こんにちは！質屋かんてい局名取店です！

 

さて、本日は皆さん一度は聞いたことのある腕時計ブランド【OMEGA(オメガ)】の【スピードマスター】についてお話します。

今月は買取を強化しているスピードマスター。その歴史や今が売るのに良いタイミングな理由も解説していきますよ。ぜひ最後までご覧ください！

 

 

オメガの歴史

 

オメガはとある時計工房から生まれました。

この時計工房は、1848年にスイスのラ・ショー・ド・フォンと言う時計製造業の代表的都市でルイ・ブランによって創業されました。

当時は懐中時計を主に製造していたそうです。

 

その後、1977年にルイ・ブランの息子と共に「ルイ・ブラン&フィルズ社」を設立。

その2年後にルイ・ブランは亡くなってしまいます。

その後ルイ・ブランの三男セザールが経営に加わり、1880年に現在の本社が置かれているビアンヌに工場を設立しました。

その数年後には、当時では異例の年間10万個の時計を生産することとなります。

 

そして設立から約50年後となる1894年に、ルイ・ブラン&フィルズ社は新型ムーブメントを発表します。

 

OMEGA＝『究極』

究極・・・かっこいい響きですよね！

 

その新型ムーブメントは「究極」という意味を込め、ギリシア語のアルファベットの最後に登場する「Ω(Omega)」と名付けられました。

 

 

その後、1903年に当時のルイ・ブラン&フィルズという社名から、この「OMEGA(オメガ)」と変更し、現在のブランドネームになったんですね。

 

20世紀前半のオメガは天文台の精度コンクールで優秀な成績を出したり、1932年のオリンピック・ロサンゼルス大会では公式タイムキーパーを務めました。

オリンピックの公式タイムキーパーに関しては、これまでに28回に渡り務めています。

更に1965年にNASAに公式採用されるなど「精密時計のオメガ」という名声を確立していきます。

 

スピードマスターについて

オメガのスピードマスターと言えば宇宙をイメージされる方が多いかもしれませんが、当初はモータースポーツをメインとする時計でした。

 

　

 

ではなぜ宇宙のイメージが付いているのか。

 

それは世界初の月面着陸に成功したアポロ11号の乗員が、オメガのスピードマスターを着けた状態で月面に降り立ったからなんです。

 

当時、NASAでは過酷な宇宙の環境でも使える時計を探していました。

候補の中にはロレックスやロンジンも含まれていたと言われていますが、唯一NASAの試験を突破したのがオメガのスピードマスターだったんですね。

 

宇宙空間でも耐えられるように特注で作った時計ではなく、一般的に市販で売られているスピードマスターが試験をパスして月面に降り立ったことは大きな話題となりました。

その偉業は全世界にスピードマスターの性能をアピールすることとなり、現在においてもスピードマスターの信頼性の確たるものとなっています。

 

スピードマスターは今が売り時！？

ここからは何故スピードマスターを「今」売るのがオススメなのかをお話していきたいと思います。

 

①定価の値上がりが行われたから

 

最も大きな理由は「新品販売定価の値上がり」です。

定価の高騰により、なかなか新品で買うことができないような価格になってきているんですね。

そうなると、中古モデルに目を向ける人が増えて需要も増していった…という流れのようです。

 

最近の値上げとしては2023年6月に値上げが行われ、さらに2023年9月8日にも値上げが行われました。

ほぼ全モデル6～8％ほど値上がりしています。

今回の値上げにより販売定価が100万円を超えるモデルも増え、手軽に手を出せる金額ではなくなってしまいました。

 

それにより、中古需要が過熱して市場価格も高くなってきています。

スピードマスターの中でも人気のモデルは、値上げ後から徐々に相場が上がってきている印象です。

 

②ロレックスの中古価格の高騰

 

ロレックスのスポーツモデルは発売当初と比べると、中古価格が定価を越えているものも少なくありません。

新品でもなかなか購入することができず、中古での販売は更に高い価格で取引されているので、ロレックスを諦めて他で腕時計を探すという人も増えているんだとか。

 

そうした人が目指す先が「オメガの中古モデル」なんです。

定価はロレックスもオメガも大きな違いはありませんが、中古相場での値段には大きな違いがあります。

ロレックスに比べるとオメガは中古でも比較的手に入りやすい価格帯であることに加えて、時計のクオリティーの高さからロレックスに次ぐブランドとして注目されているんですね。

 

③ブランドとしての信頼

オメガは1848年の創業以来進化をし続けています。

NASAでの採用やオリンピックでの採用など実績がその実力を表していますが、オメガの技術は時計メーカーの中でもトップレベルです。

機械式時計では断トツの知名度と人気を誇るロレックスが注目されがちですが、オメガも決して負けてはいません。

 

また、今回紹介しているスピードマスターを始め、オメガはシーマスターやコンステレーションなど幅広いシリーズ展開をしています。

シリーズそれぞれに特徴や特化した分野があり、シリーズとしては長く販売しているものも多いです。

同じシリーズの中でも多くのモデルがありますが、それは時計の量産ではなくオメガの進化の軌跡であると言えるのではないでしょうか。

 

加えて、先述した通り最近では定価価格が高騰していることもありオメガの腕時計も資産価値として見つめ直されてきています。

ロレックスのような新品定価を超える買取ができるわけではありませんが、中古で買っておいてもっと相場が上がった時に売りに出す、と考えられている人も多くなっているのかもしれませんね。

 

最後に

いかがでしたか？本日はオメガの歴史とスピードマスターについてお話しました。

 

看板モデルとも言えるスピードマスターの魅力を知るきかっけになっていただければ幸いです。

他にも素敵なモデルがたくさんありますので、気になった方はぜひ一度見てみてくださいね。

 

今月はスピードマスターの買取保証も実施中です。よりお得に売れるチャンスかもしれませんよ。ぜひこの機会にお持ちください。

 

査定はどんなお品物でも無料です。皆様のご来店を心よりお待ちしております！

 

 

【年末年始休業のお知らせ】

誠に勝手ではございますが、年末年始の営業を下記の通りとさせていただきます。

 

12月30日（土）　10:00～18:00（通常営業）

12月31日（日）　お休み

1月1日（月）　　お休み

1月2日（火）　　定休日

1月3日（水）　　定休日

 

※12月31日～1月3日が流質期限となっているお客様に関しましては

恐れ入りますが12月30日(土)に期限を繰り上げとさせていただきます。

 

なお1月4日(木)からは通常の営業時間(10:00～18:00)となりますので、買取・質預かりはもちろん、店頭販売や海外送金(ウエスタンユニオン)も通常通り受付致します。