2022/04/22

「足金刻印」リングのお買取りについてご紹介【かんてい局新潟上越店】

店舗名	上越店
商品名	中国足金刻印リング
ブランド名	金【貴金属】
買取価格	￥442,000

【かんてい局新潟上越店】

本日は「足金刻印」のリングをお買取りさせていただきました！

最近はなかなか見ない「足金刻印」とはどんなものなのか。また「足金刻印」アイテムをお買取りする際のポイントなどをご紹介させていただきます。

お手元に「足金刻印」のアイテムをお持ちの方はぜひチェックしてみてください！

　【目次】

・お品物の詳細「中国足金刻印リング」　

・査定ポイント

・①足金とは？種類と品位

・②中国製の貴金属アイテムの注意点

・スタッフコメント

⇩お気軽にご質問下さい

お品物の詳細「中国足金刻印リング」

アイテム名：足金刻印リング

品位：足金 (概ねK20相当)

製造国：中国

今回お持ちいただいた金のリングはどれも直径約2cm、厚み約1cmと最近の日本のジュエリーショップではなかなか見ないような、とても大振りのお品物でした。

またリングの形状は繋ぎ目のないキレイな輪…ではなく、金の板をロール状に巻いたというのがすぐに分かるような状態になっています。

そしてなんといってもお査定の際最大の特徴となるのが、内側に記された「足金」という刻印です。

「足金」とは、一体なんなのでしょうか？

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査定ポイント

上述したとおり、こちらのリングは金の刻印として日本で一般的な「純金」や「K18」といった刻印がなく、代わりに「足金」という刻印があります。

お査定の際はまずこの「足金」が何を示すのか。また、意味を調べたうえで確かに貴金属(金やプラチナの製品)であるのかを確認するのが重要となります。

それではリングの情報を一つひとつ確認していきましょう！

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①足金とは？種類と品位

「足金」とは中国で造られた金製品に記される刻印で、そのアイテムの品位(金の含有量)を示しています。

中国独自の刻印ですね。

中国の金の品位には「万足金」「千足金」「足金」と3つ種類があり、それぞれ「万足金＝K24(純金)相当」「千足金＝K21.6～K22相当」「足金＝K20相当」であると言われています。

ただこれはあくまでも”相当”。お査定の際もこの刻印たちは、およそそれくらいの品位であろうという手掛かりとして見ます。

これは足金という刻印が中国独自の基準によって彫られているものであり、また実際の純度に幅があることが多く見られるからです。

そのためお査定の際私たちは金の品位を確かめる専用の機器を使って、正確な品位で買取額を割り出します。

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②中国製の貴金属アイテムの注意点

上記でもご紹介したとおり、足金刻印は純度に幅があります。

例えば、製造元の中国では「千足金は千足金」で完結し価値が決まると思われるのですが、日本の一般的な基準で見ると「千足金はK21.6～K22相当」となります。一段階の違いとはいえ、その品位(純度)がK21.6なのかK22なのかで査定額は大きく変わってしまうので、専用の機器品位を確認することが重要となります。

加えてK18刻印のアイテムに偽物があるように、足金にも偽物が存在しています。

全く違う金属の表面に金張りを施して「足金のリング」などとして売られているものや、ネックレスであればよく品位が記されている金具の部分にだけ本物の金をパーツを使って、それ以外の部分は全てただの金色に塗られた金属でしかない…なんてものも実際に存在しているので、注意しなければなりません。

これらの実際の品位(純度)や素材の確認は手軽にできるものではありません。お手元にあるアイテムで気になるものがあれば、貴金属の買取を行っているお店に持っていって検査してもらうのがいいでしょう。

なお、かんてい局上越店では足金に限らず、様々な貴金属アイテムを無料でお査定しております！ぜひお気軽にご利用ください！

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