【 かんてい局 新潟上越店 】

 

本日は天皇陛下御在位60年記念 10万円金貨をお買取りさせていただきました！

こちらは上越市内からお越しのお客様がお持ちくださいました。

ご家族の方がコインのコレクションをされていたそうで、「その中からよさそうなものを1枚持ってきました！」とのことでした。

 

こちらは名前の通り、昭和天皇の在位60年を記念して発行された10万円金貨です。

昭和61年から62年にかけて1,100万枚が発行され、発行当時は抽選販売が行われるほど人気の高いものでした。非常に流通量が多いことから、現在でも見かける機会が多く、国内外で数ある金貨の中でも特にメジャーなものになります。

皆様の中にも、実際にお持ちの方もいらっしゃるかもしれませんね。

品位はK24の純金製で、プラスチック製のブリスターパックに入って密封されており、簡単には取り出せないようになっています。

 

さて、金貨のお査定でお値段の一番の決め手になるのは、他の貴金属と同じく「品位」と「重量」です。ですが、金貨などのコインの場合、それに加えてコレクションアイテムとして希少性からくる、「プレミア」がお値段に反映される場合があります。

特に、何かのお祝いやイベントの記念としてその時だけ特別に発行される「記念金貨」は、発行される期間も数も限られるため、プレミアがつく可能性のあるものになります。

反対に、カナダのメイプルリーフ金貨やオーストリアのウィーン金貨など、「地金型金貨」と呼ばれるものは、毎年一定枚数発行されるため常にある程度の流通数があり、プレミアが付き難い傾向にあります。

今回お買取りさせていただいた御在位60年記念の10万円金貨も記念金貨に当たるのですが、先ほども触れた通り、こちらは流通数が非常に多いため、残念ながらプレミアはほとんどつかないものとなってしまいます。

上越店では金貨のお査定は、金としての価値と、コレクションアイテムとしての価値の両方を見せていただいて、よりお値段の付く方でお値段を出させていただいているのですが、皆様もご存じの通り、現在は金相場が高値を維持しているので、ほとんどが金としての価値でお買取りさせていただいております。

今回のように残念ながらプレミアの付き難い金貨でも、金としての価値に変わりありませんので、精一杯お値段付けさせていただきます！

 

さて、日本国内でも様々なイベンドや周年の記念として、様々な額面の記念金貨が発行されています。その中でも設定されている最も高い額面が10万円で、現在までに2種の10万円金貨が発行されています。

まず1つ目が今回お買取りさせていただいた、昭和天皇の御在位60年を記念したもので、もう1つが平成2年に現在の上皇様の御即位を記念して発行されたものです。

この2つは直径やケースの仕様、裏表のデザインなど、異なる点は様々あるのですが、最も大きく異なるのは「重量」です。

御即位の金貨の方が、御在位60年の金貨よりも重くなっており、当然ですが重量が増えた分だけお買取りの額も高くなります。

ちなみに、この2つの見分け方ですが、裏面にそれぞれ御在位か御即位か書いてありますし、そもそも重さが違うので量ればすぐにわかるのですが、もっと簡単に、見た目から判別する方法もあります。

それは、「表面の鳥が何羽いるか」です。

鳥が向かい合って2羽なら御在位の、翼を広げた1羽のみなら御即位の金貨になります。この見分け方なら、秤を使う必要もありませんし、光って見づらい細かい字を読む必要もありませんので、確認されるときの参考にしていただけると嬉しいです。

 

かんてい局上越店では、ただいま積極的に金貨のお買取りをしております。

今回ご紹介した10万円金貨に限らず、ワールドカップやオリンピックの記念金貨はもちろん、海外製の金貨や古い金貨も喜んでお査定させていただきます！

現在、金相場はこの10年間を上回る高騰を続けています。ですが、ここにきて相場の様子が変わってきており、この先は徐々に下がっていくのではないか、との予想がされています。

もちろん相場の先読みは非常に難しいので、予想を裏切って上がることもあり得なくはないですが、その保証はどこにもありません。

金の売却を考えているけれど、売り時を間違えたくない！という気持ちは、私たちもとてもよくわかります。上越店では、お査定だけでなくご売却に関するご相談も承っておりますので、お気軽にお声がけください。

もちろん、まずはお査定だけのご依頼というのも大歓迎ですので、ぜひ一度かんてい局上越店にお越しください。

 

皆様のご来店、お待ちしております！

 

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