2023/07/09スタッフブログ

誕生石編　10月の誕生石①　オパールの種類や産地についてご紹介いたします!

かんてい局太宰府店です!

本日は、10月の誕生石　オパール　の産地や種類、買取ポイントについて書かせて頂きます。

皆さんご存知のオパールの意外と知られていない情報などもあるかと思いますので興味がある方は読んで頂けると嬉しいです(^^♪。

●オパールとは
●オパールの主な産地
●オパールの種類
■ライトオパール
■ホワイトオパール
■ブラックオパール
■ファイア(ファイヤー)オパール
■ウォーターオパール
■カンテラオパール
■ボルダーオパール
●オパールの処理の種類
●オパールの価値と買取価格
●オパールの注意点
●石言葉

●最後に
●かんてい局【公式】youtube
●LINE査定
●コロナ対策について

　参照：https://www.gia.edu/JP/opalh

《オパールとは》
オパールは、その神々しい輝きから「神の石」として古くから崇められてきたと言われてて来た宝石。
宝石の中に沢山の水分を保有する事で生まれる「プレイオブカラー」と呼ばれる遊色効果は見る角度で色が変化するのが特徴的です。
遊色効果は、オパールを構成している二酸化ケイ素の粒が水と混ざって格子を作り、この格子の中で光が乱反射することで起こる現象です。

英名　　opal
和名　　蛋白石（たんぱくせき）
産地　　オーストラリア
硬度　　5～6.5
色　　　無色・乳白色・褐色・黄・緑・青・オレンジ・赤など

《オパールの種類》

■ライトオパール
オパールでもっとも一般的なものが「ライトオパール」です。
安定した流通量があり、価格がリーズナブルな点も魅力。遊色効果が顕著で、形や厚みがある物が良いものが高品質と評価されます。

■ホワイトオパール
ライトオパールの中でも、発色が乳白色または白色のものを「ホワイトオパール」と呼びます。
ただ、ライトオパールとホワイトオパールは見た目にも判断が難しく、区別はあいまいになっており、ひとくくりに「ライトオパール(ホワイトオパール)」としてされたり、白色以外のオパールでも「ホワイトオパール」とされる場合もあります。

■ブラックオパール
ブラックオパールは、暗色の地色をしたプレシャスオパールを指します。
その名の通り、黒の地色が特徴的なオパールで、通常のオパールと同様に火成岩化堆積岩の間に珪酸を含んだ熱水が入ることによって生じた含水珪酸鉱物で、
表面に遊色効果が現れるプレシャス・オパールの一種です。
ブラックオパールは長年存在が知られていませんでしたが、1903年オーストラリア・ニューサウスウェールズ州ライトニングリッジにて発掘され、
今では世界中に高価な宝石として認知されています。

■ファイア(ファイヤー)オパール
プレシャスオパールのうち、黄色～オレンジ色に発色し、火が揺らめいているように見えるものを「ファイアオパール」と言います。
近年では、遊色効果のないものも、色合いによって「ファイアオパール」とされていますので注意が必要ですね。
メキシコ産のものは特に遊色効果が高く高品質とされている様です。

■ウォーターオパール
透明度が高く、地色がブルーのものは「ウォーターオパール」と呼ばれ、その名の通り、石の中にまるで水の様にしっとりとしており水滴が留まっているかのような美しさを見せます。
その見た目から「クリスタルオパール」と言われることもあります。

■カンテラオパール
カンテラオパールは形状によってまるで、卵のような愛らしい見た目をしたプレシャスオパールです。
カンテラとは、オパールの母岩のことで、メキシコで産出されたオパールを母岩ごと切り出して、丸型のカボションカットに仕上げたものが「カンテラオパール」です。

■ボルダーオパール
ボルダーオパールも母岩と共に切り出されて研磨されたオパールですが、カンテラオパールとの違いは、産地と母岩の種類。
カンテラオパールがメキシコを産出地とし、母岩が流紋岩（りゅうもんがん）であるのに対し、ボルダーオパールはオーストラリアを産地とし、母岩が堆積岩や鉄鉱石で成っています。
価値は模様のパターンによっても評価が変わります。

■コモンオパール
最後にご紹介するコモンオパールは、プレシャスオパールのような遊色効果を持たない不透明なオパールです。
宝石としての価値は少ないようで、工業用として研磨剤や断熱材などにも用いられます。

●オパールの処理の種類
樹脂含浸
有色樹脂を含侵させて色を変えます。ブラックオパールのような見た目にするのが一般的ですが青や緑等もあります。

砂糖液浸漬
砂糖液につけてオパールを炭化処理させブラックオパールのような見た目にします。

充填
割れ等に樹脂を流し込み見た目を透明感のあるものにします。

貼り合わせ
薄いオパールとプラスチック等を重ねて厚みのあるものにします。２層のものをダブレット、３層のものをトリプレットと言います。

●オパールの価値と買取価格※今回はブラックオパールの価格を記載させて頂きます。

ブラックオパールは「カラー」「クラリティ・透明度」「テリ・輝き」に加え「遊色効果」を総合的に評価します。
最初に重要となるのが「カラー」と「遊色効果」です。

ブラックオパールは、「カラー」「クラリティ・透明度」「テリ・輝き」に加え「遊色効果」を総合的に評価し買取価格を算出していきます。
今回は1ｃｔあたりの価格ではなく、ピースとして価格を記載させてていただきます。
地色については、グレー〜黒の範囲となりますが、その中でもより黒に近い地色のほうが評価が高くなるようです。
その上に現れる「遊色効果」については、現れる色の数がより多いことと、また模様の出方も重要です。
針先が集まったような小さなパターンよりも、大きめのモザイク模様のほうが評価が高くなります。
またその色合いにも評価基準があり、高い順に赤、オレンジ、グリーン、ブルーの順番で評価されます。
上記でもお伝えした様に品質により大きく変化しますが、Sクラスのブラックオパールで50,000円前後の価格が付きます。
当然、サイズが大きくなると上記価格より1ｃｔあたりの価格は上がって来ます。
10ｃｔUPのSクラスオパールだと買取金額1,500,000円程になるケースもありますが、
キズが多く、色が濁ったルースだとお買取り500円とういケースもあります。

洗練されて枠にセットされているととても美しく、当店でも自信をもって高額買取させて頂きます。
また、ハイブランドにセットされたサファイアも高価買取させて頂きますので、オパールの価値に詳しい鑑定士のいるお店で査定で査定を依頼してください。
お持ちの方は是非当店へお持ち下さい(^^♪。

●オパールの注意点
オパールの注意点は？
オパールには６～１２パーセントの水分が含まれててます。
そのため熱や乾燥に弱く、ショーケースのスポットライトの下や、エアコンの風の当たる場所に置きっぱなしにすると、
乾燥して割れてしまう場合がありますので保管には十分注意して下さい。
※乾燥を気にして水に浸けておく事は絶対にしないようにしてください。

●石言葉
10月の誕生石、オパールの宝石言葉は純真無垢」「幸運」「忍耐」「歓喜」「希望」、「安楽」。
ポジティブで自由なエネルギーをもつ象徴の石とされています。

●最後に
いかがでしょうか。

太宰府店にでは色々な種類のサファイア製品のお買取りをさせて頂いております。
オパールがセットされたジュエリーやその他、宝石の付いた指輪やネックレスをお持ちの方は是非当店へお越しください！