ロレックス デイトジャストの「使い方」や「魅力」について解説します
高級時計と聞くと真っ先に思い浮かぶのがロレックス、私を含め多くの方がそうではないかと思います。
なにしろ高級時計のシェア率は不動の1位なので当然です。
そんなロレックスを語る上で絶対に欠かせないモデルがあります。
今回の記事ではロレックスの王道であり、ドレスウォッチの定番として君臨し続ける「デイトジャスト」について解説します。
なぜデイトジャストが世界的にここまで愛されているのか、デイトジャストにはどんな魅力が詰まっているのか深堀致します。
・デイトジャストについて詳しく知りたい
・なぜ人気があるのか知りたい
・デイトジャストの使い方が知りたい
そのような方は是非参考にして下さい。
記事の最後には「かんてい局公式YouTube」から、デイトジャストファンにご覧頂きたい動画も貼ってありますのでそちらもご覧下さい。
目次
ロレックスってどんなメーカー?
ロレックスはスイスを代表する世界で最も人気と知名度が高い腕時計メーカーです。
1905年にハンス・ウィルスドルフが創業しました。
当時の時計業界は「懐中時計」が主流とされていた中で「腕時計が主流になる」事を予見し、ロンドンで時計作りが始まります。
ロレックスは部品の全てを自社製造しており、これを業界ではマニュファクチュールと呼ばれます。
当時の時計業界ではムーブメントは専門メーカーが作るのが当たり前だったため、マニュファクチュールは一部のこだわったメーカーのみでした。
また、大変なコストもかかるため現代でもそう多くはありません。
昨今ロレックスの市場価値が上がっていると世間を騒がせ続けていますが、ほとんどのモデルにおいて正規店で購入する事が困難であるという異例の事態となっています。
人気モデルをご紹介
【デイデイト】
シリーズの全てが金無垢またはプラチナ無垢で作られているロレックスのハイエンドモデル。
最新ムーブメントがいち早く搭載されるため、メーカーにとっても特別な腕時計と言えます。
【デイトナ】
ロレックス唯一のクロノグラフ搭載モデル。
その人気はまさにキングオブロレックスと名高く「成功者の時計」とされている名作です。
定価の何倍ものプレミアが付くモデルも存在するため市場価格には目が離せません。
【サブマリーナー】
世界で最も認知度が高いダイバーズウォッチ。
その使いやすさはスポーツモデルの中でも随一。
常に人気は1位、2位を争っており正規店で購入するのはもはや至難の業。
【ミルガウス】
ロレックス唯一の耐磁性能特化モデル。
発売当初は科学者や医者などに向けたその特殊なコンセプトが受け入れられず、1991年に一度廃盤になってしまいましたが2007年に待望の復活。
しかしながら2023年現在、またもや廃盤となってしまったため、今後の相場などにも注目が集まっています。
【エクスプローラー1】
探検家のための時計とした、シンプルで視認性に優れており衝撃にも強いモデルです。
ドラマで俳優の木村拓哉さんが着用していた事から一大ブームとなりました。
【デイトジャスト】
ロレックスの定番でもあり全てが詰まっているとも言えるのがデイトジャスト。
メンズ、レディース、ボーイズサイズまでラインナップは豊富で、日常使いに最も適した腕時計です。
ここで紹介したのはロレックスの人気モデルの一部ですので、まだまだ他にも多くのモデルが存在します。
デイトジャストってどんな時計?
