「有事の金」何故投資家は金を買うのか？

 

今や「有事の金」と呼ばれるまでになった金。

世の中には資産運用の方法は数多くある中で、世界中の投資家は何故金を買うんでしょうか？

 

株式や債券などのペーパー資産は企業や国が発行しているもの。

その発行元が破綻してしまうと購入時にどれだけ高額だったとしても、お金は回収できずに紙切れになってしまう可能性があります。

ここ最近の出来事で言うとアメリカの相次ぐ銀行破綻により、人々がお金を金に変換しているんです。

金は金そのものに価値がある為、0円になることはほぼありません。

 

金はお金ではなく「物」なので、一度購入した後は常に高い価値を持ち続けることができます。

また、株とは真逆で世界情勢が悪化したときに、価格高騰がおきることも。

その為、「どんな状況になっても損をしないのが金」と言われるようになりました。

実際に世界中を混乱に巻き込んだコロナウイルスの影響にも動じず、むしろ過去一番の最高値を記録する事態に。

まさに「有事」に全く動じない投資方法が「金」と言うことなんですね。

 

過去最高値を更新している今、世界情勢が大きく変わらないうちはまだまだ相場が上がり続ける可能性が高いのでは？と言った記事をよく見かけます。

短・中期的に見ると上がったり下がったりする可能性はありますが、長期的に見ると上がり続けていくのではないかと言う見解が多いようですね。

理由としては現在の世界情勢が元で、金への投資が安全であるという認識が世界で広がっている為、金の需要が下がることがまず考えにくいとのことでした。

 

今後も金相場の動向には目が離せませんね。要チェックです！

 

査定ポイント

金の純度

今回お持ちいただいたのはK18のカフス。

金製品の中でもお見かけすることが少ない、いわゆるレアなお品物でした。

 

カフスと言うと金色をしていてもメッキ製品のものが多く、なかなかK18を使用しているものは出会えないと思います。

 

よく見てみると、しっかりと刻印がありました。

 

 

カフスボタンの部分には「K18」の刻印が。

さらに、ポスト部分にはこんな刻印も。

 

 

造幣局お墨付きの証「ホールマーク」がありました！

 

造幣局では、公的な第三者として貴金属製品の製造又は販売をしている事業者のからの依頼に応じて、貴金属製品の品位試験(分析を行い、製品に含まれる貴金属の純度の割合を調べること)を行っています。

この試験に合格したものには、この写真のような証明記号を打刻してその品位を証明しているんです。

この証明記号を通称「ホールマーク」と呼んでいます。

 

このマークは任意の制度なので、全ての貴金属に刻印されている訳ではありません。

ですが、見ただけではその貴金属の品位は分からないのでこういったマークがあることで信頼にも繋がりますし、誰でも判別が可能になりますよね。

 

加えて、お持ちいただいた当時は金相場も数日前より少しではありますが上がっていた時期。

ちょっとでもお得に売れる時にお持ちいただけたことも大きかったのではないかと思います。

 

今回は珍しいお品物ではありましたが、ホールマーク等の刻印もしっかりした金製品だったこともあり、精一杯お値段を付けさせていただきました！

 

ちなみにこのK18 カフスを質預かりにした場合には50,000円前後までご融資が可能です。

 

正直まだ売るのを悩んでいる…なんて方は売らずに一旦預けて現金化することができる質預かりもオススメです。ぜひご検討ください。

 

※買取り金額はお品物の状態、付属品、相場、在庫状況により日々変動します。上記はあくまで目安としてお考え下さい※