時計のベルトについて

時計のベルトにはいくつか種類があります。

大きく分けると、「メタルブレスレット」「革ベルト」「ラバーベルト」の3つ。

この中で一番数も多く人気が高いのはやはりメタルブレスレットといえるでしょう。

丈夫で長く使え、洗うこともできる。

デザインとしてもブランドらしさを出せる部分になります。

 

一方革ベルトは多彩な質感とカラーのバリエーションが楽しめますが、日本ではあまり好みでないという方も多かったように思います。

高温多湿の日本では湿気や汗ばむ機会も多くダメージも進みやすいので、交換する手間や費用が敬遠されていたのかもしれません。

最近は手頃な値段のものも増えており、ネットで簡単に手に入るので、オシャレとして革ベルトを選ぶ人も増えてきています。

 

ラバーベルトは水気に強く、革ベルトのような様々なカラーが楽しめることが魅力で、今では高級ブランドでも当たり前のように使われています。

まだラバーベルトが少なかった時は、接客していても「安っぽく見える」「質感が苦手」と仰るお客様が多かったですが、今はもう普通に受け入れられている感じですね。

 

買取の際には、同じモデルのベルト違いでしたら、メタルブレスレットがわずかに高い場合が多くなります。

使いやすさ・着けやすさで人気の高いメタルは需要も高く、それが相場にも出ているのでしょう。

ゴールドを使っているモデルなどは元々の定価もメタルの方が高いことが多いので、その分中古市場でも高くなるというケースもあります。

また、革ベルトやラバーベルトは他のもの（そのブランドではないもの）に交換して使っている場合、できるだけ元のベルトも一緒に持ってきていただく方が良いです。

例えボロボロであろうと純正品の方が良かったり、元の尾錠が付きっぱなしになっていたりすることがあります。

それによって買取金額も変わる可能性がありますので、そういったものもぜひ捨てずにお持ちください。

 

ブライトリング　AB0136 スーパークロノマットの査定ポイント

状態

今回特に注目するのは、ラバーベルト。

白ということもあり、どうしても汚れや黒ずみが目立ちやすくなってしまいます。

よく見てみると…

 

 

余ったベルトを留める遊革に黒い汚れがついていました。

結構くっきりとした黒なので、パッと見ただけでもすぐ分かります。

ただ、時計を着けたときに手首の内側にくる部分だったのは幸いでした。

周りの人からは見えにくい箇所なので、あまり気にならないという方もいるかもしれません。

 

また、全体的には薄っすら黒ずんでいるようでしたが、見た目はそれほど悪くない印象。

私も白のラバーベルトを使っていますが、袖口に擦れるだけでも汚れてくるものなので、こちらのお品物はキレイな方だったかなと思います。

 

ケースにも多少の傷はあるもののメンテナンスするほどの大きなダメージもなかったため、ギリギリまで金額をつけることができました。

 

付属品

 

以前のブライトリングはとても付属品が多かったのですが、最近はシンプルになってきています。

ケースも組み立て式のコンパクトな作りですね。

それでも大切な保証書（ギャランティー）は必ず付いてきます。

これがないと評価が大きく変わってしまいますので、大事に保管しておき、査定の際には忘れずにお持ちください。

 

今回はケース・保証書ともにきちんとお持ちいただけましたので、その点では減額することなく金額をおつけいたしました。

 

ちなみにこのブライトリングのスーパークロノマットを質預かりにした場合には495,000円前後までご融資が可能です。

 

最近使ってないけど、もしかしたらまた使うかもしれない…そんなアイテムは質に預けるのもオススメ。

使うタイミングがきたら取り戻すこともできるので、ぜひ検討してみてくださいね。

 

※買取り金額はお品物の状態、付属品、相場、在庫状況により日々変動します。上記はあくまで目安としてお考え下さい※