新品でも中古でも【ルイヴィトン】はなぜ高いのか!人気の理由や魅力について
購入時に高かった物が必ずしも高く売れる訳ではありません。
買取査定に持って行くと「買った時は高かったのに・・」と残念な価格を提示される事も少なくないでしょう。
そのような中でルイヴィトンは販売価格も売却時の査定額も高いという特別なブランドの1つです。
なぜルイヴィトンは高く売れるのか疑問に思われている方もいるのではないでしょうか。
この記事を読めば「ルイヴィトンが高い理由」について知る事ができます。
興味がある方は是非参考にして下さい。
目次
ルイヴィトンってどんなブランド?
ルイヴィトンの始まりは1854年、パリのカプシーヌ通りに「旅行用カバンの専門店」をオープンしました。
なぜ旅行用カバンなのかは、創業者であるルイ・ヴィトン氏が僅か14歳の時に故郷であるフランス東部のフランシュ・コンテ地方を離れ、1人で徒歩でパリへ向かい馬屋番をしたり食堂で働いたりと、彼自身の人生が旅人だった事に由来しているのでしょう。
ルイヴィトンの旅行鞄は機能性やデザイン面でとても優れていると瞬く間に人気となり、フランス国内だけではなく外国からも注文が殺到します。
順調に思われていたルイヴィトンなのですが、ここで1つ大きな問題に直面します。
あまりにも人気があったため、市場には「偽物」が数多く出回っていたのです!
容易に偽物を作る事ができないよう、レイエ・キャンバスという布地を使用しますが、これもすぐに偽物が出回るようになります。
そこで1888年に息子であるジョルジュの考案により「ダミエ柄」が誕生します。
写真:ルイヴィトン ダミエ柄
創業者のルイ・ヴィトン氏は1892年に生涯を閉じ、その後は息子のジョルジュ氏に受け継がれ、彼が作ったデザインが現代までルイヴィトンの象徴となっている「モノグラム柄」なのです。
写真:ルイヴィトン モノグラム柄
つまりダミエとモノグラムはいずれもジョルジュ氏の考案によるもので、100年以上も売れ続けているのです。
その後、3代目のガストン・ヴィトン氏に受け継がれてから、現在のルイヴィトン製品の主軸となっている塩化ビニール製品が生み出され、2000年頃にはバッグだけにとどまらずファッション業界への進出を成功させています。
そして今なおブランド品のトップに君臨し続けているのがルイヴィトンです。
ルイヴィトンはなぜ高いの?
数あるハイブランドの中でもルイヴィトンは購入時だけではなく売却時も高い!
そもそもルイヴィトンは一体なぜ高いの?と疑問に思われている方も多いのではないでしょうか。
その理由はルイヴィトン製品の圧倒的な人気、セールをしないブランド力、品質を維持するためにコストがかかる、といった理由で高くなってしまうのです。
ここではこれらの理由について詳しく説明致します。
1.製造するのにコストがかかる
数あるブランドの中には「中国」「タイ」「インドネシア」などの工場で安く大量に生産できる仕組みを整え、より販売価格を安く提供するといったブランドもあります。
しかしルイヴィトンは全く別のやり方をしています。
主に「イタリア」「フランス」「スペイン」で生産しており、製造するのには熟練の職人が必要となります。
そのため、1つの商品を製造するだけで時間もコストもかかってしまいます。
それでも信頼できるメーカーであり続けるために、このような手法を変える事なくやり続けているのです。
2.品質が良いため長持ちする
ルイヴィトンは【旅】をテーマとしたブランドであるため、耐久性がとても重要視されています。
かつて、タイタニック号が沈没した際にはルイヴィトンのトランクにつかまる事で命が助かった人もいると言われており、数十年後に引き上げられたルイヴィトンのトランクの中身が当時のまま残っていたという逸話があります。
実際に10年以上前のルイヴィトン製品を使用しているという方は少なくありません。
ルイヴィトン製品は決して安くないありませんが、品質が良く10年20年と長く使える商品を製造しています。
