貴金属画 富士桜 3号について

素材：純銀

絵サイズ：H約14.5cm×W約18.5cm

額サイズ：H約31cm×W約35.5cm

※実寸ですので多少の誤差はご了承ください。

みなさん、貴金属画をご存知ですか？

私はというと、ジュエリー絵画は知っていましたが貴金属画というジャンルは初めて聞きました！

貴金属画はジュエリー絵画のように宝石を散りばめて描くのではなく、銀や金などの粒や細工を組み合わせて描くアートです。

こちらの富士桜は、よく見てみると・・・

富士山の部分は純銀の粒がきれいに並べられて富士山の裾野を上手く表現していますね！！

桜の部分は、枝がなめらかな純銀で作られていて、花弁は繊細な細工がされています。

淡いピンク色はまさに桜色で銀の上から着色されているのでキラキラと輝く感じが本物の桜の儚さのようです。

桜の部分は富士山よりも立体感が感じられるので絵の中の奥行や距離感も感じられる作りになっていますね！

光則とは

ブランド「光則」とは、金工作家 大淵武則(号 光則)が数千年来の伝統と文化を継承し、これからの銀器業界の発展と伝統工芸品の魅力を世に広めたいという大淵氏の願いのもと立ち上げました。

光則工房では熟練から若手にいたるまで多くの弟子を抱え、常に新しい世界を追求しつつ、 その匠の技と想いを相承するべく指導にあたってきました。

現在では、伝統工芸日本金工展において「新人賞」を受賞、全日本金銀創作展において最高賞である「経済産業大臣賞」に輝く門下生がいるほど、その「光則精神」は脈々と受け継がれています。

常に新しい金銀工芸の世界・新技法を探求し続ける「光則精神」を持ちながら、高度な伝統技法・品質や創意工夫に極限までこだわり、ひとつひとつの作品を丁寧にまごころを込めてお客様にお届けするものづくりを実践しています。

査定ポイント

①状態・付属品

こちらは貴金属画ですので油絵などの様には劣化しない・・・と思われる方もいるかと思いますが実際にはシルバー製品というところがポイントです。

シルバー製品は条件が揃うと変色してきてしまうのをご存知ですか？

そのほとんどが硫化という現象なのですが、空気中の硫黄成分に反応して変色してしまうんです。

例えば分かりやすいのは硫黄成分が多く含まれた温泉街の空気なのですが、お家の中にも危険は潜んでいるんですよ！

化粧品や洗剤などにも硫化を促す成分が含まれているので油断はできません。

そういった点から、純銀製の貴金属画でもアートの状態は確認すべき点になります。

黒ずみや茶色いシミのような天井の変色が見られないかどうか・・・

今回は、ギフトで頂いてから暗所で箱に入れてしまっていたということもあり外気に触れる機会が少なかったため、気になる劣化は見られませんでした！！

また、付属の箱や作者についての冊子などもあると次に買われる方が嬉しいポイントになりますよね！

今回はそういった付属品もきちんとつけてくださっていたことがプラスポイントになりました。

美術品もブランド品のように売るときを考えるならば「良い環境で良い状態をキープし続ける」ことが高額査定に繋がるポイントです！

②モチーフ・サイズ

今回の絵画のモチーフは「富士山」と「桜」です。

日本人も、外国人も大好きですよね！！

そして、純銀製ということもありキラキラと明るい雰囲気がします。

アートにはそれぞれが持つ雰囲気があると思いますが、暗い作品よりは明るい作品の方が好まれます。

また、意外とサイズ感がポイントであまりにも大きすぎると作品が良くても飾るスペースの関係上、購入に至らないというケースも多いです。

こちらは、フレームを入れても30cm前後ですので壁掛けはもちろんですが、リビングの戸棚の上や玄関の靴箱の上などに置いて飾ることもできます。

一人暮らしでも自分で飾ったり配置換えもしやすいサイズ感の絵というのは、1枚持っていても良い気がしますよね！！

今回はお買取でしたがこの絵画を質に預けた場合は5,000円前後までご融資が可能です。

売るかどうか悩んでいる方は、ぜひ一時的に現金化することができる質預かりもご検討ください！