2023/04/30お知らせ

大人気☆Christian Dior クリスチャンディオール

こんにちは！

今回はファッションや美容に興味のある方なら一度は耳にしたことがあるであろう、フランス発のハイブランド「クリスチャンディオール」についてお話ししたいと思います。

クリスチャン・ディオールとは

フランスの高級ファッションブランドであり、創設者のクリスチャン・ディオールに由来します。

「女性たちに夢を与え、彼女たちを美しく装い、自信を持たせるためにファッションを創る」という思いから、生まれました。
ディオールのデザインは、女性の体型を美しく見せることに重点を置いており、フェミニンでエレガントなデザインが特徴的です。
1947年にディオールがパリで初めてのコレクションを発表し、その革新的なデザインと手法が話題を呼び、一躍注目を集めました。
ディオールは、ファッションだけでなく、香水、コスメ、ジュエリーなどの幅広い商品ラインナップを展開しています。
1988年には、世界最大ブランド複合企業ＬＶＭＨファミリーに属しています。

クリスチャンディオールの歴史

<ディオールの生い立ち>

クリスチャン・ディオールは1905年1月21日、フランスのグランヴィルに生まれました。彼の家族は裕福で、父親は化学工場を経営していました。
幼い頃から美術に興味を持ち、美術館に足繁く通い、絵を描いたり、洋服をデザインしたりしていました。

第一次世界大戦後、ディオールは政治学を学ぶためにパリに移りましたが、結局は美術に戻り、有名な画家フェルナン・レジェに弟子入りし、その後、ディオールはファッションデザイナーに転向し、ロバート・ピゲに師事しました。

第二次世界大戦中、ディオールは徴兵され、軍務に就きました。しかし、1940年にフランスがドイツに降伏すると、家族と共にロワール地方に疎開し、そこで妹のカトリーヌと共に、デザインや芸術について学びました。

1946年、戦後のフランスでディオールは、当時のファッション業界において、シンプルでエレガントなデザインを追求する流れに反発し、女性らしさを強調した「New Look（ニュールック）」というスタイルを提案しました。

ニュールックは、膨らんだスカートや引き締まったウエストラインなど、女性の魅力を引き出すデザインが特徴的で、多くの女性たちから絶大な支持を受ける中、自身のブランドを設立し、わずか10年で従業員1000名の企業に成長させモードの革命児ともいわれています。

クリスチャン・ディオールは1957年に亡くなりましたが、彼のブランドはその後も成功を続け、多くの有名人に愛されるファッションブランドとなっています。

〈シャネルvsディオール：フレンチラグジュアリーの戦い〉

フレンチラグジュアリーブランドの代表格であるシャネルとディオール。

シャネルは、ココ・シャネルによって設立されたブランドでシンプルでエレガントなデザインと高品質な素材が特徴です。
シャネルのアイコンとなるのは、リトルブラックドレスや2.55フラップバッグ、そしてシャネルNo.5の香水です。

一方、ディオールは、エレガントで華麗なデザインが特徴です。
ディオールのアイコンとなるのは、初代ディオールの代表作「ニュールック」や「ジャドール」の香水、そして「Lady Dior」バッグです。

シャネルとディオールは、どちらもフランスのラグジュアリーブランドの中でもトップレベルの地位を占めています。
どちらのブランドも、高品質な素材、優れた職人技術、洗練されたデザインを組み合わせた製品を提供しており、世界中のファッショニスタたちから熱い支持を受けています。

しかしながら、シャネルとディオールにはそれぞれの特徴があり、異なるターゲット層を惹きつける魅力があります。
シャネルは、シンプルでエレガントなデザインが特徴であり、幅広い年齢層から支持を受けています。
一方、ディオールは、若い女性たちから特に人気が高く、エレガントでありながらも大胆なデザインが多く、
女性らしさを強調した製品を展開しています。

第二次世界大戦後の復興期に、ディオールが提案した「ニュールック」は、従来のシンプルなファッションから一転して、
豪華でボリューミーなスカートやドレス、フィット感のあるジャケットなど、女性らしさを強調したファッションスタイルでした。

「ニュールック」は、当時の女性たちから大きな反響を呼び、ディオールを一躍有名にしました。また、戦後の経済復興期に、贅沢で豪華なファッションが求められたこともあって、ニュールックは社会的な意味合いも持っていました。

