18K・18刻印ダイヤ付きネックレスをお買取りいたしました【かんてい局 新潟上越店】
店舗名 | 上越店 |
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商品名 | 18K・18刻印ダイヤ付ネックレス |
ブランド名 | 金【貴金属】 |
買取価格 | ¥65,000 |
【 かんてい局 新潟上越店 】
本日ご紹介するのは18K・18刻印のダイヤ付きネックレスです。
こちらは上越地域からお越しのお客様よりお買取りさせていただきました。
この記事では「金とそれ以外をどうやって見分けてお買取りしているのか」について、こちらのネックレスを例にご紹介したいと思います!
※買取金額はお品物の状態・付属品・市場相場などにより日々変動いたします。目安としてお考えください。
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お品物の詳細
品名:ダイヤ付ネックレス
素材:金
品位:K18
付属品:なし
石の埋め込まれた大きな星形のトップが目を引くネックレスで、一見しただけでは貴金属ともただのアクセサリーとも判断しづらい外見です。
刻印を確認してみると、留め具の部分に小さなタグのようなものがあり、そこに消えかけの「18K」の刻印が、トップ部分には数字の「18」だけの刻印がそれぞれ見つかりました。ですが、どちらも金の刻印としてはあまり一般的なものではありません。
お査定でしっかり確認させていただいたので、今ではこちらが18金のネックレスであることがわかっていますが、お客様がご来店された時点では「金色をしているけれど正体不明」のネックレスでした。
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査定ポイント
貴金属の価格は、基本的に「材質」、「品位」、「重さ」の3点で決まります。
重さは基本的に秤にかければ確認できることですが、材質と品位に関してはお品物によって刻印を見たり、専門的な道具を使ったり、さまざまな方法で特定していきます。
本日は、材質がわからないお品物をどのように調べていくのかの方法に加え、刻印の豆知識も合わせてご紹介します。
①「K18」と「18K」
金のお査定でまず最初に確認するのが「刻印」です。
リングであれば内側、ネックレスであれば留め具のプレート部分やトップの裏面など、外からは見えづらい部分に小さく刻まれていることが多いです。
国内で流通している金の場合、24分率の「K18」や千分率の「750」などの刻印が多く、これらの刻印がついているものはその品質に信頼がおけます。
ですが、今回の刻印は消えかけの「18K」と数字の「18」の2つだけでした。
数字の「18」に関しては、いったい何が18なのかわかりません。さらに「18K」の方ですが、実はこの後ろにKが付く刻印のものには少し注意が必要です。
ここで、「K18」と「18K」って同じものじゃないの?と思った方も多いと思いますので、違いについて簡単にお話ししますね。
「K18」と「18K」は一見するとKが前についているか後ろについているかの違いだけで、どちらもいわゆる「18金」を指しているように思いませんか?
実は、Kが頭についているか、後ろについているかで、刻印の信頼性に大きな差が生まれるのです。
「K24」や「K18」のように頭にKが付くものは、その多くが日本国内で作られた信頼できる製品です。例えば「K18」であれば、「製品中に占める金の割合が24分の18=75%」ということを意味します。
対して、今回の「18K」のように後ろにKが付くものは、海外、主にアジア圏で製造されたものに多く、俗に「あとK」などと呼ばれます。
なぜこの「あとK」は注意が必要なのか、というと、あとKの製品の中には、表示されているよりも金の含有量が低いケースがあるからです。悪質なものになると「18Kと書いてあったのに、実際は含有量が低いどころか金ですらなかった!」なんてケースもあります。
もちろん、あとKの製品すべてが今あげた事例のようなひどいものではありませんし、表示通りのものもあります。ですが、いざ確認してみたら……という事例があるため、注意が必要なのです。
②材質を確認する
さて、今回のネックレスに話を戻しましょう。
金属の材質を確認する方法はいくつかあります。まず誰でもできる最も簡単なものが、「磁石をあてる」です。
金以外にも銀や銅なども磁石に反応しないので、磁石につかない=金とはなりませんが、少なくとも鉄にメッキを張ったものかどうかはこの方法で判断できます。
この方法はご自宅でも簡単に試せるので、気になる方は、磁石でお品物を傷つけてしまわないように注意してお試しくださいね!
