ROLEX 6917 オイスターパーペチュアル デイトをお買取りさせていただきました!【かんてい局 新潟上越店】
店舗名 | 上越店 |
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商品名 | 6917 オイスターパーペチュアル デイト レディース |
ブランド名 | ロレックス【ROLEX】 |
買取価格 | ¥150,000 |
【 かんてい局 新潟上越店 】
本日ご紹介するのは、糸魚川市からお越しのお客様からお買取りさせていただきました「ROLEX 6917 オイスターパーペチュアル デイト レディース」です。
当店でお買取りさせていただくロレックスのお時計はやはりメンズのものが多いのですが、今回はレディースのものを見させていただきました。
※買取金額はお品物の状態・付属品・市場相場などにより日々変動いたします。目安としてお考えください。
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お品物の詳細
ブランド:ROLEX(ロレックス)
型番:6917
商品名:オイスターパーペチュアル デイト レディース
ムーブメント:自動巻き
キャリバー:cal.3131
ブレス:ジュビリーブレス 3列リンク
ケースサイズ:28mm
付属品:内箱、ギャランティー、コマ、壊れたフラッシュフィットパーツ
製造年:1972年頃
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ロレックス3大発明
みなさんは時計業界に大きな衝撃を与えたロレックス3大発明をご存じですか?
「オイスターケース」「パーペチュアル」「デイトジャスト」の3つは、言葉は聞いたことあるけど意味まではよく知らないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
「オイスターケース」とは1926年に発明された時計用防水ケースのことで、元はイギリスのオイスター社が開発したものを、のちにオイスター社を傘下におさめたロレックスが完成させ特許を得ました。
金属の塊から削りだしで作られた継ぎ目のない堅牢なケースに、ねじ込み式のリューズとスクリュー式の裏蓋を組み合わせることで、100m防水性能を誇る堅牢性と耐久性を兼ね備えた世界初の完全防水のケースが生まれたのです。
ちなみに「オイスター」という名前は「牡蠣(オイスター)のように固く頑丈で防水性の高いケース」という意味が由来となっています。日本人でもイメージしやすい名付けですね。
「パーペチュアル」とは1931年に発明された自動巻きムーブメントのことで、腕を振るだけで時計内部の半月型のローターが360度回転してゼンマイが巻かれていくため、身に付けていればパーペチュアルの時計は永遠に動き続けます。
それまで主流だった手巻き式時計を使用する際必須だった「手でゼンマイを巻く」という作業が実質不要になったのは、当時の機械式時計の常識を覆すものでした。
最後の「デイトジャスト」は1945年に発明された日付表示機能のことで、文字盤3時の位置に設置された日付表示が深夜0時を過ぎると瞬時に変わる機能のことです。
それまでは自分で調整したりゆっくりと時間をかけて変わっていくものだった日付表示が、その名の通りほぼジャストのタイミングでパッと変わるというのは大変実用性が高く、時計愛用者達の注目を集めました。
これら3つの機能を全て搭載しているのが、ロレックスの中でも特に知名度と人気が高い”デイトジャスト”です。
今では機械式時計としては”当たり前”のものになっている機能を約100年前に作り上げたんだと思うと、ロレックスの凄さがひしひしと伝わってきますね。特にパーペチュアルは現在数多くの時計に採用されている自動巻き機構の原点とも言えるのではないでしょうか。
さて、今回お買取りしたお時計は文字盤12時の位置に「OYSTER PERPETUAL DATE(オイスター パーペチュアル デイト)」の文字があります。「DATEJUST(デイトジャスト)」の文字はありません。
ということは、この時計には3大発明のうち「オイスターケース」と「パーペチュアル」がの2つが搭載されているのかというと、実はそうではありません。
えっ違うの?どういうこと??となりますよね。
“オイスターパーペチュアル デイト”と”デイトジャスト”の違い
実は”オイスターパーペチュアル デイト”は1950年代に登場した当初は、「デイトジャスト」の機能を搭載していませんでした。
名前にある「デイト」はそのまま「日付表示がある」という意味合いだけだったのです。ですがその後、1970年代前後にデイトジャストと同じ機能を搭載するようになったため、機能面ではデイトジャストと同じものになったのです。
そしてこちらのお時計はシリアルから1972年頃に製造されたものということが分かっており、実際に針回しをしてみたところ深夜0時になった瞬間日付表示が変わったので、デイトジャスト機能を搭載したオイスター パーペチュアルであることが確認できました。
オイスターパーペチュアルはデイトジャストと比べるとリーズナブルな価格だったため「デイトジャストの廉価版」と呼ばれることもあります。ですが機能面では決して大きく劣っているわけではないため、デイトジャストほどの価格には手を出せないがハイスペックなロレックスを手にしてみたいという方々からの人気を集めています。
機能面以外では、オイスターパーペチュアル デイトはステンレスモデルが中心ですが、デイトジャストはゴールドを使用している金無垢やコンビモデルのものがあります。
また現行モデルではオイスターパーペチュアルはサイズ展開が28mm、31mm、34mm、36mm、41mmとレディース向けの小さいものからメンズ向けの大きなものまであります。
対するデイトジャストはそれより少なめな31mm、36mm、41mmの3サイズ展開となっていますが、代わりにベゼルや文字盤の種類がオイスターパーペチュアルよりも豊富にあるので、予算に余裕があって組み合わせによってより個性を演出したいという方にはデイトジャストの方がおススメかもしれません。
今回のお時計の査定ポイント
オイスターパーペチュアル デイトについてより知識を深めたところで、今回お買取りさせていただきました「6917」の査定ポイントについてご紹介いたします。
こちらのお時計で真っ先に目につくのは、やはり片側のブレスが取れてしまっていることです。ブレスが壊れてしまっているとどれくらい査定額に影響してくるのか、確認していきます。
①ブレスの状態
「ブレスが壊れている」と一口に言っても、そのランクは実際の状態によって変わってきます。
今回お持ちいただいた品物はケースとブレスレットを繋ぐパーツ、フラッシュフィットがブレスからごっそりと外れてしまっています……が!なんと今回お持ちくださったお客様は、箱やギャランティーカードなどの付属品と一緒に、外れてしまったパーツもすべてお持ちくださいました!
