※買取り金額はお品物の状態、付属品、相場、在庫状況により日々変動します。上記はあくまで目安としてお考え下さい※

 

ウブロとは？

スイスのニヨンに本社を置くウブロは、1980年にイタリア人のカルロ・クロッコにより創業されました。

彼はイタリア屈指の時計宝飾グループ「ビンダ」の創業家一族です。

創業40年を超えたウブロですが、それでもスイス時計産業の歴史からすれば比較的若い時計ブランドと言えるでしょう。

 

1980年、当時腕時計の素材としてあまり一般的ではなかったラバーベルトを使った腕時計「クラシック」を発表。

今でこそ多くの時計メーカーが各種ラインアップを発表しているラバーベルトですが、当時はタブー視される傾向があった為か周囲から猛烈な批判を受け、異端児扱いされてしまいます。

 

ところが、イタリアのファッション界がウブロの斬新さに注目し評価したことがきっかけとなり、ヨーロッパの王族を中心に支持を集めるようになりました。とはいえやはり時計業界では異端児とされ、ウブロの市場はニッチな部分に偏りがちでした。

 

そこで2004年にジャン・クロード・ビバーをCEOに迎えます。

翌年にはアート・オブ・フュージョン(異なる素材やアイデアの融合)をブランドコンセプトに据えて、新コレクション「ビッグ・バン」を発表。

独創性と都会的な洗練を備えた「ビッグバン」は発表されるとたちまち注目を集め、大ヒットを記録します。

 

その後も、ウブロの原点ともいえる「クラシック」を見事に再生させた「クラシックフュージョン」、「ビッグバン」の進化形といわれる「キングパワー」や「アエロバン」など次々新作を発表。

今や芸能人や有名アスリートも身に着ける程の人気となっています。

 

クラシックフュージョンとは？

「クラシックをフュージョン(融合)する」という名前の当シリーズ。

代表作ビッグバンより後にリリースされたシリーズではありますが、そのオリジナルはウブロの創業までさかのぼります。

 

1980年にイタリア人のカルロ・クロッコ氏がスイスに創設したのがウブロだということは先ほどお話したと思います。

ブランド名はフランス語で「舷窓(げんそう)」。船の採光用の小窓という意味です。

 

ウブロはデビュー年のバーゼルワールドにて、舷窓をモチーフとした「クラシック」という時計を打ち出しています。

このクラシックを現代風にリファインしたモデルこそが「クラシックフュージョン」なんです。

 

クラシックフュージョンを見ると、ビッグバンと比べて非常に薄型でシンプルな構造をしているのが特徴的です。

様々な素材やパーツを多重するビッグバンと違って、クラシックフュージョンを形成するパーツは大きく3つ。さらにベゼルとケースを繋ぎ留める耳を持ちます。

ベゼルとケースはポリッシュとサテンとで仕上げを分けて高級感を出してはいますが、ビッグバンのように異素材同士を組み合わせるという手法ではありません。結果として、とてもシンプルに落ち着いています。

 

ケースサイズもビッグバンと違って小さめの展開もあることから、女性や腕の細めの方でも身に着けられるというのも人気の理由のひとつです。

 

査定ポイント

①ものの状態

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どんなお品物でも必ず確認するポイント。それがものの状態です。

 

特に時計はずっと身に着けていなくてキズなど少なくても、中の機械(ムーブメント)が悪くなっていることも多いです。

そうなると、見た目は比較的キレイでも査定額には多少なりとも影響が出てきてしまいます。

 

今回のクラシックフュージョンもまさにその状態でした。

身に着けたのは数回程度と言うことで、キズや汚れはそこまでひどいわけではありません。

ですが、はじめこそ着けない時はワインディングマシーンにセットして動かしていたそうですが、それも頻度が減ってしまいがちに…なんてことになっていたようです。

 

中の機械の精度を確認してみると、メンテナンスが必要だと言える状態でした。

カレンダー機能にも少々不良があるようで、なかなかうまく切り替わらなくなっていました。こうなると、ご縁があってお買取させていただいたとしてもすぐに店頭に出すのは難しいです。

 

機械の精度がどうなっているかは、正直見た目で判断することは難しいです。時計を落としてしまったり、破損させてしまったりすれば話は別ですが、そうでもならない限りはほぼ分からないと思います。

 

最近時計を見ると時刻のズレが大きくなった気がするな…なんて場合は機械の不調のサインであることが多いです。

そろそろオーバーホールの時期ですよ～！と時計が教えてくれているのかもしれませんね。

 

当店では機械の精度もしっかり確認させていただいた上で査定額を出していますので、自分の時計がどんな状態か分からない…なんて方もご安心ください。

 

②付属品の有無

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時計本体の他に、どれだけ付属品が付いているかというのも査定では重要なポイントです。

 

今回お持ちいただいたクラシックフュージョンは、ケースやギャランティカードは一緒にお持ちいただきました。

 

 

ただ、ケース内の時計を収納するクッションであったり、外箱であったりといくつか欠品しているものもありました。

 

正直、いちばん一緒にお持ちいただきたいのは「ギャランティカード(保証書)」です。

これがあるか無いかで、ブランドによっては数万単位で査定額に差が出てしまうこともあります。

 

今回は付属品の中でもいちばん重要なギャランティカードをお持ちいただけたというのも評価ポイントとなりました。

 

時計はブランドに限らず【買った当時と出来るだけ同じ状態】でお持ちちただくのがベストです。

ケースなどは時計とは別の場所に保管してしまうことも多いですが、売りたいな…と思ったら一度付属品も探してみてくださいね。

 

ちなみにこのクラシックフュージョンを質に預けるとしたら400,000円前後です。

売るのは勿体ないな…と感じている方は、一旦預けて現金化する質預かりもオススメですよ。

 

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