値上げが続く！？ウイスキー業界

今年の4月に今回の竹鶴を製造しているニッカを子会社に持つアサヒビールをはじめ、サントリーやキリンなどが輸入ウイスキーの値上げを発表しました。

円安の影響に加え、世界的な原材料費や輸送費の高騰が大きな原因なのではないかと言われています。

数パーセントの値上げのものもあれば、中には20パーセントを越える値上がりをするものも。

今までは気軽に楽しめていたウイスキーも、種類によってはなかなか手が出せない値段になってしまうものもこれから多くなってくるかもしれません。

 

そして先日には山崎や響を製造しているサントリーが国産ウイスキーの一部商品の値上げを発表。

数千円程度の値上がりがほとんどでしたが、125パーセントというとんでもない値上がりをしたウイスキーもありました。

それが「響 30年」と「白州 25年」です。旧価格は160,000円でしたが、新価格はなんと360,000円！！200,000円も上がってしまいました。

値上げの理由は「さらなるブランド価値向上を目的とした、中味品質の向上、生産設備の強化や環境に配慮したものづくりなどを行うため」とのことですが、ここまで高くなってしまうのも驚きです。

 

ジャパニーズウイスキーの人気はまだまだ健在で、海外での需要も高くなっていると聞きます。

竹鶴を製造しているニッカの国産ウイスキーも、今後値上がりすることになるかもしれません。

 

そうなると、中古市場でも相場の変動にも繋がる可能性もあるかもしれませんね。

国産ウイスキーの価格は今後も要チェックです。

 

の査定ポイント

①状態

今回お持ちいただいた竹鶴 21年は、大きなダメージも無く状態の良いお品物でした。

 

まずはラベルを見てみましょう。

 

 

わずかにゴールド色の部分のかすれがありますが、汚れや剥がれも無くキレイです。

このラベルはいわば「ウイスキーの顔」の部分とも言えます。

どんなウイスキーであるかの情報はもちろん、ブランドのイメージや価値を表しているものだと言えると思います。

 

このラベルが剥がれてしまっていたり、店頭で販売するのが難しいほどに汚れていたりするものは買取金額も下がってしまう場合もありますのでご注意ください。

 

栓の部分も見てみましょう。

 

 

 

こちらもキレイな状態ですね。

これだけキレイな状態だと、店頭で購入する時にも安心していただけると思います。

 

栓やフィルム部分が劣化していると、中のウイスキーも悪くなっている可能性があります。

開封していないのに強い臭いがしたり、液面が低下しているなんて場合は要注意です！

 

今回は全体的に状態の良いお品物をお持ちいただけたことを最大限に評価させていただきました。

 

②在庫状況

お持ちいただいた当時、竹鶴は在庫がゼロの状態でした。

ウイスキーはお酒の販売でも人気なので、ご縁があればぜひ買取したい商材のひとつ。

加えて、先述した通り状態も良かったこともあり精一杯お値段を付けさせていただきました。

 

さらにこの竹鶴 21年は2020年に終売している銘柄です。

酒屋さんではなかなか手に入らず、中古市場では定価以上の値段で取引されています。

そのプレミア価値が付いているというのも、買取金額に影響がありました。

 

ちなみに竹鶴 21年を質預かりした場合には35,000円前後までご融資が可能です。

 

ウイスキーなどの長期保管が可能で、今回のようにプレミア価値が付いているお酒であれば質が利用できることもあります。ぜひご検討ください。

 

※買取り金額はお品物の状態、付属品、相場、在庫状況により日々変動します。上記はあくまで目安としてお考え下さい※

 

 

 

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