こんにちは！質屋かんてい局名取店です！

 

本日は当店でも買取を強化している【CHANEL(シャネル)の腕時計】から【J12(ジェイトゥエルブ)】についてお話してみたいと思います！

 

J12とはどんな時計なのか、そしてどんな魅力があるのか解説していきますよ。

ぜひ最後までご覧ください！

 

 

J12（ジェイトゥエルブ）ってどんな時計？

 

2000年の9月に登場したシャネルの腕時計J12。

シャネル初の機械式腕時計であり、初のメンズ向け腕時計として発売したことでも話題となりました。

 

今まで女性の自由や解放をコンセプトとしてきた創設者ココ・シャネルの意思を継ぎ、レディース向けのものしか展開していなかったシャネルにとっては大きな出来事だったのではないでしょうか？

 

洗練されたスタイリッシュなデザインで、ケースやブレスの素材にセラミックを採用。

当時セラミックを使用した腕時計がほとんどなかった中で、加工が難しいとされていたセラミックを全面に使用したJ12は時計業界に大きな革命を起こしました。

 

もともと工業用素材だったセラミックは加工が非常に難しい素材でした。

しかしこのセラミックを使用して時計の繊細な形を美しく表現したこと、尚且つ高級感を持たせたことはシャネルの大きな功績のひとつになりました。

 

デザイナーはシャネルのアーティスティックディレクターだったジャック・エリュ。

彼はJ12以前にもプルミエールやマドモアゼルなどの時計のデザインも手掛けていた有名な人物です。

 

その彼が新たなプロジェクトとして手掛けたのが「時代を超越して不滅であり、輝くような黒か眩い白」の腕時計を作ること。

その結果として生まれたのがこのJ12なんですね。今やシャネルの腕時計を代表するモデルのひとつとなっています。

 

2019年にはJ12は「何も変えずにすべてを変える」というキャッチコピーを掲げ、外観を大きく変えずに旧モデルが持つ要素の70％以上をアップデートするというリニューアルを果たしました。

誕生から20年以上が経っている今でも、さらに進化し続けています。

 

そしてJ12は発売当初から優れたデザイン性とシャネルの初のメンズラインが登場したことから、芸能人にも愛用者が多いのも特徴。

個人的にはSMAPの中居正広さんが白のJ12を身に着けているのがとても印象に残っています。「芸能人が身に着けている高そうな時計＝J12」というイメージを持つ方も少ないくないと思います。

 

J12の魅力

①素材

 

腕時計の素材としてセラミックを使用したこと。

それは時計業界にとって革新的なものと言えると思います。

 

セラミックを使っただけでそんなに革新的なの？と疑問に感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、セラミックはステンレスよりも加工が難しく、製造途中で破損や収縮などが起こりやすいんです。

その品質の管理や保証の難しさから、当時は時計のメイン素材として採用される例は非常に少なかったんですね。

仮にJ12が登場していなかったら、今ごろ時計業界ではここまでセラミックが浸透していなかったかもしれません。

 

セラミックのメリットを挙げてみると、

 

■金属アレルギーでも使える

セラミックは金属素材ではないので、金属アレルギーの方でも安心して使うことができます。

■キズに強い

セラミックは一般的なステンレスと比べるとおよそ7倍の硬度があると言われています。

その為、キズにも強く長くキレイな状態で使用することができます。

■肌馴染みする

非金属素材のため、熱さや冷たさをあまり感じません。

金属素材のブレスレットを着ける時のひやっとする感じが苦手な方って意外に多いんですよね。

着ける人の体温に馴染むことで着け心地の良さにも繋がっています。

■変色しない

紫外線による変色がない上に、非金属なので錆びることもありません。
そして何より磁気の影響も受けないため、時計の素材としても優秀なんです。

■見た目

金属とはまた違った、独特のツヤのある見た目はセラミックならではの魅力ですよね。

 

ここまでセラミックのメリットを挙げてみましたが、デメリットももちろんあります。

それは「衝撃に弱い」と言うこと。

 

さっきキズに強いって言ってたのに？と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、「ガリガリ引っかかれるようなキズへの耐性」と「落下などによる衝撃への耐性」は全くの別物なんです。

強い衝撃を受けた場合、セラミックは割れてしまいます。

また、割れたり欠けてしまった際は欠けた部分だけを直すというのは難しいので、割れた場所によっては想像以上の修理費用がかかってしまうことも。

セラミックでも金属でも、素材それぞれに特徴があります。時計を身に着けるシーンに合わせて最適な素材を選ぶのがベストですよ。

 

②カラー

外装のほとんどをワンカラーで構成したデザインが珍しく、一目でシャネルとわかるところもJ12の魅力のひとつ。

J12が今まで出したカラーは3種類。ひとつずつ紹介していきましょう！

 

ブラック

 

2000年の発売当初からある、J12オリジナルカラー。ツヤ感のあるブラックは重厚感があります。

シーズン関係なく使うことが出来るので、初めてJ12を持つと言う方にもおすすめのカラーです。

 

ホワイト

 

J12発売当初からあると思いきや、意外にもホワイトは2003年から登場したカラーなんです。

ブラックとはまた違った爽やかな印象があります。夏の腕元を出す時期にも映える色味ですよね。

これまではホワイトといえば汚れが目立ちやすいことが欠点でしたが、J12の場合はセラミック素材を用いたことで汚れが付きにくくキレイな状態を保てるということで人気となりました。

