刻印があるのに金じゃない?簡単!金とメッキの見分け方【かんてい局 新潟上越店】

IMG_0531(1)
店舗名 上越店
商品名 K18刻印入り ペンダントトップ
ブランド名 偽物【貴金属】
買取価格 ¥-

【 かんてい局 新潟上越店 】

本日ご紹介するのはK18刻印入りのペンダントトップです。

こちらはアクセサリー類を大量にお持ちいただいた中にあったもので、金具部分に【K18】の刻印がされていました。

ですがこのペンダントトップ、調べてみたところ金ではありませんでした!

 

アクセサリーの素材としてはもちろん、ここ数年は現物資産としても非常に人気の高い金ですが、残念ながら今回のように悪意のある偽物も中には存在しています。

今回はメッキと本物の金を見分けるための簡単な方法と目安をご紹介したいと思います!

金製品のご購入を検討されている方や、お手元のアクセサリーが本物の金か気になっている方はぜひ参考にしてくださいね。

※買取金額はお品物の状態・付属品・市場相場などにより日々変動いたします。目安としてお考えください。

⇩お気軽にご質問下さい

 

お品物の詳細

品名:ペンダントトップ

刻印:金具部分に「K18」

今回のペンダントトップは金具の部分にK18の刻印があり、色も金色ですし、一見すると金製品のように見えます。

コインやミニバーを使った貴金属のアクセサリーは珍しくありませんし、K18の刻印もあるので金製品としてお買取り、と言いたいところですが、よく見ると刻印付近が変色しているのがわかります。

実はこの変色は試金(素材を確かめる検査)をした跡なのですが、本物の金であれば硝酸が付いても溶けることはありませんし、仮に強く擦りつけて表面が削れてしまったとしても削れた内側まで金色のはずです。ですがこちらは硝酸に反応して塗装が溶けて、下の金属が見えています。

実際に持ってみた感触も軽く、比重計も反応しませんでした。

こちらは【金の偽物】ということでお値段のつけられないお品物だったのですが、今後の参考にするために無料で引き取らせていただきました。

⇧トップに戻る

 

⇩買取価格を知りたい方はこちらから

確認ポイント

今回見つかったペンダントトップは刻印があるのに偽物という悪質なものでしたが、こういった悪意を感じる偽物でなくても、たまたま見つかったものだから金かメッキかわからない、というお品物がお手元にある方も多いのではないでしょうか?

内部まですべてが金で出来ている本物の金製品と、別の金属の上に薄く金を張り付けた金メッキではぱっと見はよく似ていても、お買取りでの扱いは全く変わってしまいます。

今回は簡単に試せる見分け方を紹介するので、ぜひ皆様もお試しください!

⇧トップに戻る

 

①刻印を確認する

まずはお品物に刻印があるか確認しましょう。

まれに刻印がされていない金製品や、経年で刻印の文字が判読できないものもありますが、リングやネックレスなどのアクセサリーの場合、刻印のないものは金ではない可能性が高い、と言えます。

日本製品に多いのはK24、K18など、「Kの後ろに数字が付く」刻印です。カラーゴールドの場合はK18WG(ホワイトゴールド)、K10PG(ピンクゴールド)など、最後に色を表すアルファベットが追加されている場合もあります。

また、いわゆる金メッキであれば最後に「GP」、あるいは「GF」が付きます。GFの刻印は正確に言えば金メッキではなく「金張り」という別の技術なのですが、どちらも別の金属の上に金を張ったもの、という点は変わりません。

海外製品の場合、欧米のものであれば917や750など1000分率で表示されているのが一般的です。また、日本の造幣局が検査した証であるホールマークも1000分率が採用されていて、日本国旗に1000分率の刻印があるものは非常に信頼のおける製品と言えます。

製造が中国や東南アジアですと22K、18Kなど、「数字の後ろにKが付く」刻印もあります。こちらはまれに偽物があるため、少し注意したい刻印です。

このように刻印があってもその刻印が信頼できない、ということもあるため、刻印があれば安心、とは残念ながら言いきれません。実際今回のように比較的信頼できる刻印の書き方でも偽物、という場合もあるのですが、基本的には「刻印がある=金の可能性が高い」と考えられます。

ただ、刻印は非常に小さく、肉眼では何か書いてあることは分かっても何が書いてあるかまで読み取れないことがほとんどです。お査定では倍率の高いルーペを使って確認するのですが、ご自宅でそこまでの確認はできない……ということもあると思います。

なので、次にもっと簡単な方法をご紹介します!

⇧トップに戻る

 

②磁石を当てる

非常にお手軽ですがそれなりに確実な方法です。純金はもちろん、銀や銅といった割金として金製品に使われる金属の多くは磁石に反応しないものです。ですが、メッキ製品のベースに使われている金属は磁石に反応するものの場合があります。

それなりに確実、と表現した理由がそれで、ベースの金属が銀や銅、錫などの磁石に反応しない金属ですと、メッキ製品であっても磁石で判別できません。また、メッキ加工によって反応しづらくなっている場合もあります。

磁石だけで正確な判別をすることは出来ませんが、大まかに仕分けするには有効な方法です。

⇧トップに戻る

 

③重さをみる

次に簡単なのが、重さから見分ける方法です。

メッキ製品と本物の金では持った時の重さが全く異なります。金は非常に重量のあるものなので、持った時に見た目以上に重さを感じる場合は金の可能性があります。

これはとても感覚的な見分け方になってしまうので、金製品を見慣れている方や、確実に金だとわかっているもので同じサイズ感のものがある場合でないと判断が難しいという難点もあります。

