Hウォッチは中古ではステンレスベルトと革ベルト、どっちが人気？

エルメスのHウォッチはステンレスベルトのタイプとレザーベルトのタイプの2種類があります。

ステンレスベルトのみの販売はしていませんが、レザーベルトはベルトのみの販売もしていてカラー展開も豊富です。

 

それぞれのベルトにメリット・デメリットはありますが、中古市場となるとどちらが需要が高いんでしょうか？

『文字盤の大きさや種類が同じでベルトだけが違う』『付属品や状態もほぼ同条件』で今現在の相場を比較してみると、ややステンレスベルトのほうが高い印象です。

 

ステンレスベルトの耐久性と比べると、レザーベルトは消耗品なので長く使っているといつかはベルトを交換しなくてはいけない時がきます。

もちろんステンレスベルトも使っていくうちにキズはつきますが、レザーベルトよりも長く使えるというイメージが中古価格にも影響しているのではないでしょうか。

 

加えて、同じ文字盤なら新品価格もレザーベルトよりもステンレスベルトのほうが高いです。

元々の価格の差も、中古市場での価格の差に表れている部分もあるのかもしれませんね。

 

ベルトは時計の印象を左右する重要なパーツです。

中古で商品を探す時も売る時も、素材や状態で価格も変わってきますのでよく確認してみてくださいね。

 

査定ポイント

①状態

今回のHウォッチは、お持ちいただいた時に電池が切れて時計が止まっている状態でした。

そうなると、電池交換をしてから店頭に出すことになります。

その修理費を買取金額から引かなくてはいけないというのは惜しいポイントだったと思います。

 

それ以外の場所はどうだったんでしょうか。

まずはベルト部分。

 

 

薄っすらとですが汚れがあるのが分かります。

 

 

 

ベルト穴の一部に広がりはありましたが、全体的にはダメージが少なく良い状態だったと思います。

レザーベルトはダメージがひどいと買取価格にも影響が出てくることが多いので、このベルトの状態の良さは大きなポイントになりました。

 

ケース部分はどうでしょうか？

 

 

所々に小キズがありましたが、新品仕上げが必要になるような深いキズではありませんでした。

 

多少のダメージはありましたが、買取金額を左右するようなマイナス点は電池切れしている点のみだったというのがポイントとなりました。

 

②付属品

今回のHウォッチは箱や保証書を一緒にお持ちいただきました。

 

 

このオレンジ色の箱を見るとエルメスだ！と分かる方も多いのではないでしょうか？

そのブランドを象徴するデザインの付属品も多いので、箱なども買取金額に関わる大切なものなんです。

 

 

購入日や購入店の記載があったことも良かったです。

 

付属品を揃えてお持ちいただけたこともプラスの評価に繋がりました。

時計の場合、ブランドによっては付属品の有り無しで買取金額に数千円～数万円の差が出ることもあります。

時計を売りたいと思ったら、時計自体の状態に加えて付属品がどれだけ揃っているか確認してみてくださいね。

 

ちなみにこのHウォッチを質預かりした場合には55,000円前後までご融資が可能です。

 

売るかどうか悩んている場合には、取り戻せる機会がある質もオススメです。ぜひご検討ください。

 

※買取り金額はお品物の状態、付属品、相場、在庫状況により日々変動します。上記はあくまで目安としてお考え下さい※