【 かんてい局 新潟上越店 】

 

本日はK18とPt900のコンビリングをお買取りさせていただきました！

こちらは上越地域からお越しのお客様よりお買取りさせていただきました。

 

今回のリングのように、貴金属の製品で時折見かける「コンビ」という言葉、皆様どんな意味かご存じでしょうか？

貴金属の「コンビ」とは、2種類以上の地金を組み合わせて作られた製品のことをいいます。

こちらのリングも金銀2色のリングにトップが金色と、一見しただけでもコンビらしさを感じるデザインですが、内側を見るとK18とPt900両方の刻印がされており、金とプラチナのコンビリングだということがはっきりわかります。

 

コンビは単一の材質で作るよりも、デザイン性の高いものを作ることができるため、リング以外にもブレスレットやネックレス、ブローチなどのアクセサリーでよく使われています。

異なる材質を使ったコンビのアイテムは、パッと目を引く華やかさがあり、アクセサリーにはもってこいです。ですが、お買取りのときには、どうしても金だけでできた物よりもグラム当たりの単価が安くなってしまう、というデメリットもあります。

コンビのアイテムの中にはそれぞれの材質で分割でき、それぞれに重さが確認できるものもありますが、多くは切り離すことが不可能な作りになっています。ですので、上越店ではコンビのアイテムは金とプラチナがそれぞれどれくらい使われているのかを考えて、お査定させていただいております。

 

さて、今回のリングですが、コンビ以外にも目を引くところがあります。

K18製のトップ部分に、小さな石がいくつか光っているのが、写真でも見えると思います。リングで石といえば、ダイヤを想像する方が多いのではないでしょうか？

石自体を確認し、リングの内側にも「0.044」と刻印があったので、このリングには合計で0.044ctのメレダイヤが使われていることがわかりました。

 

 

「メレダイヤって何？」「ダイヤとは違うの？」と思った方もいらっしゃると思うので、こちらについても少し説明させていただきますね。

「メレ」というのはフランス語で「小さい」という意味の「Melee」から来ています。つまり、メレダイヤというのは日本語で言えば「小さいダイヤ」という意味になります。

言葉の意味通り、「メレダイヤ」というのはアクセサリーのメインになる主石以外の、飾り用に使われる小さなダイヤのことを指します。

皆様のお手持ちのジュエリーにも、大きな主石の周りに脇石としてメレダイヤが使われているものがあるかもしれません。メレダイヤは小さくても大量の光を反射することから、主役を引き立てる重要な役割として重宝されてきました。

最近は大きな石をあしらった豪華で目を引くデザインよりも、どんなシーンやファッションにも似合うシンプルで洗練されたデザインが好まれるためか、今回のリングのように、メレダイヤのみを使ったアクセサリーもよく見受けられます。

どの程度の大きさまでをメレダイヤとするかについては、明確な基準が決まっていないため、国やメーカーなどによってまちまちですが、0.2ctを下回るとメレダイヤとして扱われることが多いようです。

メレダイヤも立派なダイヤに違いはないのですが、ジュエリーとして再利用するには、新たにカットしなおすことが難しい大きさになるため、0.2ct以上のダイヤと比べるとお買取りの際にはお値段が付きにくくなってしまいます。

今回は指輪に使われているのが合計でも0.04ct程と、1粒が特に小さなものでしたので、残念ながらお査定の結果に大きく影響することはありませんでした……

 

今回のリングの場合、残念ながらダイヤが大きなプラスになることはありませんでしたが、石の大きさや質によっては、ダイヤもお査定させていただき、お買取りの金額に大幅プラスさせてただくケースももちろんございます！

「持っているダイヤが大きいのか小さいのかよくわからない……」「綺麗な石がついてるけど、何の石かわからない……」というものでも、喜んで見させていただきます！

もちろん、金やプラチナなど貴金属のみのアクセサリーや、コンビのアイテムも大歓迎です！

「家族に譲ろうと思っていたけど、自分のお小遣いにしようかな……」「今のは飽きちゃったから、買い替えの軍資金にしたい！」という方、ぜひ一度かんてい局上越店へお持ちください！

 

実は、最近になって貴金属の相場が少しずつ下がり気味になって来ています。

相場の動きを予想するのは難しいことですが、この先どんどん下がっていってしまう、なんて可能性も十分あり得ます。

本格的に下がり始める前に、ご売却をお考えの方は早めのご来店をお勧めします！

 

皆様のご来店、お待ちしております！

 

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