 

グレー

 

2011年から登場したグレー。ブラックやホワイト比べてちょっと優しい雰囲気です。

セラミックにチタンを加えたチタンセラミックを使用したグレーの色味は「クロマティックカラー」と呼ばれています。

これまでのステンレス素材の色とは全く異なったメタリック系の独特なカラーです。

ブラックやホワイトより落ち着いた印象があるのでビジネスシーンにもおすすめですよ。

 

ちなみにこのクロマティックカラーのJ12は2016年ごろに生産が終了しています。

グレーの色味のJ12はその後も発売されているのですが、クロマティックの名前はどれも付いていません。

クロマティックの場合は、中古市場で探さないとなかなかお目にかかれないカラーかもしれませんね。

 

豊富なサイズ展開

J12はプルミエールと比べるとスポーティーでユニセックスなデザインになっています。

サイズ展開も豊富で、性別問わずお好みのサイズ感を楽しめるようになっているんですよ。

現在のサイズ展開は5種類。シャネルの公式ホームページではスモール・ミディアム・ラージのケースサイズで分けられています。

 

まずレディース向けサイズが19mm、29mm、33mmの3サイズ展開。

 

19mmは、J12の中で最も小さいケースサイズのモデル。2017年にJ12コレクションに加わりました。

20mmよりも小さいケースサイズは他のブランドでもなかなか見ないコンパクト感。ブレスレットのように身に着けていただけます。

 

29mmや33mmになるとやや大きめにはなりますが、文字盤も大きくなるので視認性も◎。

せっかく時計を身に着けるなら華やかにしたい！と言う方にもオススメのサイズ感です。

 

そしてメンズ向けサイズが38mm、41mmの2サイズ展開です。

 

スタンダードなサイズである38mmはどんなコーディネートにも馴染んでくれるので人気があります。

存在感もありつつ、邪魔にならない大きさが使いやすいのかもしれませんね。

41mmになると文字盤のサイズもぐっと大きく感じてくると思います。存在感を重視したい方にはピッタリです！

 

過去には36.5mmのボーイズサイズや42mm、47mmといった大きいサイズも展開していた時期もあったようですが、現在は公式ホームページにはありません。

上記のようなサイズのJ12は中古市場で探さないと今はお目にかかれないかもしれません。

 

そして、どのサイズでも性別を問わず選べるようになっているのがJ12の魅力でもあります。

この豊富なサイズ展開からお好みの1本を見つかられることにより、今までには無かったペアウォッチとしての需要がぐっと伸びていきました。

もともとシャネルはJ12を発売するまではレディースウォッチのみの展開。

そのため、時計を買う層は女性に絞られてしまい「お揃いで身に着ける時計」としてのイメージはほとんどありませんでした。

ですが、J12の発売後はシャネルにもメンズ向けの時計が出た！と言うことでペアウォッチとしてJ12を選ぶ人も増えていったようです。

 

洗練されたシンプルなデザインで、女性はもちろんのこと男性でもオシャレに身に付けることが出来るモデルというも人気を後押しした要因でしょう。

 

メンズもレディースも！シャネルの時計の買取強化中！

現在、質屋かんてい局名取店ではシャネルの時計の在庫が少なくなっています。

そのため、J12をはじめとするシャネルの時計の買取を強化中！

 

メンズ向け・レディース向け共に大歓迎ですが、特にレディース向け時計の在庫が不足しています！

 

お家にもう身に着けていないJ12がありましたらぜひこの機会にお持ちください。

ひとつひとつ、しっかりと拝見してお値段を出させていただきます。

 

ここ数年、海外のハイブランドは値上げを繰り返しています。

円安の影響や人件費・製造かかるコストなど様々な問題があっての値上げとのことですが、買う側にとっては喜ばしいことではありませんよね。

 

シャネルも今年の1月に時計やファインジュエリーの値上げを行いました。

中古市場にもその影響が出始めているのか、以前よりも買取価格が上がっているものも出てきているようです。

 

正直シャネルのJ12の資産価値は、ロレックスなどと比べるとそこまで高くはありません。

ただ、他のファッションブランドの時計と比べてみると資産価値は高いほうではないかと思います。

中古市場を見てみると、ファッションブランドの時計は選ぶのに困らないほど数多く売られている訳ではありません。

ブランドによっては、数十点程度しか出回っていないものもあるほどです。

これは希少性からではなく、リセールバリューがなく売却のメリットがあまり感じられないからでしょう。

ですがJ12は中古市場にもある程度の数が出回っていて、モデルによっては定価とそこまで変わらない価格で売られているケースもあります。

このような事実から資産価値としては高いほうだと言えると思います。

 

中古市場でも探す人が多ければそれが需要に繋がり、相場が上がることにも繋がります。

人気が衰えないうちに売ってしまうというのも、少しでも高く売るコツのひとつかもしれません。お気軽にご相談ください。

 

最後に

いかがでしたか？本日はシャネルのJ12についてお話してみました。

シャネルの時計を検討中の方はぜひ参考にしてみてくださいね。

そして、シャネルの時計を売りたい方も大歓迎です。ご来店をお待ちしております！

 

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