プラダ　BT8994 ナイロン ショルダーバッグ

【プラダ】の創業は1913年で110年以上続く歴史あるブランドです。

イタリア・ミラノで【マリオ・プラダ】と【マルティーノ・プラダ】の兄弟が【フラテッリ・プラダ】と言う高級革製品専門店を設立したのがブランドの始まりです。

上品で高品質なバッグなどの革製品を次々と送り出して、上流階級の人々の注目を集め、開店から6年目には、イタリア王室ご用達のお店となりました。

その後も【プラダ兄弟】は精力的に活動していきますが、時代が第二次世界大戦に入ると貴重な素材や高品質な革などが手に入りにくくなってしまい、高級バッグなどの重要も減り、【低迷期】となってしまいます。弟の【フラテッリ・プラダ】も経営から離れてしまい【マリオ・プラダ】一人での経営となったまま終戦を迎えました。

【プラダ】が低迷中のさなか、1958年【マリオ・プラダ】が亡くなってしまいます。

事業は【マリオ・プラダ】の娘たちに受け継がれましたが高級志向の【プラダ】は時代に取り残されてしまい低迷期から抜け出すことはできませんでした。

低迷期の【プラダ】を救ったのは【マリオ・プラダ】の孫、【ミウッチャ・プラダ】です。

1978年にデザイナー兼オーナーに就任した【ミウッチャ・プラダ】は【日常を贅沢に飾る】をコンセプトに革新的な素材で斬新なデザインと伝統の調和を体現し、現在の【プラダ】のイメージを確立させました。

 

特に【プラダ】の人気を取り戻すきっかけになったのが【ミウッチャ・プラダ】の祖父【マリオ・プラダ】が旅行用カバンに使っていた工業用の防水ナイロン素材【ポコノ】を使用したナイロンバッグです。

【ポコノ】を用いて【プラダ】のアイコン【三角ロゴプレート】が付いただけのシンプルでスタイリッシュなデザインのバッグやリュックなどは、たちまち大ヒットとなり、高級革製品のイメージを一掃し【ナイロン素材・ポコノ】は【プラダ】の象徴となり、世界的ブランドへの復活となったのです。

査定ポイント

・擦れ傷/型崩れ/フチ擦れ/色褪せ/汚れ

・ショルダー/レザー/金具の状態

・内部のコンディション/匂いの付着

・ベルトの状態

上記ポイントを中心にお査定させて頂きました。

状態

フラップを留めるレザーベルト部分には若干の穴の広がりや、フチのひび割れを確認しました。

金具部分には擦れ/小傷/擦れによる塗装の薄れがございましたが、不具合はございません。

ご使用による若干の角擦れ、小傷、ひっかき傷、保管によるシワがございましたが、目立つものではない事が確認出来ました。

 

査定結果

 

これからもご使用頂ける状態から、当店では中古品【ABランク】のお品物としてお買取をさせていただきました。

現在の買取相場で、当店での最高額を提示させて頂きました。

この度は当店をご利用頂き、誠に有難うございました。

またのご利用をスタッフ一同、心よりお待ちしております！

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