キーポルの相場

キーポルは1924年に登場したヴィトンを代表するボストンバッグ。

ショルダーストラップがついた「キーポル バンドリエール」も1930年に発売されています。

当時は自動車が普及し始めた時代。

旅行用の大容量バッグとして人気となりました。

ただ、現在はキャリーケースを使う方が増えたため以前ほどの需要はない様子。

コロナ禍の影響で旅行自体が減ってしまった時期には大きく相場も下がってしまいました。

 

ところが、最近はまた相場が徐々に上がってきているんです！

旅行需要も増えたせいか、ここ数ヶ月でも数千円程上がっている印象。

キーポル55やキーポル バンドリエール50のキレイめなお品物だと、特に人気があるようです。

 

「昔買ったけど今は使っていない…」とお持ち込み頂く品物の中でも、キーポルはよく見かけるバッグの一つ。

それだけお持ちの方も多いと思いますので、使わないのであれば、ぜひ今のタイミングで売ってみてはいかがでしょうか。

 

ルイ・ヴィトン M41424 キーポル55の査定ポイント

付属品

キーポルには実は様々な付属品がついています。

・鍵

・カデナ

・ネームタグ

・ポワニエ

 

もちろん無くなっているものがあってもお買取りは可能ですが、揃っていればそれだけ評価は良くなります。

特に旅行用バッグとして使う場合は、鍵とカデナがあると安心ですよね。

今回はどうだったかというと…

 

変色などはありますが、全てきちんと揃っていました！

バンドリエールの場合はストラップが重要アイテムですので、お店に持って行く前にあるかどうかぜひ確認してみてくださいね。

 

 

状態

こちらのお品物はパッと見た感じあまりダメージが無く、比較的きれいな状態に見受けられました。

バッグでダメージが出やすい角の部分も、多少のスレはあるものの大きなダメージとまでは言えない程度でした。

 

そして、今回注目したのは「ファスナー」。

近くでよく見てみると…

ところどころ錆びて色が変わってしまっているのが分かります。

実際動かしてみると、ちょっと重くなっていて開け閉めがスムーズにいかない感じもします。

バッグで開閉しにくいのは大変ですよね。

当店でもお買取り後オイルを塗ったりして改善に努めますが、元通りにはならなかったり、また動かしにくくなってしまったりする可能性があります。

この点がやや残念でしたが、内側も含め全体的な状態は良かったこと、そして今当店にキーポルの在庫がなかったことがプラス要素となり、上記の金額となりました。

 

ちなみにこのヴィトンのキーポルを質預かりにした場合には40,000円前後までご融資が可能です。

 

最近使ってないけど、もしかしたらまた使うかもしれない…そんなアイテムは質に預けるのもオススメです。

使うタイミングがきたら取り戻すこともできるので、ぜひ検討してみてくださいね。

 

※買取り金額はお品物の状態、付属品、相場、在庫状況により日々変動します。上記はあくまで目安としてお考え下さい※