3.セールをしない
多くのブランドが【セール】や【アウトレット】を行って在庫処分をしている中、ルイヴィトンはそのどちらもしていません。
理由としてはセールやアウトレットをする事でブランド価値やイメージを下げてしまうからです。
一般的にセールは売れ残りを安く販売し、アウトレットとは売れ残りや作りすぎて余った商品、品質に若干の問題点があった商品を販売しています。
消費者にとっては安く購入できるため、セールやアウトレットを行っている事で人気となっているメーカーがあるのも事実ですが、同時にクレームの原因やイメージを下げる要因にもなりえます。
ルイヴィトンは「ブランド力」「イメージ」を徹底して作り上げるため、品質の良くなかった商品を世に出す事はせず、自社生産した商品は自信を持って定価で販売しています。
4.売却時に高値で売れる
ルイヴィトン製品は全体的なリセール率がとても高いブランドのため、定価の7割や8割で買い取ってもらえるという場合もあります。
新作はもちろんですが、10年以上前の商品であっても数万円からそれ以上の価格で売買される事も珍しくありません。
他の多くのブランドとは違い、壊れている物まで買い取ってもらえます。
ルイヴィトン製品はブランド品の中でも【資産価値】が高いのです。
昨今、資産価値を重視して買い物をされる方が増えているため、ルイヴィトンなどのブランドに注目が集まっています。
5.圧倒的な人気がある
ルイヴィトンには圧倒的な人気があります。
ブランド品=ルイヴィトンといった代名詞のような存在にもなっており、老若男女問わず憧れているブランドです。
昨今、ツイッターやインスタグラムなどSNSの普及によりファッション業界のお手本となる方のコーディネートを誰でも容易に見る事ができます。
そのためルイヴィトン製品の新作や、古い商品の使い方を知る事ができ、より一層ルイヴィトンへの注目度が高まっています。
ルイヴィトンの大幅な値上げ
原材料の高騰などの理由もあり、多くのブランドが何度も値上げを行っており、ルイヴィトンも例外ではありません。
最近では2022年の11月に値上げが行われました。
割合にすれば5%以下の上げ幅となった商品が大半ではありますが、2月にも大幅な値上げがされたばかりでしたので、ほんの数%とはいえ大きな値上げです。
実は発売当初から比べると大幅に値段が上がっている物は多いです。
例えばこちらのネヴァーフルというバッグ、発売当初は10万円台で購入できるリーズナブルで使い勝手の良いバッグという事で大ヒットしています。
当店でも幾度となくお買取りさせて頂いており、今現在ネヴァーフルを愛用されている方も大変多いのではないでしょうか。
こちらのネヴァーフルの現在の定価はなんと243,100円!
いつのまにか高額なバッグとなってしまいました。
他にも5万円程で購入できたお財布が10万円を超えていたりと、ここ数年でかなり値段が上がっている印象を受けます。
物価の上昇などもあり、値上げせざるを得ない状況なのでしょうが、年々高くなっている事は事実です。
廃盤モデルの市場価値が上がる事も!?
ルイヴィトン製品は廃盤後、数年経過してから市場価値が上がる場合があります。
例えばこちらのジッピーウォレット
製造されてから15年程経過したジッピーウォレットです。
最近はコンパクトウォレットが主流になっている事から、一時期買取市場でもてはやされていた長財布の相場はかなり下落しています。
しかしながら、こちらのモノグラムデニムのジッピーウォレットが未使用品であれば200,000円を超える価格で売買されています。
なぜこのような事になったのか、それはルイヴィトンのアパレルラインでのデニム生地が流行したからです。
特にルイヴィトン×シュプリームのジャケットが流行した事が大きな要因であると思います。
このように廃盤後も資産価値が高まる可能性がありますので、限定品などには注目が集まります。
長持ちさせるためには?
