コイントップの査定方法

そもそもコイントップとは、コイン（金貨）を素材として利用して作っているネックレストップのことです。

主に海外製のコインを利用し、その周りに金やガラスで出来た装飾を施してあることが多いのが特徴と言えます。

コイントップはどんなふうに査定しているのか気になる方も沢山いらっしゃるので、ざっくりですが工程をご紹介するとこんな感じです。

 

【ガラス無しコイントップの場合】

①総重量を計る。

②コインの金種やサイズ（オンス数）を確認しコイン単体の値段を出す。

③枠の金種を確認する。

④総重量－コインの重さ（オンス数）＝枠の重さ

⑤コイン単体の値段＋枠の値段＝地金としての査定金額

⑥コインの状態やデザインを見てプラスアルファの値段を付けるかどうか決定。

 

といった感じです。

コイントップと一口で言っても、枠などのデザインやサイズも多種多様にあります。

今、大人気の喜平ネックレスと相性抜群！ということもあり、注目の高まっているコイントップ。

状態次第ではありますが店頭で人気の出そうなものは地金の査定金額にプラスアルファの値段がつく可能性は十分にありますよ！

 

査定ポイント

プラチナ純度

こちらのネックレスとコイントップはそれぞれにプラチナの純度が変わってきます。

刻印が彫られているので見てみましょう！

ネックレスの留め具には【Pt850】の刻印と造幣局のマークが確認できますね！

コイントップ側には枠部分に【Pt850】、コイン自体に【9995PT】の刻印が確認できます。

ちなみに、この【9995PT】という刻印…一般的には純プラチナ＝Pt1000という表記なのですが【9995PT】という刻印も私たちの認識のなかでは純プラチナ同等のものと捉えられています。

プラチナ相場は金相場に比べるとやや低い水準にはなりますが、同じプラチナの中でも純度によって買取価格が変わってきます。

コイン自体はほぼ純プラチナでしたが、チェーンや枠が【Pt850】だったのでこれがもし、Pt900だったら同じアイテムや重さでも買取金額は多少高くなります！

女性用の華奢なネックレスなら大した差はありませんが、重量があればあるほど少しの純度の違いで金額が変わってきます。

高純度のプラチナも含め、しっかりと重さのあるアイテムをお持ち頂けたのも１つのポイントでした！

 

状態

キヘイネックレスは重さがあるのでぶつかったり、コイントップなどを付けている場合には擦れてキズが付きやすいものです。

また、コイントップもガラスが付いていない場合には直接プラチナの表面が擦れるのでキズが目立ちやすくなります。

今回のコイントップ付きネックレスの状態としてはどうだったのでしょうか？

表面を拡大した写真を見てみましょう。

やはり、広範囲に小キズが付いていますね。

実物を見ると分かるのですが、キズが沢山付いているので貴金属特有の艶感は無くなってしまっている状態です。

使っているとどうしてもキズがつきやすいアイテムにはなりますが、店頭で販売するには美しさに欠けてしまうという点が少し残念なポイントでした。

この状態よりもキズが少なくて、店頭でもぜひ販売したいというお品物の場合には「貴金属の重さ×相場」＋αさせて頂けることがありますので参考にしてみてください！

 

ちなみに、このコイントップ付きネックレスを質預かりにすると約70,000円までご融資が可能です。

ジュエリーは新品で購入する時に高額である場合が多いため、買い直すのが難しいアイテムでもあります。

手放したくないときは、一時的に現金化して取り戻すことができる質預かりも便利ですよ。

 

※買取り金額はお品物の状態、付属品、相場、在庫状況により日々変動します。上記はあくまで目安としてお考え下さい※