K20 バックルをお買取りいたしました【かんてい局 新潟上越店】
店舗名 | 上越店 |
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商品名 | K20 バックル |
ブランド名 | 金【貴金属】 |
買取価格 | ¥165,000 |
【 かんてい局 新潟上越店 】
本日ご紹介するのはK20 バックルです。
こちらは上越地域からお越しのお客様よりお買取りさせていただきました。
以前はベルトにつけて実際に使っていたものだそうですが、使わずおいておくなら金が高いうちに、ということでお持ちくださいました。
今回は、こちらのバックルのお査定で注目したポイントに合わせて、金製品の豆知識も一緒にご紹介したいと思います。
金のご売却を検討中の方はもちろん、ご購入を考えていらっしゃる方の参考になれば嬉しいです。
※買取金額はお品物の状態・付属品・市場相場などにより日々変動いたします。目安としてお考えください。
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お品物の詳細
メーカー:不明
品名:バックル
品位:K20
付属品:なし
ベルトの太さとしては細身ですが、非常にインパクトがあり目を引くバックルです。
金のバックルは以前はよく見られたようですが、最近ではあまり見かけない珍しいものです。
バックル全体が金でできており、見た目のサイズ感以上にしっかりと重さがあります。
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査定ポイント
今回は金製品ということで、お査定で重要になるのが「品位」と「重量」です。
また、品位の高い金で作られたバックルというのは少し珍しいお品物になるのですが、実際お使いになられていたものということで、表面には擦れた跡や細かな傷が見られます。
この傷をお査定ではどう見るのか、皆様気になるポイントではないでしょうか?
今回はお査定のポイントに加えて、今回のお品物がどうして珍しいのかなどについても触れていきたいと思います。
①金のバックルは珍しい?
今回、バックルの裏面2か所に「K20」の刻印があったので、品位と重量の確認は非常にスムーズでした。
K20というと製品の8割以上が金という、非常に品位の高いものになります。
さて、貴金属と一口に言っても様々な形状のものがあります。よくあるものですと指輪やネックレス、少し変わったものになると小型の仏像なんて物もあります。
最初にも少し触れましたが、今回のようなバックルというのも、近頃はあまり見かけないものです。さらにバックルのような実用的な製品で金の品位が高い、というのもあまり多くはないため、こちらはちょっと珍しいお品物といえます。
以前、別の記事で純金の硬さについてご紹介したことがありますが、金というのは金属の中でも非常に柔らかい部類に当たります。純金になると人間の爪や歯でも傷つけられるほどです。
ですので、純金などの品位の高い金は、置物や金貨といった基本的に定位置で保管しておくものに使われていることが多く、何かとぶつかったり、擦れあう場所につけるものは、K18のような、加工向きである程度の硬さがあるものを使うのが一般的です。
また、ネクタイピンやバックルでは、可動部だけ鉄やチタンなどの丈夫な金属を使うこともあります。
金の特性と実用上の理由から、全体が品位の高い金で作られた今回のバックルは珍しいものになるのです。
②なぜK18が選ばれる?
では、なぜアクセサリーにはK18、つまり18金が多いのでしょう?
アクセサリーに18金が多いのは、金本来の美しさと加工するうえでの強度のバランスが良く、製品中の金の割合も多いので資産的な価値もあるという、非常にいいとこどりの品位だからです。
金は品位が高ければその分資産価値も上がりますが、柔らかく繊細な加工には向きません。傷や歪みなどの見た目を損なうトラブルも起きやすく、アクセサリーとするには不向きです。
逆に品位が下がれば金としてはお手頃な値段で入手でき、強度も増すので加工品としては優秀ですが、錆が発生したり後々資産とするには弱い、という面があります。
こうしてみたとき、これらのすべてのバランスが程よく保たれているのが18金、となるのです。
ちなみに、東南アジアなどではより資産価値を重視して、18金よりも22金が好まれる傾向があるので、もっと品位の高いものが欲しい!という方は、海外製品をチェックしてみるのも良いかもしれませんね。
③傷はマイナス?
さて、再度バックルを見てみましょう。
写真で見ると光の加減で見えづらいのですが、表面に擦れた跡や引っかき傷、押された傷など、細かなダメージが見受けられます。
バックルとして使う上で、機能面には問題ありませんが、見た目の問題を考えると少々気になる傷です。
バックルに限らず、指輪やネックレスでも、実際お使いになっている間に小さな傷ができてしまった、ということは当然あり得ることです。
お査定に来られるお客様の中にも、「古いし傷だらけだし、厳しいですか……?」と気にされる方がいらっしゃるのですが、実際のお買取りで傷が問題になることはほとんどありません。
今は貴金属の相場が高いので、「アクセサリー」としての価値よりも「金」としての価値の方が圧倒的に高く、お買取りの際も「金」としてお買取りさせていただいています。
この場合金の「品位」と「重量」を見てのお査定となりますので、古くても傷があっても、場合によっても壊れてしまっていても、金としての価値は変わらない、となるのです。
ただし、傷によって本来の重量が変わってしまう、ということもあります。そうなるとお査定も少々もったいないことになってしまいます。傷がないに越したことはありませんし、貴重なものでもありますので、できる限り大切に保管することをお勧めします。
④付いている石は?
こちらのバックルは金特有の色味も目を引きますが、中央で光る大ぶりな石も非常に印象的です。貴金属についている透明の石といえば、やはり王道はダイヤではないでしょうか?
私たちも「もしかしてダイヤ……?」と思い、さっそく確認させていただきました。
ダイヤなど宝石の場合金の品位同様、石に関する刻印がされていることがあります。よくあるのはカラット数の刻印です。
今回も確認してみましたが、それらしい刻印はありませんでした。
ですので、ダイヤとそれ以外を判別する専門の機材を使って確認してみました。
が、残念ながらこちらの石はダイヤではありませんでした……
もしこれがダイヤであれば、サイズもあるものですので、お買取りの金額も大幅アップが期待できたのですが、今回はただの綺麗な石、ということで、お査定の結果に影響することはありませんでした。
確認の結果ダイヤではありませんでしたが、バックル全体が金ということで、しっかり重量があるものでしたので、当日の相場から精一杯のお値段をお出しさせていただきました!
スタッフコメント
今回は残念ながらダイヤではない、という結果でしたが、「多分ガラスだと思うんだけど……」とお持ちいただいたものが実はダイヤだった!ということも実際ございます。
かんてい局上越店では貴金属だけでなく、ついているダイヤも見せていただき、石の大きさや質によってはダイヤの分も、しっかりお値段付けさせていただきます!
また、変わった形のものや、見かけない刻印のものなど、どんな貴金属でも喜んでお査定させていただきます。
今回の記事の中で、「今は金相場が高い」とご紹介しましたが、実は最近少しずつ金相場が下がり始めています。
この10年ほどの平均からみて、現在の金相場が非常に高値であることも事実ではあるのですが、その高値もいつまで続くかわかりません。この先しばらく下がっていって、大きく上がるのは難しいのではないか、という予想もあります。
ここ数年ずっと高いって言っているし、もう少し様子を見ようかな、と思っていると本格的に下がってしまって後悔……なんてことも、ないとは言えません。
もしご売却を検討されているのであれば、下がり始めで完全に落ち切ってはいない今が売り時です!
皆様のご来店、お待ちしております!
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店舗情報
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