金・プラチナの純度

金とは

貴金属の一種である金は、自然界に単体で存在する金属です。

純金は1cm3あたり比重が19.3gと非常に重く、表面は光沢のある黄色（金色）をしています。

酸やアルカリに強く溶解しても金そのものの性質は変わりません。

非常にやわらかい性質を持っているため、純度の高いものは細かい加工がしにく形が崩れやすいことから、ジュエリーには不向きと言えます。

美しさや普遍的価値から宝飾品としての需要が高いため、強度を出すために硬い金属を混ぜてジュエリーに加工されるのが一般的です。

 

◇金の純度

金の純度は24分率で表され、単位はK（カラット）で表記されますが、宝石の重量を表すカラットとは別物です。

例えば純金の場合はK24・24金・24カラットなどと表記されます。

 

種類 　含有量 　　　　　 刻印

24金 　99.9％、100％ 　  K24、24K、24KT、999.9、1000など

18金 　75％ 　　　   　     K18、18KT、750など

14金 　58.5％ 　　   　     K14、14KT、585など

10金 　41.7％                    K10、10KT、417など

 

◇金の種類

・イエローゴールド

華やかな光沢が特徴で不動の人気を誇るイエローゴールドは、K18の場合は金75％・銀15％・銅10％の割合で混合するのが一般的です。

 

・ホワイトゴールド

上品な白い光沢が特徴のホワイトゴールドは、K18の場合は金75％・銀15％・ニッケルまたはパラジウムが10％の割合で混合されるのが一般的です。

 

・ピンクゴールド

やわらかい印象のピンクゴールドは、女性を中心に非常に人気のあるカラーです。

K18の場合は金75％・銀10％・銅15％の割合で混合されるのが一般的です。

 

プラチナとは

正式には白金（はっきん）と呼ばれ、白い光沢のある金属です。

混同されることが多い銀やホワイトゴールドと違い、深みのある落ち着いた濃い銀色が特徴です。

宝飾品以外にも自動車触媒などの工業用金属として使用されます。

 

◇プラチナの純度

・Pt999（Pt1000）

純度99.99％の最も純度の高いプラチナです。

2012年に造幣局が変更するまではpt1000と表記されていました。

 

・Pt950

950％の純プラチナに50％のパラジウムを混合したものです。

 

・Pt900

900％の純プラチナに100％のパラジウムを混合したものです。

日本国内で作られるプラチナ製のジュエリーは、主にPt900から使用されています。

 

・Pt850

850％の純プラチナに150％のパラジウムを混合したものです。

ISO国際標準化機構・社団法人日本ジュエリー協会は、この水準をプラチナとして認める最低ラインに設定しています。

 

一口に金・プラチナと言っても多彩な種類が存在します。

金・プラチナの販売や買取価格は、この純度の違いによって変わってきます。

 

査定ポイント

使用されている金・プラチナの純度

今回お持ち頂いたジュエリーは、金やプラチナの純度が高いものでした。

先ほども触れましたが、貴金属の買取はどれくらいの金・プラチナが使われているかで大きく変わってきます。

 

お持ち頂いた貴金属の純度は

純金（K24）やK18、PT1000といったお品物ばかりです！

こんなに純度の高い貴金属が約100ｇもお持ち頂けるのは、とても珍しい事なんです。

しかも！ほとんどがボリュームのある地金のお品物！！

1つで10ｇ以上ある品物が数点もありました。

そして、プラチナ製品よりも金製品が多かったもの良かったポイントです。

プラチナの方が買取金額も高かった時代がありましたが、今は金の買取価格が高くなっています。

貴金属を売るなら金相場が高い水準を維持している今がオススメです！

 

※買取り金額はお品物の状態、付属品、相場、在庫状況により日々変動します。上記はあくまで目安としてお考え下さい※