40Vmaxや18V、この数字の違いで変わることは？

電動工具のバッテリーには10.8Vや14.4V、18Vといった表記があると思いますが、読み方は「ボルト」と読み、電圧の違いのことを指しています。

バッテリーは電圧が高いほど力が強くなるので、14.4Vより18Vのほうがより強い力を発揮します。
このボルト数が上がるにつれてパワーが強くなり、高負荷な作業もこなせるようになります。

 

従来の充電式インパクトドライバのバッテリーは、ハイパワータイプの18V、ミドルタイプの14.4V、DIYなどライトタイプの10.8Vのラインナップが主流となっていました。

ここにハイパワーの更に上を行く大容量バッテリー「40Vmax」が登場したんですね。

 

充電式インパクトドライバは、バッテリーの残量が減ってくると締め付けスピードやパワーが落ちてくるのが難点でした。

その為、バッテリーのパワーが減ってきたら交換する必要があり、作業内容によっては少しパワーダウンしただけでも影響が出てしまうことも。

 

しかしこの40Vmaxのバッテリーを使用するTD001は、マキタ独自のシステム「スマートシステム」によってバッテリーが尽きる寸前までパワーを維持することができるんです。

スマートシステムとはインパクト・バッテリー・充電器間でデジタル通信を行うことで、常に最適なパワーを維持できるようにするマキタ独自のシステムなんだそうですよ。

このスマートシステムによって高負荷時の影響を軽減することにより、スマートシステムなしの場合に比べ作業時間が2倍になりました。

 

ここまで聞くととても便利な40Vmaxのバッテリーですが、様々な種類の工具を使用しながらお仕事をしている方は注意する点も。

 

40Vmax用のバッテリーは18V用バッテリーとの互換性がありません。

その為、それぞれに合ったバッテリーを選びながら使っていかなくてはいけません。

プロの場合は特にバッテリーとの互換性を重視する人も多いので、あえて18Vを選んで使っている人もいるんだとか。

 

パワーが増して長く作業できるのも嬉しいですが、まずは自身の持っている工具が何ボルトのものが多いのかを一度チェックしてみるのがいいかもしれませんね。

 

査定ポイント

①状態

今回お持ちいただいたインパクトドライバは、使用感の少ないお品物でした。

 

 

インパクトドライバ本体を見ても、目立つようなキズや汚れはほとんど見受けられないのが分かります。

 

 

よく見るとうっすらとした汚れがある程度で、そこまで気になる訳ではありませんでした。

 

バッテリーや充電器はどうでしょうか。

 

 

 

こちらも使用感が少なめで状態が良かったです。

 

工具は使っていくうちに本体はもちろん、それに付属するバッテリーや充電器もキズや汚れがついていくもの。

今回は全体的に状態が良かったことが大きな評価のポイントとなりました。

 

②在庫状況

お持ちいただいた当時、この型番のインパクトドライバは在庫がゼロの状態でした。

電動工具は店頭販売でも人気商品のひとつ。

加えて、今回のインパクトドライバは状態も良かったこともあり、店頭でもたくさんのお客様に見ていただけるだろうと判断しました。

 

同じ型番のものが既に在庫としてある場合だと、買取金額にも影響が出てくることもあります。

ちょうどいいタイミングでお持ちいただけたことも大きかったです。

 

そして今回買取させていただいたTD001Gは、現在は後続モデルとしてTD002Gが発売しています。

新しいモデルが出ると、その前のモデルは中古相場も徐々に下がってくることが多いです。

そうなると、いくらキレイな状態で保管してあっても買取金額がなかなか上がらない…なんてことにもなりかねません。

もう使わないと分かっているもので、尚且つ後続モデルが発売されているようなものは早めに売ってしまうのもひとつの手かもしれませんよ。

 

ちなみにこのインパクトドライバを質預かりした場合には23,000円前後までご融資が可能です。

 

まだ仕事で使う予定があるかもしれない工具などは手離せないこともあるかと思います。そんな時には一時的に預けて現金化できる質がオススメですよ。ぜひご検討ください。

 

※買取り金額はお品物の状態、付属品、相場、在庫状況により日々変動します。上記はあくまで目安としてお考え下さい※