【 かんてい局 新潟上越店 】

今回は糸魚川市からいらっしゃったお客様から、陶芸家の金井正先生作の「黄磁 立鶴」というお皿と、「青磁 青海」の花瓶をお買取りしました！

金井先生は上越市のお隣、糸魚川市(旧青海町)出身の陶芸家の方です。

重要無形文化財の保持者である「人間国宝」の一人である清水卯一先生の内弟子として5年間修業をされ、磁器を中心とした作品制作をされていました。

卓越した轆轤(ろくろ)技術と陶芸に対する熱い気持ちを持つ、地元では人気の作家でしたが、大変残念なことに2010年に急逝されました。

今回お買取りしたお皿も、金井先生が作品制作の中心とされていた磁器で作られていました！

磁器というのは、白色粘土にガラス質の長石、珪石を加えたもので、陶石を素材に用いるガラス成分を多く含むことで、薄くても石ものと言われるほど硬いのが特徴です。

上記した通り、磁気というのは白色粘土を使用するので、素地の色を生かし、鮮やかな色絵が施されることもあります。ですが今回は、黄磁という、全体的に黄みがかった色味の作品と、青磁という、全体的に青みがかった作品でした。

お皿の中心には2羽の立鶴が模られていて、優雅な立ち姿が美しい作品です。

花瓶には貫入と呼ばれる、陶器が焼かれた後に冷えていく過程でできるヒビのようなものが入っていました。落とした時にできてしまうヒビとは似て非なるものなのでご安心ください！

新潟県の作家さんの作品ということで、当店にご来店されるお客様にもお求めになる方も多いため、お買取り金額は目一杯がんばらせていただきました。

上越市近郊出身の作家さんなら今回の金井正先生の他にも、妙高市の陶芸家 高井進先生、五智窯の陶芸家 木村隆先生の作品も人気がありますので、お査定がんばらせていただきます！

当店では地元出身・地元に縁のある作家さんの作品をお買取りしております！

製作者が分からないものでも、お持ちいただければこちらでお調べしますのでお気軽にかんてい局 上越店までお持ちください！

皆様のご来店心よりお待ちしております！

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