デイトジャストは日付表示のみを搭載した実用性と視認性に優れたモデルで、普段使いに最も適した腕時計です。
その名の通り「デイト(日付)表示機能」は0時ジャストに日付が変更される仕組みになっています。
ロレックスの数あるモデルの中でも圧倒的な知名度を誇っており、私生活はもちろんビジネスシーンでも大活躍してくれます。
メンズ、レディースはもちろんボーイズサイズなどラインナップが豊富で、ペアウォッチで購入される方も多いです。
文字盤や素材の違い、サイズ違いなど他のモデルに比べて種類が多く、デイトジャストだけで覚えきれないほどの型番が存在しています。
デイトジャストには「選ぶ楽しみ」「実用性」があり、いかなるシーンでも着用する事ができるため男女共に愛されています。
あらゆる観点から考えた結果、デイトジャストこそスタンダードを極めた腕時計であると言えます。
デイトジャストに備わった【三大発明】
なぜデイトジャストが普段使いに適したスタンダードを極めた腕時計なのか、それはデイトジャストに備わった「ロレックスの三大発明」が大きな要因です。
三大発明とは「オイスターケース」「パーペチュアル機構」「デイトジャスト機構」というロレックスを有名にした発明です。
ここではそれぞれの特徴をご説明していきます。
①オイスターケース
オイスターケースとは防水性を高めるために考えられたケースです。
牡蠣のように強固である事からその名が付けられています。
裏蓋をご覧頂くと周りが一周ギザギザになっているのですが、ここに専用の工具をはめて裏蓋をねじ込む事によって取り付けられています。
強固と言っても叩いたりなどの衝撃に耐えられるという意味ではなく、あくまでも防水性を高めるための仕組みとなっており、リューズも同じようにねじ込み式になっています。
②パーペチュアル機構
パーペチュアル機構とは自動巻腕時計の事を指しています。
開発当時はまだまだ手巻式腕時計が一般的だったので、時計が止まるたびにゼンマイを巻く必要がありました。
しかしながら、ゼンマイを巻いた後ねじ込み式のリューズを閉め忘れるというケースが続出します。
これではせっかく防水性を高めるためにねじ込み式になっているのに全く意味がありません。
そこで、できるだけリューズを触る時間を少なくする事を追求し、全回転式のローターをムーブメントに組み込みます。
おかげで時計を腕に着けて日常生活を送るだけでゼンマイが巻かれ、時計が止まるまでの時間を限りなく長くする事に成功しました。
これがパーペチュアル機構と名付けられています。
③デイトジャスト機構
今でこそ当たり前となりましたが、日付が瞬時に切り替わるというのは驚きの技術でした。
0時丁度といっても前後5分くらいの間に変われば問題ありません。
デイトジャストはこの三大発明が全て集約されたモデルです。
デイトジャストの魅力
デイトジャストは時計としての実用性から資産価値としてのリセール率に至るまで全てが魅力的です。
まず特筆すべきはラインナップの豊富さです。
文字盤違いや素材違いなど多種多様なデイトジャストが存在するため、ロレックスの中でも特に選ぶ楽しみがあります。
防水性能や視認性まで全く無駄がないスマートな腕時計であるため、ビジネスシーンでも使いやすいというのも大きな魅力の1つです。
スーツの男性において唯一許されたアクセサリーとも言えるのが腕時計です。
どの時計を選ぶのか、いくらぐらいの時計を選ぶのかでそれぞれの個性が出ます。
あえて古いデイトジャストを好む方も多いのでご紹介させて頂きます。
写真のデイトジャストはなんと1968年製のデイトジャストです。
60年代の時計とは思えない完成度がありながら、ヴィンテージ感と魅力的な経年劣化に思わず惹かれてしまいます。
オンオフ問わず使えて新作からヴィンテージモデルまで人気があり、ロレックスファンなら必ず一本は所有しておきたい時計がデイトジャストです。
ロレックスはなんで人気なの?
世界には数多くの時計メーカーがある中で、なぜ「ロレックス」の知名度はこれほどまでに高いのか。
特に腕時計ビギナーの方や興味が無い方ほど高級時計はロレックスというイメージが強いように思います。
しかし、腕時計の値段は上を見ればキリがなく、ロレックスは特別高い腕時計ではないのです。
デイトナであっても通常のステンレスモデルであれば定価は150万円ほど、サブマリーナーも100万円ほどです。
この価格帯の時計は世の中に数えきれないくらい存在します。
その中でロレックスの知名度が圧倒的に高いのはリセール率が関係している事は間違いありません。
ロレックスは他のメーカーに比べてリセール率がとても高いです。
新しい物は定価以上の価格で取引され、古い物も当時の定価以上の価格で取引されます。
ロレックスにおいては売却する事で購入価格を上回る事は少なくありません。
この事からもロレックスは高級時計であるといったイメージが強くなっているのだと思います。
安定しているデイトジャストの需要
ロレックスは現在の主要モデルや新作を正規店で購入する事は困難で、どうしても欲しいという方は中古で購入されています。
自由な価格で売買される中古市場では定価を超えた価格で取引されるモデルが増えました。
例えば資産価値として大注目のデイトナは定価が150万円のところ、現在の市場価格は300万円以上となっています。
このようなモデルは相場の変動が激しいので売却する時期が難しいです。
時期によっては数十万円という大きな差が出てしまうため、相場に慣れている方や詳しい方以外は手が出しづらいです。
そんな中、デイトジャストは比較的安定した需要を保っており、時計ビギナーでも安心して購入する事ができます。
とはいえ今ではデイトジャストであっても、中古で50万円以下の腕時計はほとんどありません。
そこで注目したいのは型番が5桁モデルの古いデイトジャストです。
Ref.16014
製造:1977年頃~1988年頃まで
ケース幅:36mm
中古販売価格:50万円~60万円台
このような古いモデルであれば50万円~60万円で購入が可能です。
古いモデルですが36mmケースの程よいサイズ感で、ベゼルは美しいカッティングが施されたフルーテッドベゼルを採用、ちなみにフルーテッドベゼルはK18素材で作られています。
パワーリザーブも48時間ありますので、ゼンマイがしっかり巻かれていれば2日間は放置していても動きます。
リセール率も購入時の6~7割ほどは戻ってくると思われるので十分かと思います。
ただし相場の変動や状態によって変わりますので目安程度に思って下さい。
デイトジャストを使用する時の注意点!