反対に当時、シャネルが示したスタイルは、女性をコルセットから解放し、マニッシュで動きやすいものでした。
ディオールがニュー・ルックを発表した時、シャネルは「あんなのダメじゃない！」と遠いスイスから怒りをあらわにしたといわれています。

彼女は後にモードの世界にもカムバックしますが、当時正反対のスタイルを提案していたココ・シャネルとクリスチャン・ディオールは、その後も頻繁に比較されるようになりました。

また、シャネルは、長年にわたって愛される定番商品が多い一方で、ディオールは、常にトレンドに敏感なデザインが特徴的です。
シャネルの定番商品である「シャネルNo.5」は、世界中で愛されるフレグランスの代表格であり、シャネルの象徴的な商品ですよね。

シャネルとディオール、どちらも魅力的なラグジュアリーブランドであり、その歴史と製品は世界中の多くの人々を魅了し続けていますね！

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クリスチャンディオールの人気バッグ

創業者クリスチャン・ディオールが「女性たちは美しいものを求めている」という信念のもと、ファッションを通じて女性の美を追求してきました。
バッグもその一環として、女性たちにより美しく魅力的になっていただくための重要なアクセサリーとして位置づけられています。
最初のバッグは、ショルダーバッグとハンドバッグがあり、すべて手作業で作られていました。

レディディオール

このバッグは、当時のイギリスのプリンセス、ダイアナ妃が愛用したことから、世界的な知名度を得ます。

Lady Diorバッグは、美しいレザーの外観と、キルティングデザインが施されたシリーズ。
チャームには、ディオールのロゴが彫られており、洗練されたデザインが印象的です。

当初「カナージュ・キュイール」という名前で1995年に始めて販売されたバッグは、瞬く間にディオールのアイコンバッグとなりました。
レディ・ディオールと改名されたのは、フランスのシラク大統領夫人がプレゼントしたことがきっかけです。
この時まだダイアナ妃は結婚前で、Lady Di（レディ・ディ）だったダイアナ妃はこのバッグをとても気に入り、ディオール本店にまで訪れて全色買い揃えていったという話まであったそうです。

レディディオールはクラシカルな装いにも合うようなデザインであることからドレススタイルであっても、カナージュステッチのアクセントによって
カジュアルな装いであってもコーディネートしやすいデザインで、ひとつもっているととても重宝できるバッグですね。

トロッター

ディオールが展開するシグネチャーパターンの1つで、「Ｄｉｏｒ」のロゴを用いた特別なデザインを施した商品群のことを指します。

トロッターの名前の由来は、トロットという古代の開催されていた馬車のレースで走る馬を意味しています。
トロッターラインには”１”や”２”といった数字がつけられていますが、トロットの騎手につけられている背番号からのインスピレーションだそうです。
一目でブランドが分かるデザインと右端に入った数字がポイントです。

この柄は、ジョン・ガリアーノがディオールのためにデザインしたもので、ブランドの象徴的な模様の1つとなっています。
このパターンは、アルファベットの「ＤＩＯＲ」を繰り返し重ね合わせたようなモノグラムであり、バッグや小物、アパレルなど、さまざまな商品に使用され、瞬く間に人気商品となりました。2006年に惜しまれながら廃版となっています。

ディオールオブリーク

ディオールオブリークは、トロッターのリバイバルデザインで、Dior(ディオール)では初となる女性アーティスティック・ディレクターとなったマリア・グラツィア・キウリによって手掛けられました。
トロッターがあまりにも大流行してしまったがゆえに下火になってしまったものを、マリア・グラツィアが復活させたのです。
特に若い世代に人気なので、古き良き時代の良いものは若者にも新鮮に映るのでしょうね。

また、2019年には、ディオールオブリークを使用した限定コレクションが発売され、注目を集めました。

オブリークの素材はキャンバス地なので、なんといっても軽くて丈夫！
しかしその製造過程はかなり精密でモノグラム柄のバランスが肝なので、カッティングには1ミリのズレも許されないという、厳しいチェックとテクニックを要します。

そんなオブリークのラインの中でも人気なのが、「ブックトート」。

ディオールが展開するトートバッグのシリーズのひとつで、大きめのサイズ感と真ん中にクリスチャンディオールの大きなロゴが特徴的なデザインです。
名前の由来は、トートバッグのサイズや形状が本を入れるのにぴったりだということからきています。
オブリークキャンバス以外にもカナージュエンブロイダリーやレザー、カモフラージュ柄など様々なバリエーションがあります。