【 かんてい局 新潟上越店 】

 

本日は上越市内からお越しのお客様より、Pt900 2.0ctダイヤモンド付リングをお買取りさせていただきました！

ダイヤは宝石の中でも特に人気が高いため、ダイヤ付きのアクセサリーをお買取りさせていただく機会も多いのですが、その中でも2.0ctはなかなかお目にかかることのない大粒です！

例えば、日本で婚約指輪に使用される一粒ダイヤの平均が0.3ctと言われているので、2ctはまさに桁違いですね。

 

宝石の中でも特に高級で貴重なイメージのダイヤですが、ダイヤの価値が何で決まるかご存じでしょうか？

ダイヤの価値はカラット、カラー、カット、クラリティの4つの要素で決まります。この4つの要素はすべてがアルファベットのCから始まるため「4C」と呼ばれています。

この「4C」という言葉は聞いたことがある、という方も多いかもしれませんね。

折角なので今日はこの「4C」についてご紹介したいと思います！

 

まずはカラットです。原石が大きければそれだけ大きなダイヤをカットすることが出来ますが、ダイヤの原石自体が希少なうえ、さらに大きなものとなると非常に珍しいものになります。そのため一粒のカラット数が大きいものは希少価値が高く、貴重なものとなります。

ところで「カラット」という単位、よく通販番組などでも「何カラットの大きなダイヤ！」という風に使われるので、サイズを表していると思ってしまいがちですが、実はカラットは宝石の重さを表す単位です。

ちなみに1ct＝0.2ｇと国際規格で決まっています。

質量が増すと当然サイズも大きくなるので、カラット数が大きいほどサイズが大きい、というのも全くの間違いではないのですが、1カラット、2カラット、3カラット……と並べたときに大きさも2倍3倍と大きくなるわけではありません。

 

2つめはカラーです。ダイヤと言えば無色透明のイメージですが、実際には完全な無色透明のものは少なく、薄く黄色がかっているものがほとんどです。

ダイヤは炭素原子によって構成されているものですが、地中でダイヤが形成されるときに別の元素が混じることがあります。それらが炭素に影響することによって色が付いてしまいます。

この色味がどう出るかはコントロールが出来ません。そのため、基本的に全く色味の入っていない無色透明に近いものほど評価が高く、色味が強くなるほど価値は下がってしまいます。

色味が強く、黄色やブラウンがかったダイヤも、落ち着いた色合いで主張が強くなりすぎず身に着けやすい、という良さはあるのですが、お買取りの場合は無色透明であるほどお値段が付きやすくなります。

 

3つめのクラリティは透明度に対する評価です。

ダイヤは熱や地球深部の圧力などによって長い時間をかけて形成されます。その過程で、インクルージョンという内包物や、ブレミッシュと呼ばれる傷やヒビ、欠けなどの外的要因がダイヤに生じることがあるのですが、これらはダイヤの透明度を下げ、輝きを損なう要因となってしまいます。

傷や内包物は高倍率のルーペで見てようやくわかる微細なものから、肉眼でも確認できるものまで様々ですが、その量や大きさ、場所などを見て、透明度が高いほど希少で価値があるもの、と判断されます。

 

最後にカットです。4Cでの「カット」はダイヤの外観やカットの技術、仕上げがダイヤの輝きを最大限引き出す正確なものになっているかをグレーディングするものです。またグレーディングの対象になるのは「ラウンドブリリアントカット」となります。

ラウンドブリリアントカットは光学的に最も効率よく内部で光を反射し、ダイヤの輝きが強くなるように計算されています。ですがカットは職人の手作業のため、中にはプロポーションが正確でなかったり、ずれや歪みが出ることもあります。

カットに難のあるダイヤでは、正確にカットされたものと比べて光がうまく反射せず輝きの弱いダイヤになってしまい、ダイヤとしての価値が下がってしまいます。

 

基本的には4Cそれぞれのグレードが高くなるほど希少性の高いダイヤである、と判断され、4つすべての要素を総合して価値が決まります。つまり、1つの要素で同じグレードと判定されていても、その他3つの要素でグレード差があれば価値に差が出てしまう、ということですね。

そして個々のダイヤがどんなグレーディングを受けたのかを証明する書類が「鑑定書」です。「鑑定書」はダイヤのみに発行され、「ダイヤの品質を証明する書面」です。

ちなみに、よく似た名前で「鑑別書」というものもあります。こちらはダイヤに限らず宝石全般に発行され、「宝石の種類や大きさ、産地、あるいは天然なのか人口なのか」などを記載したもので、鑑定書とは全く別のものになります。

 

かんてい局上越店ではダイヤをはじめ、宝石類の付いたアクセサリーも積極的にお買取りさせていただきます！

鑑定書や鑑別書の有無や、お品物の状態に関わらず、どんなものでも1点ずつしっかりお査定させていただきます。

もちろん、金やプラチナで作られたネックレスやリング、イヤリングなど貴金属製のアクセサリーも大歓迎です！

もう使わなくなってしまったものや、プレゼントされたけれど趣味に合わないもの、遺品として出てきた古いものなど、ぜひお気軽にお持ちください！

 

皆様のご来店、お待ちしております！

 

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