お品物の詳細

ブランド：CHANEL(シャネル)

品名：マトラッセ チェーンショルダーバッグ

型番：A2200

素材：ラムスキン

仕様：シングルフラップ

本体カラー：ブラック

金具カラー：ゴールド

付属品：ポーチ、ギャランティーカード

シャネルの人気のバッグ、マトラッセ チェーンショルダーバッグです。

お客様はこちらを親御さんから譲り受けたそうで、いつどこで購入したのかは分からないとのこと。ですが昔と比べて最近はシャネルのバッグが高く売れると耳にして、今回当店にお持ちくださいました。

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査定ポイント

国を問わず、年齢を問わず誰もを魅了するシャネル。

マトラッセのアイテムはもともと他のアイテムと比べて特に人気がある、というのは皆さんご存じだと思うので、今回はそれ以外の査定ポイントをご紹介します。

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①カラーがブラックだったこと

中古市場ではどのブランドでも暗色のもの、中でもブラックカラーのものが特に人気を集めます。理由は「傷や汚れが目立ちにくい」からです。

すでに使用されたバッグやポーチなどは、査定時にチェックするとスレ傷やひっかき傷、シミなどがあることがほとんどです。愛用されていたバッグならしょうがないことですね。

そんな中でシャネルのラムスキンやカーフスキンのアイテムは、もともと非常に柔らかく繊細な素材で作られていることもあって傷がつきやすく、また残りやすいのが特徴です。が、品物のベースのカラーがブラックだと、それらの使用感がパッと見では分かりにくくなるのです。

たとえばまったく同じ商品に、まったく同じ汚れや傷がついた場合でも、ベースのカラーがホワイトや淡いパステルカラー系だと、ブラックよりも傷などの存在感が目立ちがちです。特に汚れや変色は、場合によっては淡いカラーのアイテムにとって致命的なマイナスポイントとなってしまうこともあります。

また淡いパステルカラー…ピンクやライトブルーのアイテムはとても可愛らしく若い世代の方々に人気がありますが、逆に言うと若い世代”しか”求めないものとも言えます。

その点ブラックはオーソドックスではありますが、老若男女問わず誰が身に付けても似合うカラーです。

これらのことを買取店スタッフの目線で総合的に評価すると、「中古の品物の場合、使用感が分かりにくく、また欲しいと思う年齢層が広いブラックカラーのアイテムは、他のカラーよりも買い取った後に売りやすい」という評価になるため、自然とお買取り金額が高くなりやすいのです。

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②ギャランティーカードが付属していたこと

ギャランティーカードとは正規店で商品を購入すると付いてくる『その商品が正規品であることを証明するカード』です。高級時計のROLEX(ロレックス)やOMEGA(オメガ)にも付くカードなので、名前を聞いたことがある人はたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。

本物であることを証明するものなので、このギャランティーカードがあるのと無いのでは、買取査定で数千円～数万円の減額になる可能性もあります。

今回お持ちいただいたバッグの場合、ギャランティーカードはバッグの内側ポケットの中に入っていました。

実はこの「内ポケットに入れておく」というのはとてもオススメの保管方法だったりまします。

よくあるのが「ギャランティーカードは箱や布袋と一緒にしまって、そのままバッグとは別々に保管していたら箱たちをどこにしまったか忘れてしまった」というパターンです。せっかく思い切って売ろうと思ったのに、ギャランティーカードが無いだけで査定金額が下がってしまったら悲しいですよね…

このような事態を予防するためには、

・箱や布袋といった付属品もなるべく捨てずに大切にとっておく

・箱や布袋を捨てることになっても、ギャランティーカードは必ず手元に残しておく

・バッグを長期間しまう時には、ギャランティーカードをバッグの中に入れてニコイチの状態にしてから収納する

・買取店へ持ち込む前にギャランティーカードがあるか確認してから持っていく

などが有効かと思われます。

なおシャネルのギャランティーカードは黒いカードに白い文字が書かれていて、裏面にはアイテムそれぞれ個別に振られている”シリアルナンバー”も記載されています。

そしてシャネルのバッグやポーチには、使用の邪魔にならない場所にひっそりと”シリアルシール”が貼られていて、このシールに書かれている数字とギャランティーカードに書かれている数字は必ず合致します。

シャネルのアイテムを複数持っていて、どれがどれのギャランティーカードなのか分からない！となった場合は、品物と一緒にお手元にあるカードを全てお持ちいただけますと、査定スタッフの方で確認して、違うものはお返しさせていただきますのでご安心ください。

なお、これは2021年以前に製造されたアイテムに適用されるもので、シャネルは2021年5月以降はギャランティーカードとシリアルシールを廃止し、RFIDタグとランダムシリアルナンバーに切り替えています。

そのため2021年5月以降に製造、販売されたアイテムをお持ちの方で「買った時からギャランティーカードが付属していない」と不安になる方もいらっしゃるかもしれませんが、このような事情があってもともと付いていないものになるので、ご安心ください。

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③シリアルシールの一部が剝がれていた

こちらは査定時にマイナス評価となったポイントです。

先ほどのギャランティーカードについての説明で書いていたように、シリアルシールに書かれている数字はギャランティーカードの裏面に書かれている数字と同じものであるため、その品物が本物であるかを確認する時にとても重要な情報となります。

今回のバッグはシールが貼ってあったものの、一部が剥がれてしまっている状態でした。幸い、重要なシリアルナンバーの部分は欠けていなかったので、ギャランティーカードと照らし合わせることはできましたが、キレイな状態のものと比べるとマイナスポイントとなってしまいました。

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④シングルフラップの製品だったこと

こちらはマイナスポイントではないのですが、査定ポイントのひとつではあったためご紹介します。

シャネルのマトラッセにはシングルフラップのものとダブルフラップのものがあります。

バッグのフラップとは口の部分を覆うようにかぶせる蓋のような部分のこと指します。

シングルフラップはフラップが外側にある1枚だけなのに対して、ダブルフラップは外側の他に内側にもう1枚、合計で2枚のフラップが付いています。

(↑今回お買取りしたシングルフラップのマトラッセ)

(↑別のダブルフラップのマトラッセ)

ダブルフラップの利点はシングルフラップのものよりも、中に入れたものがこぼれ落ちにくい、外(自分以外の人)から中身が見えにくいなどがあります。

中古市場でもダブルフラップのものの方が人気が高いため、シングルフラップのものと比べると買取価格は高くなりやすいです。

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