合成樹脂をコーティング加工した「トアル地」という生地でできています。
そのトアル地の汚れは中性洗剤を溶かした水で湿らせた柔らかい布で拭くと綺麗になります。

ヌメ革部分に関しては、素人にはどうにもできないので、筆者としては状態を余計に悪化させないためにも触らない方がいいと思っています。

金具の緑青(ろくしょう)

緑青(ろくしょう)と言われてもピンとこない方も多いと思いますが、いわゆる「青錆び」のことです。
銅や真鍮が空気に触れ酸化することで発生します。
「サビ」と聞くとなんとなく悪いイメージがありますが、緑青は金属の表面以外には発生しないので金属内部の腐食を防ぐという良い効果もあります。
しかしバッグの表面に付着しているとちょっと不潔に見えますよね。

このようにビッシリ付着します。

緑青は爪楊枝で簡単に取ることができます。
ここで注意したいのは取った緑青を生地の上に落とさないということです。
緑青は粘度のあるものなので、他の生地に付着すると色が写ってしまいます。
爪楊枝でなぞるというよりも、爪楊枝にくっつけて持ち上げるという感覚で取ると下に落とさず綺麗に取れます！

このように綺麗になります！

バッグの内側の掃除

どれだけ大切に使用していても、どうしてもバッグの中にホコリは溜まってきます。
これは静電気によるもので、空気中のホコリをくっつけてしまいます。
外出の際にも砂埃等が中に入り込んできます。

特に予防策はないので、定期的にお掃除することをオススメします。

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内側が布の場合

ガムテープやコロコロ等でホコリを取ります。
特に溜まっているのは縫い目の部分と四隅です。
ひっくり返せるものはひっくり返して念入りにペタペタします。

内側がレザーの場合

ガムデープの粘着部が残る可能性があるので、綿棒の先を指で潰して尖らせてからなぞってホコリを取ります。
どうしても取れない時は、ガムテープを一度手の甲等に貼り、粘着面を弱らせてからそっとペタペタすると綺麗に取れます。

原形の再生

よく査定の際に目にするのは長い間押入れに乱雑にしまわれていて形がひしゃげてしまったバッグです。
完全に元の形に戻る！とまでは言いませんが、中に詰め物(あんこ)を詰めて数日置いておくだけでもかなり印象が変わります。
パンパンに詰めると余計に形が悪くなるので、ほどほどに詰めてください。

まず、底の形に合うように詰め、四隅をきちんと立たせます。
これだけでかなり印象がよくなります！
そのあとバッグの形に合うように詰めていくと綺麗に見えます。

最後に

今回はルイヴィトンのモノグラム、ダミエのバッグを少しでも高く売るコツをお伝えしました。
基本的に鑑定士は査定の際に破損したり何かあったら困るので、お客様からお持ち込みいただいたバッグの清掃はできません。
なので単純なことかもしれませんが、
「取れる汚れは取る」
「直せる形は直す」
ことにより査定額アップに繋がります！

ルイヴィトン製品の買取についてはこちらもご覧ください！