【 かんてい局 新潟上越店 】

本日は上越地域のお客様よりご依頼を頂き、出張買取に伺わせていただきました！

ご実家の解体を予定しているそうで、本格的な工事前に最後のお片付けをしているとのお話でした。

「大きくはないけど、とにかく数が多くてとても運びきれない！」ということでご相談を頂き、実際に伺ってお査定、お買取りさせていただきました。

季節物の雑貨品や古い時計、食器類、アクセサリーなど、大量にお買取りさせていただいたのですが、本日はその中からモンブランの万年筆をご紹介させていただきます！

今回お買取りさせていただいたのはモンブランのマイスターシュテュック 149です。

マイスターシュテックシリーズの中でも最も大きなサイズで、1924年の発売以来シリーズを代表するモデルとして人気を誇るモデルです。

サイズも重量もあるので胸ポケットに入れて持ち歩いたり、持ち歩いて出先でさっとものを書くといった用途には向きませんが、腰を下ろして集中して書き物をするのに適した安定感のある造りです。

そんなマイスターシュテュック149ですが、発表から現在に至るまでに何度か細部の変更が行われています。特に違いが分かりやすいのがペン先で、ペン先の配色や表示を見ると大まかな製造年代が分かります。

例えば今回お買取りさせていただいたモデルを見てみると、フチのみが金色のいわゆる「中白」のペン先に「14C 585」の表記があります。

149に中白のペン先が使われていたのは1970年代から1990年代の中頃までものようです。さらにその期間で14金の表示に「14C」が使われていた時期ということで、こちらは1970年代の終わり頃から1980年代の中頃の製造の可能性が高い、ということが分かります。

さて、今回お買取りさせていただいた149はケースに入れたまま長期間保管していたとのことでした。

40年近く昔のものということで、ケースの方は経年による汚れや劣化が見られましたが、万年筆自体はかなり状態が良く、大きな傷や汚れ、ペン先の腐食なども見られませんでした。

また状態面だけでなく、149はヴィンテージモデルから現行モデルまで製造年代を問わず根強い人気がある、ということも加味して、今回は2万円でお買取りさせていただきました！

かんてい局上越店では、モンブランやデルタ、シェーファーなど、ブランド万年筆のお買取りを行っています！

進学・就職などのお祝いとして貰ったけれど使っていないものや、以前は愛用していたけれど、最近はスマホやパソコンばかりで使わなくなってしまったものなど、ぜひかんてい局上越店にお持ちください！

皆様のご来店、お待ちしております！

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