今回も試しに磁石を近づけてみましたが、反応しなかったので鉄やメッキ製品ではなさそうです。
③比重計で確認する
次にお査定でよく行うのが、比重計を使う方法です。
比重計はある物体の空気中と水中での重さをはかり、導き出した比重から材質と品位を調べるものです。お査定の時に「お水につけてもいいですか?」と確認された経験がある方もいらっしゃるかもしれませんね。
キッチンスケールなどを使えばご家庭でも計算することはできますが、上越店では専用の比重計があるので、素早く正確にみることができます。
簡単かつ結果が出るのも早く、お品物に傷もつかないという非常に便利な方法なのですが、中が空洞になっているものや、石のついているもの、不純物が多かったり、金やプラチナに比重の近い金属が使われているなど、うまく計測できないものもあります。
また、比重計に入らないほど大きいものや、あまりに重いものには使うことができませんし、金糸などの細い糸状のものも、水中でばらけて広がってしまうため、調べることができません。
今回の場合、留め具はシリコン系のストラップについていて切り離せませんし、トップも石がついているので、どちらも比重計では確認することができません。
④試金石を使って確認する
比重計での計測ができないので、試金石を使うことにしました。
試金石は「那智黒石」という名前の通りの黒い石で、その物体が金かどうかを確かめるために使われるものです。金の判定法としては古くから使われてきた伝統的な方法です。
実際の使い方ですが、試金石に金属をこすりつけ、石に残った金属のこすれた部分に硝酸をかけた時の反応を見て確認する方法になります。鉄や銅、銀などの場合、硝酸で溶けて消えてしまうのですが、金とプラチナは溶けずに残ります。
試金石は、石付きのものや内部が空洞のもののような、比重計が使えないものでも確認できる、という利点がありますが、判定する際にお品物に傷つけてしまうという大きなデメリットもあります。ですので、上越店ではお査定の際に試金石を使わせていただきたいときは、必ずお客様に確認を取ってから行っております。
もちろん「傷がつくのは嫌!」という方は遠慮なくおっしゃっていただければ、無理にお願いすることは絶対にありませんのでご安心ください!
今回はお客様に少しこすらせていただけないかお願いしたところ、ご快諾いただいただけたので、トップ部分と留め具の部分を試金石で確認しました。
硝酸は非常に強い酸ですので、金やプラチナではなかった場合すぐに反応が出るのですが、留め具部分もトップ部分も、どちらも反応せずしばらくたってもしっかり跡が残っていました!
これでトップ部分と留め具の両方とも金でできていることが確定しましたので、当日の相場からお査定の金額をお伝えし、無事お買取り成立となりました!
スタッフコメント
上越店では、今回のように詳しい鑑定が必要な貴金属であっても、しっかり調べてお買取りさせていただきます。
今回は店内の機材で確認ができ、お買取り成立となりましたが、「さらに詳しく調べてほしい!」というお客様には、専門の業者による成分分析のご案内も行っております。
ただ、成分分析には平均して5日から1週間ほどかかることと、場合によっては検査の手数料をいただくことがありますので、その点はご了承ください。
かんてい局上越店では店頭でのお査定を無料で承っております。「手放すことをまだ迷っていて、値段を聞いてから考えたい……」という方は、まずはお査定だけのご依頼でも大歓迎です。
「査定してもらったら絶対売らなきゃいけないんだよね?」というご質問もよくいただくのですが、お査定の結果にご納得いただければお買取りさせていただきますが、「やっぱり持ち帰ります」ということもできますので、安心してお査定ご依頼ください!
また、お査定やお買取りに関するご相談、ご質問も承っておりますので、どうぞお気軽にお声がけください。
ここ数年高騰を続けていた金相場ですが、最近は少しずつ下がり気味になっています。
貴金属のご売却をお考えの方は、完全に相場が下がりきってしまう前に、ぜひかんてい局上越店にお持ちください。
皆様のご来店、お待ちしております。
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店舗情報
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