せっかく購入したルイヴィトン製品を長く使いたい!そう思うのは皆さん一緒だと思います。
しかし、私が買取の現場で見ている物は、同じ10年使用した物でもボロボロになっている物から、まだまだ使える綺麗な状態の物まで様々です。
また、長い間しまっていたという方の中にも、本当に綺麗なまま残っている物から、使用していないのに劣化して古く見える物まであります。
なぜこのような差が生まれてしまうのでしょうか? それは使い方やメンテナンス、保管場所の違いによるものです。
バッグであれば使い終わったあとに乾いた柔らかい布で拭いて、汚れやホコリを落としておく事が重要です。
また革部分は絶対に水拭きなどをしないようにして下さい。
もし濡れてしまった場合は乾いた布で拭くようにし、ドライヤーなどで乾かすのは絶対にNGです。
ドライヤーの温風などで乾かすと、劣化やヒビ割れの原因となってしまいます。
また、保管する際は購入時にもらえる保存袋に入れて、直射日光に当たらず湿気が少ない風通しの良い場所で保管して下さい。
そのような場所が無い場合は、たまに風通しの良い場所へ移してあげる事が重要です。
しっかりとメンテナンスや保管すれば10年でも20年でも使用できる可能性があります。
ルイヴィトンは今後も売れ続けるのか
私が思うにルイヴィトンは今後も売れ続けると思います。
なぜなら価格やイメージなど全てにおいて徹底しているからです。
私自身、ルイヴィトンは高いブランドであり信頼できる一流メーカーであると認識しており、おそらく同じように思われている方がたくさんいると思います。
価格に関してはセールを一切行わないため、他社との価格競争をする必要がありません。
ただしそれには高品質である事が条件となるため、物作りへの姿勢が問われるため、熟練の職人が手作業で製造しています。
イメージ作りは圧巻だと思っています。
ホームページやCMで流れる映像を見ても、一体どのような商品なのかもわからない作りになっており、ただ分かる事はオシャレであり高級そうな事くらいです。
ちゃんと商品を宣伝したほうが良いのでは?といった意見もあるでしょうが、ルイヴィトンが一線を画す存在であるというイメージ作りには、とても適した方法なのではないかと思います。
また、日本では村上隆氏や草間彌生氏がルイヴィトンとコラボしていますが、今後も一流アーティストとの商品が世間を騒がせる事でしょう。
最後に
今回のブログではルイヴィトンがなぜ高いのかをご紹介させて頂きました。
ルイヴィトンは、熟練の職人が手作業で製造するため時間やコストがかかる事、品質が良く長持ちする事、そしてセールも行わない事で値段が高くなります。
その分ハイクオリティーで満足度が高い商品を生み出しています。
また、資産価値が高いといった点もルイヴィトンの大きな特徴です。
特に現代では、ブランド品だけではなく腕時計や貴金属など、資産価値が高い物を購入しようという風潮が日本にも根付きつつあります。
そのため、ルイヴィトンの人気は今後も上がっていくでしょう。
ただしそれに伴い定価も上がっていく事が予想されますので、欲しい商品は余裕がある時に購入しておくべきかもしれません。
最後になりましたが、金沢バイパス店ではルイヴィトン製品の買取強化を行っております。
使わなくなった物があれば、まずはお気軽に査定にお越しください。
それでは本日も皆様のお越しを心よりお待ちしております。
金沢バイパス店の店内
↓↓バナーを押すと店内がご覧頂けます↓↓
ロレックス買取相場ブログ
↓↓注目のスポーツモデルの価格推移↓↓
その他の買取実績
↓↓バナーを押すと買取実績がご覧頂けます↓↓
お電話でのお問い合わせ
↓↓バナーを押すと電話が繋がります↓↓
メールでのお問い合わせ
↓↓バナーを押すとメールが送れます↓↓
質預かりについて
大切なお品物は無理に売却せずに質預かりをご利用下さい。
安心安全で誰でも即日融資を受ける事ができ、
借金するのとは全く違いますので気軽にご利用頂けます。
↓↓バナーを押すと質についての説明がご覧頂けます↓↓
オンラインショップ
↓↓バナーを押すと楽天市場ページをご覧頂けます↓↓
↓↓バナーを押すとヤフオクページをご覧頂けます↓↓
Teitter・インスタグラム・facebook
LINEの友達追加
↓↓友達追加はこちら↓↓
質屋かんてい局金沢バイパス店
【住所】石川県白山市乾町117-1
【営業時間】OPEN10時~CLOSE19時
【定休日】なし
【SALE】毎月7の付く日は現金払いのみ店内商品5%OFF
※商品券や喜平など一部商品を除く※
そ