デイトジャストを使用する上で絶対に注意しなければいけない事があります。
最大の特徴である日付表示機能の取り扱いについてです。
リューズを1段階引いた状態=日付の切り替え
リューズを2段階引いた状態=時刻合わせ
リューズを2段階引いて時間を進めていけば自ずと日付は変わりますが、問題となるのはリューズを1段階引いて日付変更のみをする時です。
デイトジャスト機構は時計の針が
20時~4時の間は日付を変更してはいけない
という特徴があります。
安易に操作してしまうと故障の原因となり、修理に数万円という費用がかかってしまいます。
日付を変える時は
①リューズを2段階引いて針を6時にセットする
②リューズを1段階引いた状態にして日付を合わせる
という手順で合わせて下さい。
コツとしては合わせたい日の前日に日付を合わせて、あとは時計の針を進めて日付を変える事で時間も合わせやすくなります。
最後に
デイトジャストはロレックスの三大発明が備わっていて、ロレックスを語る上では欠かせない定番モデルです。
メンズ、レディース、ボーイズなどのラインナップも豊富で、大変人気があり圧倒的な知名度を誇っています。
中古販売価格、そしてリセール率、相場の変動が少ない事からも、ロレックス初心者はもちろん腕時計がお好きな方であれば一本はもっておきたいモデルです。
鑑定士目線でもデイトジャストは安心してオススメできる腕時計になっております。
ここまで当ブログをご覧頂き誠に有難うございます。
少しでも参考にして頂けたら嬉しいです。
質屋かんてい局金沢バイパス店ではロレックスをはじめとした腕時計の買取には特に力を入れております。
また、質預かりもしていますのでお気軽にご利用下さい。
それでは本日も皆様のお越しを心よりお待ちしております。
金沢バイパス店の店内
↓↓バナーを押すと店内がご覧頂けます↓↓
ロレックス買取相場ブログ
↓↓注目のスポーツモデルの価格推移↓↓
その他の買取実績
↓↓バナーを押すと買取実績がご覧頂けます↓↓
お電話でのお問い合わせ
↓↓バナーを押すと電話が繋がります↓↓
メールでのお問い合わせ
↓↓バナーを押すとメールが送れます↓↓
質預かりについて
大切なお品物は無理に売却せずに質預かりをご利用下さい。
安心安全で誰でも即日融資を受ける事ができ、
借金するのとは全く違いますので気軽にご利用頂けます。
↓↓バナーを押すと質についての説明がご覧頂けます↓↓
オンラインショップ
↓↓バナーを押すと楽天市場ページをご覧頂けます↓↓
↓↓バナーを押すとヤフオクページをご覧頂けます↓↓
Teitter・インスタグラム・facebook
LINEの友達追加
↓↓友達追加はこちら↓↓
質屋かんてい局金沢バイパス店
【住所】石川県白山市乾町117-1
【営業時間】OPEN10時~CLOSE19時
【定休日】なし
【SALE】毎月7の付く日は現金払いのみ店内商品5%OFF
※商品券や喜平など一部商品を除く※