お品物の詳細

ブランド：BVLGARI(ブルガリ)

商品名：B-zero1(ビー・ゼロワン) ダイヤ付き ロック2バンド リング

素材：K18PG(ピンクゴールド)、メレダイヤ付き

サイズ：49号(日本サイズでは9号相当)

付属品：内外箱、紙

B-zero1は1999年に生まれたBVLGARIを代表するジュエリーリングです。

「BVLGARI」の頭文字「B」と、無限の始まりを表すとされる「01(ゼロワン)」を組み合わせた名前には、「過去・現在・未来」でひとつにつながるという意味が込められています。

また特徴的なコイル状のデザインはローマの円形競技場(コロッセオ)からインスピレーションを受けたものであり、B-zero1のアイテムは1本の貴金属を巻き上げて作られているそうです。

素材には主に金が使用されていて、イエローゴールド、ピンクゴールド、ホワイトゴールドの3種類があります。また現在ではこの3つ以外にもセラミック製のものや、チタニウムを使用した製品も公式サイトで販売されています。

中には本体にダイヤモンドやパールがあしらわれたものもあり、素材との組み合わせ次第で様々な印象を与えてくれる素敵なジュエリーです。

今回のB-zero1はキラキラと輝くダイヤとバンド部分に敷き詰められたロック(スタッズ)が魅力的なお品物です。

素材がピンクゴールドなのでイエローゴールドのものよりも温かみのある色合いとなっており、性別を問わず肌馴染みが良いのもジュエリーとして嬉しいポイントですね。

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査定ポイント

見るからに高級そうな、とても存在感のあるこちらのリングですが、実際の買取査定ではどんなところがポイントとなったのでしょうか？

高価買取に大きな影響を与えたところに注目してご紹介していきます。

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①素材が金でダイヤが付いていたこと

なんといってもまず一番に評価されるのは素材が金だったことです。

昨今のニュースでご存じの方も多いと思われますが、現在金の相場は超高値となっています。そのためセラミックなどをメインとして作られているものよりも、金で作られているものの方がまず単純な素材としての価値は上になります。

ですが今回のお買取りでは、素材としての価値を大きく上回った金額でのお買取りとなっています。

その理由は「金」としての価値よりも「BVLGARIのアイテム」としての価値の方がより高かったためです。

私たち上越店の査定員はお買取りの際、お客様により満足してご売却していただけるように「差材としての価値」と「ブランドアイテムとしての価値」を比べて、より高い方でお買取りさせていただいています。

今回は世界3大ジュエリーとも称されるほど人気なBVLGARIのアイテムだったからこそ、このような結果となりました。

そしてBVLGARIのアイテムという視点から見ると、やはりダイヤの無いものよりもダイヤのあるものの方が高級感があるので、中古市場で高く売れやすい分、お買取り金額も高くなりました。

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②使用感が少なかったこと

リングやネックレスなどを「ただの素材」としてお買取りする場合は、ポイントとなるのは「K18」や「Pt900」といった素材の種類とその純度になることが多いです。

この場合の利点はお品物が壊れ物(ジャンク)であってもお値段がつきやすいという点で、「アクセサリーとしてまだ使えるか」という部分にはそれほど注目しないため、例えばネックレスであればチェーンが千切れていても、リングなら付いていた装飾の石が取れて無くなっていても「素材が金、もしくはプラチナである」ということには変わりないので、壊れていないアクセサリーたちと同じように査定することができます。

一方、お品物の状態がとても重要になってくるのが①でポイントとして挙げたような「ブランドアイテムとしての価値」がとても高いお品物たちです。

今回のB-zero1のお買取り70万円という金額は、金としての価値だけではどう転んでも出すことのできない金額です。

ひとつのアイテム、ひとつのジュエリーとしてお品物を評価する際、どんなものでも傷が多いものよりは、少ないものの方が高く評価されやすいです。

今回のお品物はほとんどご使用されなかったということで、僅かな小傷はあったものの汚れやパッと見で分かるような傷はありませんでした。この点も高価買取に繋がった重要なポイントでした。

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③付属品を一緒にお持ちくださったこと

買取店の査定を利用する時に意外と忘れがちになるのが、付属品を一緒に持ち込むことです。

例えば今回のB-zero1であればBVLGARIの実店舗や公式オンラインショップで購入すると、商品本体と一緒にギャランティーカードや箱、ケースなどが付属品としてお手元に届きます。

この他にもバッグであれば布袋や取り外し可能な2way用のショルダー紐、時計ならサイズ調整で余ってしまったメタルブレスのコマや保証書、ジュエリーならあしらわれている宝石の鑑定書や鑑別書といったものがあります。

こういった買った時に付いてきた付属品は、無くしてしまった場合は仕方ないのですが、できる限り一緒に持ち込んだ方がより高額で買い取ってもらえる可能性が上がります。

今回は内外箱とBVLGARIからのメッセージの紙を一緒にお持ちくださったため、リング本体しかない場合よりは良いポイントとなりました。

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査定ポイントとして惜しかったところ

さてここまで査定の際にプラスとなったポイントを挙げましたが、逆に惜しかったポイントもあったので一緒にご紹介します。

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①ギャランティーを無くしてしまっていたこと

今回最も惜しかったのが、ギャランティーカードが付属していなかったことです。

ギャランティーカードとは、正規ルートで販売された品物の品質を保証する証明書のこと。簡単にいうとその品物が本物であることを保証する証明書です。

ジャンルによっては偽物が多く存在する中古市場ではこのギャランティーカードが大きな意味を持ち、あるのと無いのでは買値も売値も大きく変わってきます。

幸い今回はお買取りすることができましたが、ブランドによっては受付けの時点でギャランティーが無いために査定をお断りする場合もあります。

またROLEX(ロレックス)やOMEGA(オメガ)といったハイブランドウォッチは、ギャランティーの有無によって買取金額が数万円変わるケースがほとんどです。

そのため、もしこれからハイブランドアイテムの購入を考えていらっしゃる方がいましたら、購入後付属品にギャランティー、もしくは保証書や証明書といった言葉が書かれているカードや紙があった場合は、いつか売る売らない関係なく大切に保管されることを強くおすすめします。

そして今現在手元にはないけれど、購入した時にギャランティーが付いてきたものの売却をご検討中の方は、少しでも高く売るために一度お家の中を探してから買取店に持ち込むことをおすすめします。

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②リングとしてのサイズが小さかったこと

実は買取査定でポイントとなるものに「リングのサイズ」があります。

今回のB-zero1は表記サイズが49号で日本サイズでは9号にあたります。

日本人、特に女性の方にとっては馴染みのあるサイズ感ですが、世界的に見ると結構小さいサイズに分類されます。

BVLGARIやCartier(カルティエ)といった世界的に人気なブランドのリングは、中古市場で海外の方が購入する場合もあります。そのような時、アメリカやヨーロッパなどの外国人の方達は日本人よりも体格が大きい方が多いため、自然と大きいサイズのリングの方が売れやすくなります。

特にB-zero1は男性女性問わず人気のアイテムなので、男性の指にも合うようなサイズだとより高価買取に繋がりやすいです。この点が少し惜しかったですね。

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