外れたパーツを確認すると、どうやらフラッシュフィットと繋がる部分のパーツが伸びて切れてしまっているようでした。
この状態では再度装着すれば元通りになる…というわけにはいきませんが、少なくともそれ以外のパーツは変形したり不足しているようには見受けられないので、仮に修理に出すことになった時に新しく買い替えなければいけないパーツは最小限に抑えることができそうです。
ブレスがフラッシュフィット分離型だったことも幸いと言えるかもしれません。
以前他の記事で「ロレックスのフラッシュフィットはブレスから取り外すことができる『分離型』と、ブレスから取り外すことができない『一体型』がある」とご紹介しました。一体型は分離型と比べると強度が優れていますが、その代わりフラッシュフィット部分が壊れるとブレスを一式丸ごと交換しなければならないのです。そのため分離型と比べてどうしても修理費が高くなってしまうのです。
私たちはお査定の際「買い取った後」のことも視野に入れて見させていただきますので、このような「ジャンクの内容」も重要な査定ポイントとなります。
②時計全体の使用感
時計の製造年が1972年頃で、お客様ご自身もハッキリとは覚えていないけれどもう何十年も前に買って、ブレスが壊れるまではずっと愛用していたとお話ししてくれたとおり、バックルや風防の端にある細かな傷、ブレスの伸び(ダレ)など、時計本体には全体的に使用感がありました。
それでも大きなダメージはフラッシュフィット近くだけで、そのほかのものは使用年数から考えるとかなり程度の軽いものばかりでした。お客様が大切にご使用していたことが伝わってきますね。
ほかにも日差を確認してみましたが、こちらも大きな誤差はなかったため特段マイナスポイントとなることはありませんでした。
③付属品の確認
こちらのお時計は付属品として内箱、ギャランティー、余りコマ、外れてしまったフラッシュフィットとそのパーツ、タグの計5点がありました。
まず最も重要だったのはギャランティーがあったことです。
ギャランティーはその商品が正規ルートで販売された本物であることを証明するとても大切なもので、お買取りの際はあるのとないのでは数万円単位で買い取り額が変わってきます。
ロレックスのギャランティーは年代によって形状が変わっていて、今回のお時計は紙タイプのギャランティーが付属していました。
その他の付属品はギャランティーと比べると重要度は低いですが、余りコマだけは、もしお手元に残っていたら絶対に一緒にお持ちいただきたいものです。
『余りコマ』とは文字通り、購入時にブレスのサイズ調整で長さを短くした時に、ブレスから取り外した『余りもののコマ』のことを指します。革ベルトのように簡単にサイズ調整できないメタルブレスは、サイズの大きなものはコマを外して小さくすればいいだけですが、サイズが小さいものは余りコマがないとパーツの取り寄せや発注からしなくてはならなくなります。
しかもロレックスほど長い歴史があるブランドだと、製品によってはすでに生産終了していてパーツ取り寄せが不可能な場合もあり、そうなってしまうとブレスを短くしたものは腕に嵌められる人が限定されてしまうため、必然的に『売れにくい商品』になってしまいます。
『売れにくい商品』だと分かっているものは、たとえ同じモデルのものでもブレスが大きなものよりもお買取り金額が下がってしまうのです。
そのため購入時にブレスのサイズ調整をしていて、余りコマができている場合は箱やギャラと一緒に大切に保管しておくことをおススメします。
以上のポイントを重点的に確認させていただき、こちらのお時計はで150,000円でお買取りさせていただきました!
スタッフコメント
かんてい局上越店では様々な状態のロレックス製品をお買取りしています!
今回のお時計のように、ブレスが壊れてしまっているもの、風防が割れてしまっているもの、動かなくなってしまっているものなどでも、限界までお買取り金額をがんばらせていただきます!
また当店は上越市内で唯一の質屋でもあります。
大切な時計を売るのは嫌だけど、急用でまとまった金額が入り用になった。そんな時にぜひご利用ください!
他の質屋を利用したことがある方はもちろん、まだ質を一回も利用したことがないという方でも、お気軽にご相談ください。
みなさまのご来店をお待ちしております!
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店舗情報
質屋・買取 かんてい局 新潟上越店
(Pawnshop Kanteikyoku niigata joetsu)
〒943-0173
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【TEL.】 025-546-7823
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