これはあくまで感覚的にそう思う、という判断なので、正確とは言えませんし、チェーンの細いネックレスや細身のリングでは金製品であっても持ってわかるほどに重さがない、という場合もあります。

とはいえ、本格的に秤を使ったり比重を計算したりという方法に比べると格段に手軽に確認できるので、あくまで一つの目安ではありますが、ぜひ試してみてくださいね。

⇧トップに戻る

 

④お店で確かめる

ここまでご自宅でも試せる方法をご紹介してきましたが、あいまいな方法じゃなくて、はっきりわかる形で確認したい!という場合、やはり買取店でお査定をしてもらうのが一番確実です。

かんてい局上越店では専用の比重計や試金のできる設備と経験豊富な査定員がおりますので、しっかりお調べすることができます!

もし金ではあるけれど店頭の設備だけでは詳しい部分がわからない、という場合でも、ご要望に応じて専門業者での分析依頼も承っております。成分分析には1週間前後お時間いただいたり、検査費用など諸経費をいただく場合がありますので、興味のある方はぜひご相談ください!

買取店で見てもらったら売る気がなくても売らなきゃいけない……というイメージをお持ちの方もいらっしゃるかもしれませんが、かんてい局上越店では金かどうかの確認だけ、お査定だけ、というご依頼も大歓迎です!

もちろん無料で承っておりますので、お気軽にお声がけください!

⇧トップに戻る

 

※金の「偽物」ってどんなもの?

ここまで本物の金と偽物の見分け方についてお話してきましたが、そもそも金の偽物ってどんなものをいうのだろう?と思った方もいるのではないでしょうか?

なので、最後に「偽物」と言われる中でもよくあるパターンを2つご紹介したいと思います!

 

まず1つ目は「金メッキに金の刻印をしている」ものです。今回のペンダントトップもこれに当たります。

先ほど紹介した通り、金メッキの製品に刻印をする場合は最後に「GP」や「GF」など、メッキであることを示す文字を入れなければいけません。

全く刻印がないか、「K18GP」のような表示になっていればメッキの製品でも何の問題もないのですが、中にはメッキを示す文字を省いた悪質なものがあります。

より質の悪いものだとベースに比重が金に近いものを使ったものもあり、比重計でははっきり偽物とわからない、なんて場合もあります。

ですが、基本的に金メッキは表面にごく薄い金が張ってあるだけなので、試金石を使えばすぐに金ではないことがわかってしまいます。

 

2つ目は「刻印の表示よりも実際の品位が低い」もので、「刻印は22Kだけど実際の品位はK18相当だった」というパターンですね。

刻印と実際の品位に差があっても金製品であることに違いはありません。ですが、これもより品位が高いもの=本来の価値より高いもののように見せている偽物になります。

このパターンの場合、金であることは間違いないのでメッキとは違い試金石ではわからないのですが、比重計にかければ刻印と品位が違うことがとすぐにわかります。

ただ、今言ったように金であることは間違いないので、お査定では実際の品位に沿ったお値段でお買取り、となります。

 

ちなみに、どちらのパターンも「数字の後ろにK」が付く刻印、いわゆる「あとK」で見られることが多く、注意が必要です。

「あとK」は中国や東南アジアなどの製品に多く見られる刻印です。あとKのすべてが偽物というわけではありませんが、金のご購入を検討されるときは少し気にしてみると良いかもしれませんね。

⇧トップに戻る

 

スタッフコメント

今回は金のお買取りで切っても切り離せない「メッキと本物」についてお話させていただきました。

メッキの製品は人気のあるブランドから出ているものであればブランドアイテムとしてお値段付くこともありますが、残念ながらなかなかお値段の付かないものになってしまいます。

ですが、金っぽくない……でももし金だったら……と悩んでいるよりも、一度思い切ってお査定に出してはっきりさせてしまうのもおすすめです!

金でなければ安心してお片付けもできますし、もし金であればそのままお買取りもさせていただいたり、もちろんまだ手放したくない!というものであればお持ち帰りもOKです。

お査定は何点でも、何度でも、無料で承っておりますので、ぜひお気軽にご依頼ください!

 

皆様のご来店、お待ちしております!

⇧トップに戻る

 

⇩その他の買取実績ページはこちらからどうぞ!

店舗情報

お近くの店舗、店頭買取、質預かり(融資)などはこちらをクリック

質屋かんてい局 新潟上越店 (Pawnshop Kanteikyoku niigata joetsu)

〒943-0173

新潟県上越市大字富岡539-7(GoogleMapで開く)

上越ウイングマーケットセンター内

Tell:025-546-7823

営業時間 10:00~19:00  水曜日定休(不定期研修・一部夏季・年末年始除く)

 

お品物がたくさんある方や遠方のお客様は出張買取宅配買取もご利用いただけます。

お気軽にご相談ください!

新潟市中央区・新潟市東区・新潟市西区・新潟市南区・新潟市北区・新潟市港南区・新潟市秋葉区・新潟市西蒲区・村上市・胎内市・新発田市・阿賀野市・燕市・五泉市・加茂市・三条市・見附市・長岡市・柏崎市・小千谷市・魚沼市・上越市・十日町市・南魚沼市・糸魚川市・妙高市・佐渡市